ラオスでダムが決壊しました。
鉄砲水が、6つの村を飲み込み、6600人以上の人が家を失っています。
数百名が、行方不明になっている模様です。
ここですね。
ラオス国営通信によると、アッタプー県にある水力発電用のダムが23日夜に決壊し、鉄砲水が6つの村を襲った。
6600人以上が住居を失ったという。
決壊前には、ラオス南部で豪雨と浸水被害が起きていた。
ダムの決壊前には、豪雨と浸水被害が出ていたようですから、これも自然災害の一つと言ってもいいかもしれません。
グアテマラのフエゴ火山噴火のように、今また貧しい国を災害が襲っています。
水と火の災害が続いていますが、一昨日の7月22日にクラカタウ火山が噴火しました。
Nueva erupcion ahora el Volcán #Krakatau #Krakatoa en Java Indonesia el 22/7 Créditos 🎥 Umar Krakatau (Via @chematierra) #volcan #Indonesia #eruption #nature #geology #Earth #Tierra #erpcion @genteconvos @Antarcticacl pic.twitter.com/lWGosxeWgA
— Javier Feu (@javyfeu) 2018年7月22日
本日、7月24日12時52分、バリ島のアグン山も噴火しています。
Erupsi G. Agung, Bali 24 Juli 2018 pukul 12:52 WITA, tinggi kolom abu ± 1.500 m di atas puncak (± 4.642 m di atas permukaan laut). Kolom abu berwarna putih-kelabu dengan intensitas tebal condong ke arah timur dan tenggara. Status Level 3 (Siaga). Vona Orange. Radius Bahaya 4 km. pic.twitter.com/A5zFuEhOKg
— MAGMA Indonesia (@id_magma) 2018年7月24日
噴煙の高さは1500メートルです。
インドネシアで続いています。
キラウエアでも昨日、7月23日にマグニチュード5.5の地震が起こっています。
M 5.5 Volcanic Eruption – 5km WSW of Volcano, Hawaii USGS
スウェーデンに次いで、今度はギリシャの観光地マティで森林火災が発生し、現時点では「74名」の死者、「160名以上」の負傷者を出す、大参事に発展してきています。
ギリシャで山火事、74人死亡=負傷者160人超、猛暑関係か 時事
ギリシャの首都アテネ近郊の沿岸部各地で23日、大規模な山火事が発生し、AFP通信によると、74人が死亡、160人以上が負傷した。
原因は不明だが、現地は40度を記録するなど猛暑が続き、熱波が影響している可能性がある。
場所はここですが、この近辺では猛暑のせいか山火事が頻発しているようです。
赤い地点が山火事の発生している場所です。
猛暑が原因でしょうね。
航空機からの撮影です。
pic.twitter.com/KKK1C3tvVF Greece is on fire, this view from the air shows the real devastation and impact of this raging fire. #Greecefires #greecefire
— Benonwine (@benonwine) 2018年7月24日
全米の山火事も酷いことになっています。
7月23日時点で全米「14州」、「72か所」で山火事が起こっており、拡大しています。
ついに山火事が「70か所」の大台を超えました。
こういう事態になりますと死者数から見て、猛暑も災害と言っていいのではないか?
災害級の猛暑です。
日本でも災害級の猛暑で、歴代観測記録を色々と塗り替えています。
昨日は、埼玉県熊谷で「41.1度」を記録、ついに歴代最高気温である高知県四万十市の江川崎で、2013年8月12日に観測された「41.0」を超えました。
続々と記録が塗り替えられていますが、気象予報士は、今週末から猛暑が解消する見込みと言っていたわけですが、そうはならないようです。
気象庁は、「異常天候早期警戒情報」を昨日、また更新しています。
どんどん猛暑が長期化しそうな勢いです。
異常天候は、「7月28日~8月6日」だそうです。
気象庁は熱波は、8月の上旬まで続くと言っています。
熱中症搬送者数は、7月16日~7月22日の1週間で「2万2647人」となっており、2015年7月27日~8月2日の1週間「1万2064人」を1万人以上上回っています。
これには歴代最高気温を観測した昨日の23日分は入っていません。
先週から急増しています。
死者数も同じです。
このPDFを見ますと「熱中症による救急搬送人員数(6月25日~7月1日速報値)」から死者が出ており、この週は死者「3名」とあります。
6月の下旬から熱中症の死者が出ているのですね。
次ぎの週である「熱中症による救急搬送人員数(7月2日~7月8日速報値)」でも死者は「3名」となっています。
ところが次の週である「熱中症による救急搬送人員数(7月9日~7月15日速報値)」では、死者は「12名」となっており、死者数が「4倍」に増えています。
ところが、これが「熱中症による救急搬送人員数(7月16日~7月22日速報値)」によりますと、死者数は「65名」と急増していることが分かります。
先々週の「5.4倍」です。
6月25日~7月1日 死者数「3名」
↓
7月2日~7月8日 死者数「3名」
↓
7月9日~7月15日 死者数「12名」
↓
7月16日~7月22日 死者数「65名」
6月下旬から計「83名」が熱中症で死亡しています。
気温が非常に高い年は、過去の経験則から言って死者は「1000名」を超える可能性が高い。
西日本豪雨よりも酷い災害となる。
続く猛暑、熱中症に懸念=「今まさに注意を」-死者1千人超の年も 時事
死亡届などに基づく厚生労働省の統計では、2010年の熱中症死者は1731人に上った。
(この年は)1946年以降で最も高かった。
最高気温が非常に高かった年も死者は多い。
高知県四万十市・江川崎で歴代最高の41.0度を記録した13年は1077人が死亡。
埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で40.9度を観測した07年は904人が亡くなった。
「気温が1度高いと死者数は1.5倍に増え、高まるほど増加率は大きい」
2007年は熱中症による死者は「904人」、2010年は「1731人」、そして2013年は「1077人」と大体1000人前後の死者を出しています。
まさに災害級の猛暑です。
この異常な猛暑です。
果たして今年は、死者が「1000名」を超えるでしょうか?
だとしたら大変な災害が、進行中ということになる。
もう一つ懸念事項があります。
今週の末28日の土曜日から東京が豪雨に直撃されそうなのです。
GFSの気候モデルでは、28日に東京を豪雨が直撃して日本海に抜けていきますが、ECMWFの気候モデルでは、東京よりももう少し大阪よりに豪雨が直撃します。
28日からシークして、右下の気候モデルを選択して左下の再生ボタンをクリックして下さい。
ウィンディです。
最近は豪雨になりますと、すぐに洪水となりますので豪雨にならないことを祈念しています。
ただこれも懸念事項です。
関東に豪雨が直撃しそうな7月28日には、今世紀中最も長く続く「ブラッド・ムーン」が世界各地で見られます。
「ブラッドムーン」が7月28日未明、日本でも見られる。時刻と場所は? ハフィントン・ポスト
皆既月食で夜空に浮かぶ月が赤銅色に見える幻想的な現象「ブラッドムーン」が7月27日から28日にかけて世界各地で見られる。
日本では東北以西で、28日未明に観察できる。
今回の月食は今世紀中、最も長く続くという。
関東圏や中部地方では降雨で見られないかもしれませんね。
You are my intake, I own few blogs and often run out from brand :). “Analyzing humor is like dissecting a frog. Few people are interested and the frog dies of it.” by E. B. White.