モンゴルの首都ウランバートルで大規模な洪水が発生しています。
モンゴルの首都ウランバートルで今週、大規模な洪水が発生し、数百人が避難している。
政府は5日、同市に非常事態を宣言し、ロブサンナムスライ・オユーンエルデネ首相が「必要な措置」を取るよう命じた。
これも気候変動による間接的な被害でしょうが、元々降水量の少ない地域のためインフラが長期間の豪雨に対処することができていません。
いずれ再整備が必要になってきます。
今後もインフラが、激動する気候変動に対処できないという事例が色々と出てくるでしょうね。
中国の重慶市でも洪水です。
中国重慶市では大部分の地域で3日から続くにわか雨や雷雨、大雨により、5日午前7時までに13万人余りが被災し、15人が死亡、4人が行方不明となった。
皇軍の重慶への絨毯爆撃ではなく、豪雨の絨毯爆撃です。
重慶の洪水は死者が出ています。
インドの北部でも豪雨による洪水です。
インドのPTI通信は9日、モンスーン(雨期)による豪雨の影響で洪水や土砂災害が発生し、北部6州で24時間以内に少なくとも15人が死亡したと伝えた。
ヒマチャルプラデシュ州では土砂災害により6人が死亡、道路700か所が通行止めとなった。
気象当局は今後数日間、北部の広い範囲でさらに雨が降ると予測している。
インドでも死者が出ておりますが、今後も大雨が予想されています。
カリブ海の島国アンティグアのバーブーダ島の中心地・コドリントンの北東277㎞でマグニチュード6.6の地震が発生しています。
M 6.6 – 277 km NNE of Codrington, Antigua and Barbuda USGS
震源の深さは「10㎞」と浅いです。
当局によれば、地震は午後4時28分に発生しておりますが、津波の脅威はなく、スーフリエール・ヒルズ火山との関連性もないとのことです。
イギリスはハードランディングするかもしれません。
政策金利を「7%」まで上げなければ、今のインフレは抑えられないとしていますが、「7%」まで上げれば、恐慌じゃないの?
JPモルガン、英経済に7%金利と「ハードランディング」のリスク ブルームバーグ
JPモルガン・チェースは英経済について、インフレを鎮圧するためにイングランド銀行(英中央銀行)が7%まで政策金利を引き上げざるを得なくなり、「ハードランディング(強行着陸)」が誘発されるリスクがあると指摘した。
英経済のハードランディングは「ますます可能性が高まっているようだ」と同氏は顧客リポートで指摘。
金融市場は、年末までに金利が25年ぶり高水準の6.25%をつけるとの見通しを織り込みつつある。
アメリカも年内に5.75%まで金利が上がりますが、6%台をつけるかもしれません。
アメリカの製造業も不況への懸念を強めています。
米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した6月の米製造業景況感指数は前月から0.9ポイント低い46.0となった。
リーマン・ショック後となる09年5月以来、14年ぶりの低水準だ。
好不況の分かれ目となる50を8カ月連続で下回った。
消費者のマインドも冷え込んでいます。
アメリカの5月の消費者信用残高が予想の「205.5億ドル」から大幅に低下し、「72.4億ドル」と急減しています。
改定値は軒並み低下しているわけですが、来月以降もこういった数字が続きますと、個人消費が異常な落ち込みとなり、需要が崩壊していきます。
利下げした方がいいのではないかと思いますが、むしろ事態は逆の方向に進んでおり、FRBは年内にあと2回ほどの利上げを予定しています。
利下げは2年間はないとしています。
そのFRBが債務超過に陥ったことが判明しています。
米連邦準備理事会(FRB)が事実上の債務超過に陥っていることが明らかになった。
昨年からの急激な利上げで金融機関に支払う準備預金の利息が増えたのが理由だ。
FRBは表面上は債務超過にならない会計ルールを採用するが、市場からの信認が揺らぐ可能性は否定できない。
ドルの発行元が債務超過です。
これでドルが売られて円高になっているわけですが、日銀も同じであり、FRBの債務超過の姿は、明日の日銀の姿です。
早ければ、今月の末にもYCC(イールドカーブ・コントロール)を修正か撤廃するのでしょうが、0.5%から1%まで変動幅を上げれば、YCCは実質的に形骸化します。
そして長期金利も直ぐに0.8%~1%ほど上昇するでしょうから、日銀もFRBと同様、債務超過に陥ります。
長期金利が1%上がれば、日銀は「28.6兆円」の含み損を抱えることになるからです。
金利1%上昇で28.6兆円 保有国債の含み損―雨宮日銀副総裁 時事
国債金利が全体的に1%上昇した場合、含み損は28.6兆円になると説明した。
金利が2%上昇すると52.7兆円、5%では108.1兆円、11%では178.8兆円、それぞれ含み損が生じるという。
完全な債務超過です。
FRBと日銀は「債務超過」同士のベスト・フレンズです。
この債務超過同士野郎みたいな、仲良くしやがって。
良いニュースか悪いニュースか知りませんが、こういったことは重なるものです。
BRICS(ブラジル・ロシア・インド・中国・南アフリカの頭文字)の新通貨の受け入れ準備を41か国が完了しています。
BRICSの同盟に参加する国は4月には19か国に過ぎませんでしたが、6月末までに41か国と急増しています。
2か月以内に同盟に参加し、ドルの使用を排除することに多くの国が関心を示しています。
アメリカはロシアに対してドルを兵器化したのはまずかったですね。
ドルへの不信と排除に拍車がかかってしまいました。
BRICSは既にPPP(購買力平価)のGDPでは、G7を経済的規模で超えているわけであり、これが更に増加していくわけです。
記事では、来月の8月に南アフリカで開催されるBRICS首脳会議において新通貨の創設を決定するとあります。
しかも興味深いことにこのBRICS通貨は、金(ゴールド)に裏付けされた新しいタイプの「金本位制」であることが確認され、合意されています。
アジア・アフリカ・東ヨーロッパと多くの国々がこのBRICS通貨に関心を寄せており、ケニアなどはアフリカ諸国にドルの使用を廃止し、自国通貨で貿易をするようアフリカ各国に呼び掛けています。
ゴールドに裏打ちされた通貨が出てきますと通常の不換紙幣は価値を失って文字通り紙屑になるかもしれません。
かなりの国が今後ドルを使用しなくなるのです。
BRICS新通貨の目的の一つは、明らかにドルの排除なのです。
この新しい通貨によってドルの価値が急落すると予想されています。
BRICS通貨の公式発表は、8月のBRICS首脳会議で行われる予定です。
ニクソンショックによってドルとゴールドの交換を停止した後、不換紙幣となったドルは、今度はどの国でも必要とする原油とドルをリンクさせ、ペトロダラーによって今までドルの権威を維持してきましたが、そのペトロダラーもサウジやアラブ連盟がアメリカ離れを起こしており、先行き不透明感が漂っています。
サウジはドル以外でも貿易するようになってきているのです。
アメリカの指導性に暗い影が落ちてきているのです。
嘘ばかリついておりますと、どこかの教団のように没落していくことになるでしょう。
西側の報道では、散々ウクライナが勝っている、勝っているといった報道と印象操作が多かったわけですが、ウクライナの「反転攻勢」と言う言葉を聞いた時、お抹茶を吹き出しそうになりました。
「反転攻勢」ということは、今までロシアに負けていたということなのです。
だから「反転攻勢」なのです。
そして今度はアメリカがウクライナにクラスター弾を供与すると言っています。
これもウクライナが勝っていれば、供与する必要のない兵器です。
ロシアに負けているからクラスター弾を供与しようとしているのです。
ただ西側の多くの国は「オスロ条約(クラスター爆弾禁止条約)」に批准加盟しており、各国に温度差があります。
アメリカとロシアは加盟していません。
日本はオスロ条約に加盟しておりますので反対しなければならないはずですが、さすがアメリカのポチであり、あくまでアメリカ支持のようです。
日本は追認しています。
善悪の判断なく、正義への服従もなく、ただアメリカのような強い国に服従し、力という悪に服従しておりますと日本のように没落していくことになるのです。
正義が「天」であり、力が「地」で、永遠に天地一体ですので、力に服従している国家は「地」に向かっておりますので宇宙の理法に基づいて「地」に向かって没落していくことになるのです。
日本が衰退し、没落している真の理由とは、この正義への服従ではなく、力に服従しているからです。
だから今後も没落していくのです。
日本の少子高齢化も誰がやったわけでもなく、自然とそうなっているわけであり、これは11次元大日意識が修正しているということでしょう。
日本の人口を現状維持するには、合計特殊出生率(TFR)が「2.06~2.07」になければならないわけですが、去年のTFRは「1.26」と過去最低を記録しています。
今年のTFRは「1.23」でボトム(底)をつけると予測されておりますが、日本での人口推計は当たった試しがなく、いつも多めの推計が出てきますので正確な未来予測ができないのです。
だからあくまで大雑把になりますが、このフランス国立人口研究所(INED)の「Imagining tomorrow’s population」で推計したものを参考にしています。
「Free simulation」をクリックしてください。
西暦の下の「84.9」とは平均寿命であり、下の「1.31」とはTFR(合計特殊出生率)です。
右の「START SIMULATION」をクリックすれば、シミュレーションが開始されます。
このシミュレーションでは、日本の人口が1億2000万人を割るのは「2025年」です。
随分、日本の推計と異なっておりますが、人口が1億人を割るのは「2042年」であり、あと19年です。
人口が9000万人を割るのは「2052年」です。
人口が8000万人を割るのは「2060年」です。
人口が7000万人を割るのは「2069年」です。
人口が6000万人を割るのは「2079年」です。
人口が5000万人を割るのは「2091年」です。
そして22世紀に入った「2105年」には、人口は4000万人を割り込みます。
わずか82年で人口が現在の3分の1になるのです。
凄まじい速度の人口減少です。
「・・まるで、サルマゲドンじゃねえか・・」
超地殻変動や天変地異、あるいは食糧難や巨大地震で人口が3分の1になるのではなく、放っておいても3分の1かよ。
自然体の中道かよ。
GDPも当然、3分の1になるでしょうし、円の価値が下落していけば、先進国から脱落していくことも十分あり得ます。
この少子化はどうしようもないでしょうね。
だから日本は最近少子化の象徴として「案山子(かかし)」が世界的に注目されているのです。
子供がいないために代わりに「案山子」を作って村に置いているのです。
何か目頭があつくなりますね。
子供を作る代わりに「案山子」を作るなんてね。
しかも世界から注目されているのは徳島県の名頃集落であり、「かかしの里」と呼ばれています。
奇しくも徳島県は大川さんの故郷です。
救世主誕生の地が「かかしの里」とは、何か象徴的です。
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