単体 C

神と共に生活する 単C

Report No.408

大宇宙が神の心(精神)と神の体(物質)で構成されておりますように人間も精神と肉体で構成されています。

人間の心は神の心によって生かされ、養われ、守られています。

人間の体は神の体(自然界)によって生かされ、養われ、守られています。

人間の心も体も大宇宙、すなわち神によって生かされ、導かれ、養われ、守られているのです。

ただ神の体(大宇宙)は神の学校であり、道場であり、修行場ですので、神の心が絶対者なのに対して人間の心は相対者として造られています。

人間の心はその知識・思考・概念・認識・情操、みな相対的な性質しか有しておらず、無限に向上することもできれば、無限に堕落していくこともできる不安定で矛盾した存在です。

無限に「天」に向かうこともできれば、無限に「地」に向かうこともできるのです。

「天」に向かうことによって幸福を体験し、「地」に向かうことによって不幸を体験し、この宇宙の真意がどこにあるのかを自力で人間に悟らせようとしています。

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