11月8日、世界での新型コロナの感染者が、ついに「5000万人」を超えました。
ホワイトハウスでの感染も続いています。
メドウズ大統領首席補佐官の感染に続いて、ベン・カーソン住宅都市開発長官も新型コロナに感染しています。
カーソン米住宅長官が感染 大統領首席補佐官に続き―新型コロナ 時事
複数の米メディアは9日、ベン・カーソン住宅都市開発長官(69)が、新型コロナウイルス感染検査で陽性診断を受けたと報じた。
ウクライナの大統領も感染です。
ウクライナのゼレンスキー大統領は9日、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たことをフェイスブックで明らかにした。
自主隔離し、公務は継続するという。
トランプ陣営の法廷闘争の責任者も感染です。
もう要人の感染者だらけです。
トランプ米大統領の選挙陣営で顧問を務め、選挙結果をめぐる法廷闘争を統括しているデービッド・ボッシー氏(55)が、新型コロナウイルス感染の検査で陽性反応を示した。
トランプ氏の周辺では先週、メドウズ首席補佐官ら5人の陽性が判明。CNNは9日、カーソン住宅都市開発長官も検査で陽性になったことを確認していた。
愚かな法廷闘争なんてやめなさいというサインじゃないの?
今回のアメリカ大統領選挙では、フェイク・ニュースや動画が大量に拡散されており、選挙のデマが垂れ流されておりましたが、トランプ大統領の二人の息子が不正選挙の証拠をねつ造して拡散していたようです。
選挙を不正にねつ造しているのは、トランプ陣営です。
トランプ大統領の息子たち、選挙のデマ情報や動画を拡散。「トランプ票が燃やされた」ハフィントンポスト
選挙日以来、2人は虚偽情報の発信を続けてきた。
デマの多くは、アリゾナ 、ミシガン、ペンシルベニアなどの「スウィングステート」(激戦州)を標的にしている。
例えば、エリック・トランプ氏は、大統領への暴言を吐きながら80枚のトランプ票を燃やしている男性の動画をTwitterで共有。
ビデオはデマで、票は本物ではなかった。
バージニア州当局はこの偽情報の調査をしている。
こんなことを平然としているならば、フロリダも調べた方が無難かもしれない。
選挙を盗もうとしているのはトランプ陣営であり、選挙を不正なものにしているのもトランプ陣営です。
「ウィスコンシンの投票率が100%を超えた」
「選挙管理委員会が民主党を支持するために不法に投票を作成している」といった、根拠のない情報を広める息子たち。
トランプ大統領の支持者らによって拡散された「不正選挙」に関する情報は、報道機関の取材によって次々と虚偽だと明らかになっている。
もの凄い量のデマを垂れ流しているのです。
これはもはや犯罪です。
「バイデン氏に1823年生まれの197歳が投票」は誤り。大統領選の「不正疑惑」として拡散も… バズフィード
アメリカ大統領選をめぐり、「デトロイトでは1823年生まれで197歳の老人までバイデン氏に投票」という画像が拡散している。
しかし、これは誤りだ。
死者が有権者登録をし、死者が投票しているというのもデマですが、ファクトチェックにより、誤りであることが分かっています。
今回の大統領選に絡み、この画像を引用して「死人が投票した」などというのは誤りであると言える。
なお、そもそも「死者が投票できる」可能性は極めて低い。
投票用紙には署名が必要であり、死者の名前を記すことは、偽造であり、犯罪になるからだ。
米ファクトチェックサイト「Politi Fact」は、有権者名簿に死者が残っていたとしても、選挙委員会が情報を精査するため、実際に投票できる可能性はほとんどない、とする専門家の見方を伝えている。
死者が投票しているなんて、このようなデマを信じる人もあまりいないでしょうが、選挙に関わっている多くの善意の関係者の目を盗み、出し抜くのは、ほぼ不可能であり、むしろこういったデマを流す者に問題がある。
CNNもファクトチェックをしており、死者が投票した件など一件もなかったと言っています。
米選挙で死者が投票したとの情報拡散、実際に調査した結果 CNN
CNNはそのリストに記載された1万4000人あまりのうち、最初から順に25人、あとはランダムに25人の計50人を調査した。
まずはミシガン州の有権者情報データベースを通じて氏名を照合し、その後その人々が死亡しているかどうかを公的に入手可能な情報と照らし合わせた。
CNNがこの主張やその根拠を分析した結果、1つの実例も見つけることができなかった。
つまり意図的にバイデン側の不正を印象づけようとして、ねつ造した情報を垂れ流していたわけですが、これは犯罪でしょう。
ほとんどトランプ陣営が関与しています。
SNSでも同様ですが、この選挙に不正があったかのようなデマを拡散している者のアカウントがバンされています。
開票作業が続く米大統領選をめぐり、不正があったかのような内容を拡散する日本語のツイッター投稿に、ツイッター社が「警告」ラベルを付している。
アカウントが停止されているのは、大抵トランプ陣営です。
ねつ造しているのは、トランプ陣営なのです。
6日には、トランプ政権の元幹部が関わるツイッターのアカウントが停止になったことが明らかになった。
バノン氏は、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長と米連邦捜査局(FBI)のレイ長官を斬首すべきだと言及。
暴力を誘発する投稿は規約違反に当たるため、ツイッター社はバノン氏が関わるこのアカウントを停止した。
トランプ氏の支持者らは4日、「ストップ・ザ・スチール(選挙を盗むのをやめろ)」というFB上のグループを結成。
5日には参加者が30万人以上に達した。
FBは朝日新聞の取材に対して、このグループを5日に削除したことを明らかにし、「このグループは選挙過程の正当性を傷つける目的で組織され、参加者からは暴力を呼びかける動きもあった」(FBの広報担当)と説明した。
斬首しろだって。
選挙の結果を受け入れず、不正をねつ造し、大衆を扇動しているのは、ほとんどトランプ陣営なのです。
70才も過ぎて、正義で何もすることがないのに、そんな不正をしてまで権力が欲しいものですかね。
正義でやることないのに。
巨大な権力に、ただむらがろうとする醜い老人です。
あの世で坂本龍馬も言っていたと思いますが、大統領や大臣は20代、30代にやらせろ、と。
大臣や大統領は、30代、40代でいいんだよ、と。
どんどんやらせろ、と。
年よりは、もう全部サポートに回れ、と。
20代、30代で大臣になれると分かっていれば、若い時から一生懸命勉強するんだよ、と。
遊びゃしないんだよ。
それを60過ぎて、大臣、70過ぎて大統領なんて、こんなことが初めから分かっていれば、誰が若いうちから一生懸命勉強するんだよ、と。
60過ぎて新人議員なんてやめろ、と。
そうじゃないか、さすが菩薩、いいこと言う。
トランプ陣営は根拠のない場当たり的なその場の気分で発言するため、テレビ中継も途中で打ち切られています。
大統領みずからが根拠のないデマ情報で大衆を扇動している。
要するに幼稚なんでしょうね。
しかも昨日の9日、トランプ陣営は会見を開いておりますが、ここでもテレビ中継が途中で打ち切られています。
バイデン氏は、選挙は終わっているといい、トランプ陣営は、選挙は終わっていないと言っています。
2度目の中継打ち切りですが、放送事故か。
まるで話の通じないカルトみたいですが、テレビ側も途中で中継を打ち切るというのは、よほどのことです。
しかして結果が揺らぐことはないわけであり、連邦政府一般調達局(GSA)が、勝者を認定した時点で終了です。
ブルームバーグは、AP通信が認めたアリゾナ州のバイデン勝利の数「11名」を加えた「290名」の選挙人を獲得したと報じています。
日テレはこれです。
ABCはこれです。
BBCはこれです。
そして「270 to win」はこれです。
初めは接戦かと思われましたが、ふたを開けてみれば、バイデン圧勝でした。
かつてトランプ大統領は「アプレンティス」という番組で「お前はクビだ !(You’re Fired ! )」という言葉を決め台詞にしていました。
するとこう報道されています。
ハンター・バイデン疑惑を報じたニューヨーク・ポストに言われています。
結局、「赤い蜃気楼(レッド・ミラージュ)」で圧勝です。
トランプ大統領は、あくまで法廷闘争をやるようですが、選挙結果が覆ると思っている者はほとんどいません。
トランプ米大統領、敗北を認める予定は当面なし=関係筋 ロイター
共和党は来年1月5日の上院での決戦投票のために口をつぐむか、トランプ氏の言動に乗るかどちらかです。
複数の共和党関係者は、潔く去らないことによって大統領のレガシーに汚点が残り、今後の政治人生が損なわれることを懸念している。
ある共和党議員は、「痛々しい負け犬だと思われてしまったら、2024年の再出馬のチャンスがなくなる」と語った。
これまで全面的にトランプ氏を擁護してきたフォックス・ニュースの司会者ローラ・イングラハム氏は6日、「万が一その時が来たら」という前置きをしてから、大統領にこう呼びかけた。
その時は、好ましくない結果を「品性と落ち着きをもって」受け入れる必要があると。
ウォールストリート・ジャーナルの編集委員会は、不正投票を訴えるには証拠が必要だと指摘した。
民主党はこういっています。
バイデン氏が米大統領選の勝利宣言、団結約束-トランプ氏敗北認めず ブルームバーグ
シューマー民主党上院院内総務はトランプ大統領に敗北を認めるよう求めた。
「あなたは負けた。悪あがきはするな。家に帰れ。フロリダの家に戻れ。
事を遅らせるな。
選挙についてうそをでっち上げるのはやめよ」と7日、ニューヨークでの記者会見で述べた。
また選挙は「公正だった。不正行為はなかった」とし、トランプ氏に対し
「あなたは負けた。はっきりと負けた。米国はもう、あなたを忘れて前に進まなければならない」とし、
「ドナルド・トランプという名の独裁的で不誠実かつ思いやりのない大統領があと4年のさばることがなくなり、やれやれだ」とも述べた。
結局、ブッシュ氏はフセインを捕らえ、オバマ氏はビンラディンを捕らえ、トランプ大統領は新型コロナに感染した。
つい、うけたので、特に口をとがらせた写真が。
トランプ大統領の法廷闘争への支持は、あまり広がっていないようです。
トランプ氏に誤算 「法廷闘争」支持広がらず―ひいきのメディアも冷淡・米大統領選 時事
米大統領選は7日、共和党のトランプ大統領の敗北が決定的になった。
郵便投票をめぐる不正を訴え、法廷で「徹底抗戦」する同氏の戦略は正当性や大義を欠き、世論の支持は広がらなかった。
最後にトランプ氏のはしごを外したのは「親トランプ」メディアだった。
7日午前、各社がバイデン氏の「当選確実」を伝えると、FOXも含めほとんどのメディアがバイデン氏に対して「次期大統領」「第46代大統領」という呼称を使用。
権力移行の流れは阻止できず、バイデン氏の元には各国首脳から次々に勝利への祝意が寄せられた。
中国やロシア、ブラジルやメキシコ、あるいはトルコや北朝鮮を除いたほとんどの国の首脳が祝意を寄せています。
ヨーロッパでも祝意を寄せていないのは、スロベニアぐらいではなかったか。
アメリカの経済界からも祝意が寄せられています。
米経済界、バイデン氏に祝意 コロナ対策やインフラ投資に期待 ロイター
米国の経済界は、大統領選で勝利した民主党のバイデン前副大統領と協力していく意向を相次いで表明、新型コロナウイルス対策やインフラ投資で迅速な行動に期待を寄せている。
日本では、未だ下らない陰謀論を主張し、選挙結果があたかも覆るかのような妄想の中に生きている人が多いですが、ほんとカルト国家です。
何の根拠もないのにでっち上げられた情報を鵜呑みにし、不正選挙だと言い張っている。
それが事実ならば、しかるべき機関が正式にファクト・チェックをするものであり、軽率には信じ込まないものです。
それをデマ情報を拡散して扇動している者がいる。
トランプ再選という自己の単なる願望が外れただけで、顔を真っ赤にしてその願望にあくまでしがみつこうとする。
事実を受け入れることができない性格は、南京事件でも従軍慰安婦でも出ている。
未熟な霊系団というのは、自我が強いものです。
バイデン大統領で正解です。
離脱したWHOやパリ協定にも再加盟するでしょうし、イラン核合意にも戻るかもしれない。
中国包囲網は今後も進めるのでしょうが、トランプ大統領ほど極端な政策はとらないでしょう。
北朝鮮政策も変わるでしょうし、バイデン・ケアやクリーン・エネルギー政策も進めるでしょうし、独自に気候変動対策も打っていくでしょう。
トランプ劇場の乱痴気騒ぎからまともなアメリカに戻っていくのではないか。
トランプ大統領が敗北を認めるのも時間の問題だと思われますが、敗北を認めない理由が、免責特権が失われるからだそうです。
随分と利己的な理由です。
やはりこの大統領は、ブタ箱に入れられるような何か悪いことをしてきたのでしょうかね。
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