5月22日、伊豆諸島の利島(としま)でマグニチュード5.3の地震が発生しています。
震源の深さは「11㎞」と浅く、震度は5弱を記録しています。
USGS(アメリカ地質調査所)ではマグニチュード5.1となっています。
M 5.1 – near the south coast of Honshu, Japan USGS
震源の深さは「10㎞」です。
イタリアでも21日、洪水に見舞われ、メローニ首相はG7首脳会議を途中で切り上げ、急遽帰国しています。
イタリアのジョルジャ・メローニ首相は21日、洪水に見舞われ、14人の死者が出ている同国北部エミリアロマーニャ州の被災地を視察した。
州内の一部地域では、36時間で半年分の降水量を記録。
州当局によると、当初約3万6000人が避難を余儀なくされていたが、そのうち約1万人が帰宅。
多くの地域で雨はやんだが、警報は22日まで延長された。
死者が「14名」出ており、避難者数も未だ「2万6000人」いるようです。
親切な宇宙人が、地球人に対してこのポポカテペトル火山が噴火すれば、世の終わりがくると忠告してくれていたそのポポカテペトル火山の警戒レベルが、20日に一段階引き上げられています。
「黄色のフェーズ2」から「黄色のフェーズ3」に引き上げられ、あと一段階引き上げられますと警報級の「赤色のフエーズ1」となります。
周辺のメキシコ市国際空港とプエブラ国際空港が一時閉鎖されたようです。
世の終わりが来ると言いましても、1993年からずっと噴火が継続状態ですので「来る来る詐欺」になっています。
ただ20日の噴火はかなり激しかったようであり、2200万人の生活に影響が出ています。
ポポカテペトル火山は5月20日に「4回」噴火しており、21日は「6回」、22日は「2回」噴火しています。
5月15日から火山活動が活発化したようであり、15日には「13回」も噴火しています。
事態は緊迫しているようであり、周辺住民「300万人」に避難準備情報が出されています。
300万人に避難準備情報、ポポカテペトル火山の活動が活発化 メキシコ CNN
モレロス、プエブラ、メキシコの3州をまたぐポポカテペトル火山は、メキシコ市のおよそ70キロ南東に位置しており、半径約100キロ圏内に2500万人が住んでいる。
国家市民保護調整局(CNPC)は21日、警戒レベルを「黄色フェーズ3」に引き上げ、周辺の住民約300万人に避難準備を呼びかけた。
在メキシコ米大使館は20日、ポポカテペトル山は15日から火山活動が活発化し、何百回もの揺れや噴煙が確認されているとして警戒を呼びかけ、火山に近寄らないよう警告していた。
本当に世の終わりが来ちゃったりしてね。
救世主が死亡した後に世の終わりが来るというならば、何とも皮肉な話です。
茶番劇であるアメリカの債務上限問題が少しこじれているようですが、最悪つなぎの法案を可決して延長するでしょうから、デフォルトはありません。
イエレン財務長官は、現金を使い果たす期限を6月1日としておりましたが、ゴールドマン・サックスは6月8日~9日と予測しています。
米財務省の現金、6月8日か9日までに最低限を下回る-ゴールドマン ブルームバーグ
米財務省が連邦政府債務の支払い義務を履行する上での必要最低限の現金残高としている300億ドル(約4兆1400億円)を6月8日か9日に下回ると予測した。
「この予測にはかなりの不確実性が含まれているため、税収が予想以上に減速して6月1日か2日までに財務省の現金残高が不足する可能性は確かにある」
先週19日時点で、今週中に与野党が合意する確率を30%、期限の「少し前」の合意の確率を30%と試算した。
合意の確率を「30%」としておりますが、随分と低い確率です。
やはりつなぎ法案の可能性も高そうですが、そうなりますとアメリカ国債の格下げの可能性も出てきます。
既に31.4兆ドル(4333兆円)も借金があるわけです。
桁違いですが、こんなことを言っています。
米債務上限問題で22日にトップ会談…共和党側「子孫犠牲に持ってもいない金を使い続けられない」 読売
「私の立場は変わらない。
子供や孫を犠牲にして、持ってもいない金を使い続けるわけにはいかない」
未来の子供や孫を犠牲にし、負担をかけてはならないと言っています。
4333兆円も刷っておいて、
アメリカは借金の増え方が日本と似てきました。
今のところ6月のFOMCの利上げは据え置きと予想している者が圧倒的であり、「80%」前後です。
ところがミネアポリス連銀総裁のカシュカリ総裁は「五分五分」と見ています。
米FRB、6月利上げか休止か「五分五分」=ミネアポリス連銀総裁 ロイター
「今のところ6月にもう1回引き上げるか、いったん停止するかは五分五分と思う」
「(政策金利を)6%超にする必要があるかもしれない」
政策金利も6%が視野に入ってきており、今年のFOMCは残り「5回」であり、6月を様子見としますと残り4回のFOMCで0.25%を3回利上げすることになります。
アメリカの4月のCPIは前年比で「4.9%」と鈍化しておりますが、コアCPIが横ばいであり、「5.5%」です。
目標の2%にはほど遠い。
やはり今年中に6%台に上げてくるかもしれません。
セントルイス連銀のブラード総裁も今年は後「2回」の利上げを予想しています。
5.5%ー5.75%の予想です。
恐らくですが、今年中に6%台に入ります。
今年後半からのリセッションの中での利上げであり、最悪のタイミングで実施することになります。
金利が上がるわけですから債券価格は下落します。
また地銀の含み損が拡大していくということです。
地銀の破綻は今後も続いていくでしょうね。
「米地銀の連鎖破綻、今後も続く」55% QUICK外為調査 日経
国内投資家らの米国の金融システム不安に対する警戒が続いている。
QUICKが22日発表した5月の外為月次調査によると、米地銀の連鎖破綻が今後も続くとみる回答の割合が過半を占めた。
米国の金融不安がくすぶり続ける場合、外為市場では円が強含むという予想が目立つ。
4月のユーロ圏の消費者物価指数は、前年比で「7.0%」ですが、コアCPIは「5.6%」と上昇傾向がピークをつけたように見えます。
イギリスの3月のCPIは「10.1%」でまだ高いです。
このインフレのせいでイギリスでは支払い不能者が激増しています。
英国で支払い不能者が急増、生計費・物価高騰で=FCA調査 ロイター
英金融行動監視機構(FCA)が16日公表した調査報告によると、今年1月までの半年間に国内で料金支払いや債務返済を履行できなかった成人は560万人と、昨年5月の前回調査の420万人から急増した。
生計費と物価の高騰が国民の懐を直撃したためだ。
英国の家庭は昨年9月以降、2桁の物価上昇率に見舞われ続けている。
また政府当局は、来年3月までの2年間の生活水準が記録的な落ち込みになると予想している。
イングランド銀行(英中央銀行、BOE)の急激な利上げに伴って、昨年5月時点で住宅ローンを抱えていたという人の29%は1月までの半年で利払い負担が増えたと回答。
賃貸住宅居住者の34%は家賃が上がったと答えた。
「生計費増大と金利上昇が重なり、家計はぎりぎりまで追い込まれ、場合によっては破綻している」
中央銀行の利上げによって住宅ローンの利払いが増え、家賃も上昇しています。
まだイギリスの物価は2桁台です。
来年の3月までイギリス人の生活水準は記録的に落ちるそうです。
暗雲たなびくと言ったところでしょうか。
チャールズ国王の戴冠式には「黒い死神」が映り込んでいましたからね。
不気味な兆候です。
実はこの黒い死神の正体は「バージャー」と呼ばれる従者だそうです。
ただこういった事件は象徴的に見る場合もありますからね。
イギリスを誰かが死に誘ってたりしてね。
日本の4月のCPIも出ましたが、前年比「3.5%」であり、コアCPIは「3.4%」でした。
ただ日本は電気ガスの補助政策を実施しておりますので、1%ほど低く数字が出ます。
実質的には前年比「4.5%」であり、コアは「4.4%」ということです。
確か補助政策は9月まででしたから10月以降は延長がなければ、プラス1%の数字が加算されます。
G7サミットがここ広島で閉幕しましたけれども、今年ついに日本はG7諸国の中で一人当たりのGDPが最下位に転落してしまいました。
2000年にはG7諸国でもトップであった日本ですが、2023年にはジェットコースターのようにトップから一気に最下位へと滑り落ちてしまいました。
さすが先進国の底辺。
今はアメリカの半分以下であり、あのイタリアにも抜かれています。
2007年にはシンガポールに抜かれ、2014年には香港に抜かれ、2022年には台湾に抜かれ、今年2023年には韓国に抜かれる見込みです。
まさにゴボウ抜きです。
でもきんぴらごぼうはおいしいですよね。
異常な国家犯罪を犯し続けるからそうなる。
どこかの教団のようにもう「手遅れ」です。
手の施しようがない。
今年、あの神の子が戻ってきます。
神の子とは「エルニーニョ」のことです。
しかも今年のエルニーニョは、スーパー・エルニーニョになる可能性が高いようです。
超・神の子です。
「スーパーエルニーニョ」…卵が自然に固まる暑さ、また朝鮮半島を襲うか ハンギョレ新聞
今年の夏は朝鮮半島でもかなりの猛暑となると予想される。
「過去にスーパーエルニーニョが起きた時の影響より高温現象がはるかに明確に現れている」
エルニーニョとは、東太平洋の熱帯海域の水温が平年に比べ0.5度以上高まる現象だ。
このうち、水温が1.5~2度以上高まるなど、水温上昇が大きいものをスーパーエルニーニョと呼ぶ。
2015年末~2016年にはスーパーエルニーニョが発生したが、2016年は過去で最も暑い年として記録されている。
これですね。
ソース : NOAA(アメリカ海洋大気庁/グラフ本サイト作成)
2016年が最も暑い年になったのはこのスーパー・エルニーニョのせいだと言っています。
専門家たちは、今年もスーパーエルニーニョが発生する可能性が高いとみている。
世界気象機関(WMO)は最近発表した報告書で、今年下半期からエルニーニョによって地球のいたるところで猛暑、洪水、干ばつが発生することが予想されると警告している。
2021年と2022年はラニーニャの影響で世界の平均気温は低い結果となっておりますが、それでもトップ10には入っています。
今年から本格的に気候変動による気温上昇に直面していきます。
マウナロアの二酸化炭素濃度も最高値を更新し続けています。
「424.49ppm」をつけ、着実に右肩上がりで二酸化炭素濃度は上昇しています。
これはもう、ダメかもわからんね。
朝鮮半島の人は、エルニーニョで猛暑の予想ですが、日本では逆に冷夏の予想です。
エルニーニョによって日本は「冷夏暖冬」が予想されているのです。
ソースの記事をご覧頂ければ分かりますが、今年の夏は冷夏となる可能性が高く、12月から来年の2月までは暖冬となる可能性が高いのです。
冷夏となりますと1993年にタイから米を輸入したコメ騒動と同様、令和のコメ騒動が起こる可能性も指摘されています。
エルニーニョで経済の悪化も予想されています。
エルニーニョ現象で経済悪化? 農産物高騰、消費落ち込みの恐れ 毎日
気象庁は12日、今夏までにエルニーニョ現象が発生する確率が高いと発表した。
実際に発生すれば4年ぶりとなる。
今年発生すれば2018~19年以来となり、少なくとも秋まで続くとみられる。
影響としては日照時間が短い冷夏や梅雨明けの遅れを引き起こし、野菜や果物の生育の遅れや価格高騰を招く可能性がある。
1993年にはエルニーニョなどに伴う日照不足でコメが不作となり、政府はタイ米の緊急輸入に踏み切った。
日本が輸入に頼る小麦やトウモロコシなどの価格が上昇すれば、食料品価格の高騰に拍車がかかり、家計を圧迫する恐れもある。
エルニーニョが日本にインフレ圧力をもたらすのです。
世界経済の悪化の影響を受けて、日本も第3四半期(7-9月期)か第4四半期(10-12月期)にはアメリカと同様、景気後退に陥ると見られています。
アメリカは、恐らく第3四半期から景気後退局面に入ります。
エルニーニョがこれに想定外の影響を与えていくはずです。
第一生命経済研究所首席エコノミストの永濱利廣氏は「1990年代以降のエルニーニョの時期には、通常の1.6倍以上の確率で景気後退局面に入っている」とし、エルニーニョと景気後退の相関グラフを示しています。
エルニーニョが発生しますと景気後退入りの確率が通常より「160%」上がるようです。
さすが神の子・エルニーニョです。
自然界には優しいが、人間には厳しい。
日本の少子高齢化が加速しておりますように、気候変動も加速しています。
WMO(世界気象機関)は、今後の5年間は世界の平均気温が過去最高レベルになる可能性が高いと公表しました。
これもエルニーニョの影響です。
今後5年の世界の気温「最高レベルに」 気候変動とエルニーニョ 朝日
今回の予測は、英気象庁など11の研究機関から145人の科学者が分析に加わった。
世界の年間平均気温が最も高かったのは2016年だが、23~27年の5年間のうち、少なくとも1年で更新する可能性が98%あるという。
今後5年間の平均気温が直近5年間より高くなる可能性も98%となった。
また、27年までに平均気温が産業革命前より1・5度以上高くなる年がある可能性は66%という。
今後の5年間のうち、過去最高気温を記録した2016年の気温を超える可能性が「98%」としており、これはほぼ確実に更新されるということです。
二酸化炭素濃度の推移を見れば、それは明らかであり、よほど特殊で極端な事象が生じない限り、このまま世界の気温は上昇を続けます。
1980年代から観測されている地球観測衛星のデータからもそれは明らかであり、世界の平均気温が低下する可能性はないわけです。
しかもこの記事には凄いことが書かれており、あと4年以内に産業革命前から世界の平均気温は「1.5℃」を突破すると述べ、その可能性を「66%」としています。
約70%の確率で1.5℃を突破するそうです。
日本人の平均体温は「36.89℃」です。
これが「1.5℃」上がれば、「38.39℃」となり、寝込んでしまう体温です。
地球温暖化が想定を超えて加速しているのです。
たった1℃の上昇で北極の氷が融解を始めました。
2042年には「2.0℃」を突破すると言われておりましたが、もっと早いかもしれません。
「1.5℃」に抑えても、イナーシャ(慣性)が作用しますので、ゼロ・エミッションを達成しても気温は0.5℃から0.6℃上がると言われています。
1.5℃を突破すれば、少なく見ても慣性で0.5℃上がれば、2.0℃となり、2.0℃を超えます。
慣性の0.6℃ならば、2.1℃です。
すなわち世界の平均気温が1.5℃を突破してしまえば、もう2.0℃を超えるのは時間の問題となるのです。
そして2.0℃を超えれば、気候の制御はできなくなり、地球は速やかに「ホットハウス・アース」となり、コントロール不能に陥るとも予測されています。
ホットハウス・アースとなれば、地球の平均気温は「4℃~5℃」まで上昇し、この気温で安定します。
海水面も「10m~60m」上昇すると言われています。
南極の氷が全て融ければ、海面は60m上昇します。
要はホットハウス・アースになってしまえば、地球の氷は全て融けてしまうということです。
これはもう、ダメかも分からんね。
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