台湾の新竹市で3才の幼児が突風で凧にからめとられ、30メートル上空まで巻き上げられています。
HOLD ON TIGHT: Dramatic video shows a 3-year-old girl swept into the air after getting caught in the strings of a kite at a festival in Taiwan.
The child was reportedly shaken up but not injured. https://t.co/UKWmPNckTO pic.twitter.com/aAPYI4qqHK
— ABC News (@ABC) August 30, 2020
かすり傷で済んでおり、大きな怪我はなかったようです。
これも一つの奇跡です。
合理的に考えれば、普通なら地面に叩きつけられて死んでいるはずです。
フエゴ山の火砕流の真っ只中を生き延びた赤ん坊と言い、今回の幼児といい、天使の臨在を感じさせる事件です。
イギリスのジョンソン首相ですが、新型コロナによる後遺症で辞任観測が出ています。
英紙コラムが広げたジョンソン首相辞任の臆測、関係者は否定 ブルームバーグ
ウェイクフィールド氏はジョンソン氏が依然、新型コロナウイルス感染症(COVID19)の後遺症に苦しみ、完全には回復しないため、来年初めに辞任する計画だと語ったという。
憶測の域を出ませんが、ジョンソン首相の首席補佐官、ドミニク・カミングス氏の義理の父親であるウェイクフィールド氏がジョンソン首相は、後「6ヵ月」で辞任すると言っています。
来年の2月末までです。
ジョンソン首相は、新型コロナで集中治療室に入り、死ぬ寸前までいきましたからね。
ウェイクフィールド氏は、それを負傷した馬に譬えており、怪我をした馬を元の場所に戻しても回復することはないと言っています。
酷い言い方ですな。
イギリスの次の総選挙は2024年5月ですが、イギリス政府関係者は辞任を非公式に否定しています。
確か新型コロナに感染した人の10%ほどは後遺症が残るという記事をどこかで読んだ記憶があります。
半年後にはことの真偽が判明します。
その新型コロナですが、今後はこちらの記事で更新しようと思っています。
既に感染者は「2500万人」を超えています。
インドの第2四半期(4月-6月期)のGDPが出ましたが、アジアの中で最悪の数字となっています。
インド ことし4月から6月のGDPマイナス23.9% 過去最大 NHK
インドのことし4月から6月までのGDP=国内総生産の伸び率は、前の年の同じ時期と比べてマイナス23.9%と、新型コロナウイルスの感染拡大で主要な経済活動が、ほぼ停止したことが打撃となり、過去最大のマイナス成長となりました。
「マイナス23.9%」と過去最悪の数字になっています。
アジアの中でも最悪です。
事前予想は「マイナス18.0%」でした。
年率換算ですと軽くマイナス50%を超えます。
特にインドは、既にアメリカやブラジルを抜いて1日の感染者数は世界最多となっている。
インド、1日で7.8万人が新型ウイルスに感染 世界最多を更新 BBC
インドで30日、過去24時間で7万8761件の新型コロナウイルスの新規感染報告があり、世界最多を記録した。
インドはアメリカとブラジルに次いで世界で3番目に感染者が多い。
これまで1日当たりの新規感染者記録は、アメリカで7月17日にされた7万7299人だった。
1日の新規感染者記録としてはアメリカを抜いてトップに踊り出ています。
ちなみに関係ありませんが、メキシコの第2四半期のGDPは、年率換算で「マイナス53.2%」でした。
凄い数字が世界各国で勢ぞろいです。
世界のマイナス成長の万国博覧会です。
アメリカではトランプ大統領の目論見が色々と裏目に出ており、「若者や子供はウイルスに強い」といって授業の再開を強く主張していたわけですが、次々と大学生が感染しています。
米国の大学で学生多数の感染相次ぐ オンライン授業化、大量停学も―新型コロナ 時事
アラバマ州立大では、感染検査を受けた4万6000人余りのうち約1000人が陽性と判明した。
ノースカロライナ大チャペルヒル校では新学期開始直後の先週、学生と職員計130人以上が陽性と診断され、大学は急きょ本人出席の授業をオンラインに切り替えた。
南カリフォルニア大でも、「ロサンゼルスのキャンパスで学生の感染者が増えている」として、100人超の学生が14日間の隔離状態に置かれた。
感染防止のため、強硬措置を講じた大学もある。
またトランプ大統領は、アメリカの製造業の復活を公約に掲げていたわけですが、これも頓挫しそうです。
米製造業、復活どころか衰退 関税、コロナが重し―トランプ政権 時事
「製造業復活」を公約に掲げるものの、むしろ衰退に歯止めがかからない状況だ。
今春の製造業景況感は約11年ぶりの低水準。
米GDP(国内総生産)に占める製造業の比率は昨年、戦後最低の11%に落ち込み、「コロナ禍でさらに低下する」
貿易赤字を縮小して製造業復活を図るという公約の実現は遠のくばかりだ。
現在、前回選挙でトランプ氏勝利を決定付けた中西部「ラストベルト」(さび付いた工業地帯)の失業率は、全米平均を軒並み上回っており、つなぎ留めを図れるかは不透明だ。
アメリカの製造業は戦後最低に落ち込み、新型コロナで更に低下する。
栄える国というのは製造業が強いですからね。
今の中国や昔の日本がそうであり、古き良きアメリカでも、繁栄の頂点を極めていた頃は製造業が凄かったです。
これを狙っていたのでしょうが、現実は難しそうです。
時代の流れでしょう。
ポンペオ国務長官も「中国の世界支配は避けられない」と言っています。
中国に抜かれることを恐れており、アジア系の人達へのヘイトも増えているようです。
中国と韓国が発展すればするほど、ネトウヨの反中反韓のヘイトが増えるのと同じです。
中国人の方も今のアメリカの感情は理解しているようです。
だから我々中国人にとって、最近の米政権の対中国攻撃は理解できないものではない。恐怖、焦りと自信喪失の現れだ
暴走は怖いが、冷静に対応していくしかない https://t.co/pQqXv2Sany
— 宋 文洲 (@sohbunshu) August 28, 2020
かつて日本がアメリカをパクッていたように、今ではアメリカが中国をパクッているという記事が仏紙フィガロに出ています。
佐野っているわけです。
真似をするようになったら、それは下だということなのです。
中国には、アメリカのGAFA/ガーファ(グーグル・アマゾン・フェイスブック・アップル)に対するBATH/バス(バイドゥ・アリババ・テンセント・ファーウェイ)の巨頭企業があります。
「シリコンバレーが中国をパクり始めた」という仏紙フィガロの記事を紹介した。
同紙は「数年前から米国のシリコンバレーの企業が電子取引やショート動画のアプリケーションなど、競争相手となる中国の企業の成功体験をコピーする傾向が表れている」という分析を伝えている。
盛者必衰の理でしょうか。
アメリカが中国の真似をしている。
つまり、
いいから、まねっこで。
中国人は、別に怒らないから。
ちょっとしつこかったですかね。
神々の意図と時代の流れでしょうかね。
今、アメリカではカリフォルニアの山火事が大変なことになっており、また記録が塗り替えられるかもしれません。
2017年12月4日に発生した「トーマス・ファイア」は、それまでのカリフォルニアの山火事の記録を更新しましたが、翌年のメンドシーノ・コンプレックス・ファイアは、更にトーマス・ファイアの記録を破っています。
2位のトーマス・ファイアは「28万1893エーカー/1141平方キロメートル」を焼き、1位のメンドシーノ・コンプレックス(複合火災)ファイアは「45万9123エーカー/1858平方キロメートル」を焼き尽くしています。
1位と2位はこうですが、既にこの2位のトーマス・ファイアは今年、二つの山火事によってその記録が塗り替えられています。
現在、鎮火はしておりませんが、SCU(サンタ・クララ・ユニット)・ライトニング・コンプレックス・ファイアとLNUライトニング・コンプレックス・ファイアの二つの山火事が、歴代2位と3位になり、二つともトーマス・ファイアを超えて燃えています。
SCUライトニング・コンプレックス・ファイアの燃焼面積は、現在「38万3157エーカー/1551平方キロメートル」であり、鎮火率は「60%」です。
歴代トップのメンドシーノ・コンプレックス・ファイアの「45万9123エーカー/1858平方キロメートル」を超えるかもしれない。
LNUライトニング・コンプレックス・ファイアの燃焼面積は、現在「37万5209エーカー/1518平方キロメートル」であり、鎮火率は「66%」です。
失礼、間違えました。
こちらです。
また踏みましたね。
失礼、こちらです。
カルファイアが、少し前からアクセス不能になっており、困っていますが、上記のSCUとLNUの二つの山火事は、トーマス・ファイアを抜いて歴代2位と3位になっています。
今年の山火事は、トップのメンドシーノを超えるかもしれない。
またこれに次いでオーガスト・コンプレックス・ファイアが続いており、燃焼面積は現時点で「23万6288エーカー/956平方キロメートル」であり、鎮火率はわずか「20%」です。
これもトーマス・ファイア「28万1893エーカー/1141平方キロメートル」を超える可能性があります。
現在、全米では大きな山火事は「83件」起こっており、全焼失面積は「197万8230エーカー/8006平方キロメートル」であり、そのうちカリフォルニアだけで「145万7019エーカー/5896平方キロメートル」を占めています。
アメリカの山火事とは、ほとんどがカリフォルニアで起きているということです。
全米では静岡県(7777平方キロ)を超える面積が焼けており、カリフォルニアだけを捉えますと三重県(5774平方キロ)を超える面積が焼失していることになる。
2017年のトーマス、2018年のメンドシーノ、そして2020年の今回の山火事と言い、年々山火事が凶暴化しています。
気候変動でしょうね。
特に今年のカリフォルニアの山火事は、3つも歴代2位だったトーマス・ファイアをごぼう抜きするかもしれず、大変な山火事となっています。
もしかすればサンディエゴ・キャニオン・ファイアを超えたメンドシーノ・コンプレックス・ファイアをも超えるかもしれません。
日本も他人事ではありません。
海神の襲来が迫っています。
台風10号・ハイシェンです。
ソースのウィンディーの左下の再生ボタンをクリックすれば、日にちが進みます。
マウスのホイールで拡大縮小もできますし、ドラッグで全世界の気候モデルの予測を見れます。
二日ほど前は、気候モデルによれば、巨大な台風が西日本全域を直撃していくという予測でした。
ほんの二日前はこうだったのです。
気象予報士の方は絶句していました。
でかすぎる、と。
西日本全域が直撃されます。
これが本日、若干ですが左寄り、西側にそれています。
それでも現時点では九州全域への直撃は避けられそうにありません。
来週の日曜日である9月6日~7日にかけて上陸します。
世界で最も精度が高いと言われるヨーロッパの気候モデル(ECMWF)とアメリカの気候モデル(GFS)で予測していますが、右下で切り替えられます。
気圧を見てみますと、右下でこれも切り替えることができます。
少し小さいですが、赤枠をクリックすれば、気圧配置がでます。
GFSの予測の場合、上陸前の中心気圧は「945hPa/mb」で普通の台風です。
ちなみに台風の強さはこれです。
GFSの予測通りならば、普通の台風ですが、ヨーロッパのECMWFの予測ですと上陸前の中心気圧が「901hPa/mb」と、かつてフィリピンを襲ったスーパー台風・ハイエンに近い気圧です
ちなみに2013年の最強台風ハイエンの被害はこれです。
ハイエンの最大瞬間風速は90m/sですが、現時点での台風10号の風速は、台風9号の瞬間最大風速70m/sを超えた75m/sです。
ハイエンと今回のハイシェンは名前がよく似ています。
威力も似たりしてね。
台風10号・ハイシェン(海神)は、ECMWFの予測通りならば「猛烈過ぎて危険」な台風となる。
ECMWFとGFS、どちらの気候モデルの予測が当たるかは分かりませんが、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の予測が当たれば、大変危険な事態を招きます。
しかも本日、気象庁は日本の南を中心に海面水温が過去最高を記録したと発表したばかりです。
海水温は1982年以降、最も高くなっている。
海水温が上がれば当然、台風の威力も増すわけであり、ECMWFの気候モデルの方が当たるかもしれない。
上陸するまでに4日~5日ほどありますので準備しておいた方がいいかもしれません。
九州から西日本の人は、断水や停電に備えて風呂に水を満たしておく、あるいは電池を購入したり、車のガソリンも満タンにしておいた方がいいかもしれない。
あるいは3日分の飲料水と食料を確保しておいた方がいいでしょう。
台風10号は、かなり危険な台風になる可能性が、現時点では高いように思う。
気候モデルは日々変化していきますので、逸れるかもしれませんが、準備しておくことに越したことはない。
ただ現時点では、かなり危険性の高い台風だと思う。
この記事へのコメントはありません。