社会主義とは唯物論であり、それは単なる「タダモノ論」ではありませんし、また悪意で採用しているわけでもないでしょうから、悪く言えば神の体(物質)を「天」に置いている偶像崇拝体制とも言えますし、良く言えば、物質に比喩した方便の政治体制とも言えます。
方便の善とは有限の善であり、無限に妥当する善でも真理でもありません。
この点は既存の民主主義と同じであり、「人民共通の利益に基づいた国家契約」がその本質です。
「利益」とは物質の属性ですので民主主義もその本質は共産主義と同様「唯物論」です。
神の体(利益)を中心に置き、「天」に置いているわけです。
神の心を拝めば人類は幸福となり、神の体を拝めば人類は不幸になるというのは不変の理法です。
だから人類は不幸なのです。
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