アメリカの労働市場情勢指数(LMCI)が出ました。
右上の「1yr」をクリックして下さい。
10月分は「1.6」ですが、先月以降も修正された指数になっています。
9月分は「0.0」だったのですが、「1.3」に上方修正されています。
8月分も「1.2」から「1.9」へと上方修正されています。
予想は「1.9」ですから「1.6」というのは、予想を下回ったことになります。
ただ先月よりも「0.3」上昇しています。
労働市場情勢指数は、政府発表の雇用統計よりも実態を表している指数と言われておりますが、ある意味飛びぬけて良かった前回の雇用統計と比べますと、それほどとびぬけていい数値とは言えません。
「0」以上が雇用改善、「0」以下が雇用悪化を意味し、少なくとも悪化はしていません。
中国経済の鈍化が進む中、果たしてアメリカが利上げできるのかどうか予断を許しません。
結局はギリギリまで分からないのではないかと思っています。
全く関係ないのですが、このサイトで「安保法案が死去」と勘違いして受けたことがあります。
一見して安保関連法案が葬り去られたのかなと思いましたが、あくまであの世からの象徴として捉えるならば、そういった解釈も成り立つのかもしれないと思い直したことがあります。
南シナ海の問題を契機として、中国を相手に戦争するために法案を通したと安倍首相もオフレコで言っていたわけですから戦争ができなければこの法案は死んだも同然でしょう。
安倍首相が官邸記者とのオフ懇で「安保法制は中国が相手。必ずやる」と戦争宣言!
あくまで中国がターゲットだったわけです。
ところが南シナ海で戦争は起こりそうもありません。
神道がバカなことをしている間に着々と中国がアジアでの影響圏を拡大していくのでしょう。
「河野談話」と「村山談話」という日本の公式見解があります。
慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話(河野談話)
言うまでもなく「河野談話」とは、1993年、当時の河野洋平内閣官房長官が、日本軍が慰安所設置に直接関与し、慰安婦を強制連行したことを認めた談話のことです。
「村山談話」とは、それから2年後の1995年、当時の村山首相が、第2次世界大戦時に日本が侵略戦争を発動し、植民地支配によってアジア諸国の人々に多大な損害と苦痛を与えたことを認める談話のことです。
公式見解としては「従軍慰安婦」の強制連行と侵略戦争によるアジア諸国への損害と多大な苦痛を与えたことを認める立場です。
「よく言った、感動した。
人間も国家も完全なる存在はないのだから、どこの国でも時々誤ることはある。
あのドイツ人でさえ間違った。
しかし間違った時には悪かったと謝罪し、二度と犯さず、被害者に納得のいく形で誠意を見せればいい。
ドンマイ、ドンマイ。
その心さえ忘れなければ、いつか被害を受けた国の人たちも、人間なんだから許してくれるさ」
と、こうなるのが通常ですし、もちろんこれが日本の公式見解です。
もちろん安倍談話でも認めています。
良いことを言っていますね、・・口だけは。
「安保法制は中国が相手。必ずやる」と言った、その同じ口でこんなことを言っています。
満州事変、そして国際連盟からの脱退。
日本は、次第に、国際社会が壮絶な犠牲の上に築こうとした「新しい国際秩序」への「挑戦者」となっていった。
進むべき針路を誤り、戦争への道を進んで行きました。
そして七十年前。日本は、敗戦しました。
戦後七十年にあたり、国内外に斃れたすべての人々の命の前に、深く頭を垂れ、痛惜の念を表すとともに、永劫の、哀悼の誠を捧げます。
戦場の陰には、深く名誉と尊厳を傷つけられた女性たちがいたことも、忘れてはなりません。
何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実。
一人ひとりに、それぞれの人生があり、夢があり、愛する家族があった。
この当然の事実をかみしめる時、今なお、言葉を失い、ただただ、断腸の念を禁じ得ません。
我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からのお詫びの気持ちを表明してきました。
こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります。
「歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります」と言った舌の根の乾かぬうちにこれです。
外務省が生長の家系トンデモ極右学者のいいなりに! 南京大虐殺否定に続き東京裁判見直しを世界に発信?
これを“恥さらし”と言わずして何と言おうか。
──南京事件が世界記憶遺産に登録されたことに抗議する日本政府は、9月末、ユネスコに反論のための意見書を提出したが、いま、その意見書をめぐって、日本の歴史観に世界が呆れかえっているのだ。
歴史学者の剣持久木・静岡県立大学教授は「ナチスによるユダヤ人虐殺を否定するのと同様の印象を世界に与えかねない」(前出、毎日新聞)と懸念を示している。
高橋氏自身が「正論」12月号で明かしたところによると、その提言の中には、なんと、南京大虐殺と従軍慰安婦を否定するための首相主導の特命チーム設置、さらには特命委員会で東京裁判の再検証を行うことまで含まれている。
大恥どころか、日本が世界中から大ひんしゅくを買う事態もそう遠い先のことではなさそうだ。
二重人格でしょうか。
「従軍慰安婦はなかった」
「南京虐殺はなかった」
「百人切りはなかった」
「たいめん鉄道はなかった」
「死の行進はなかった」
「731石井部隊はなかった」
・・・「なかった、なかった、なかった」
なかったのは「STAP細胞」
口先の謝罪と、だから言われる。
これが本音なのでしょう。
生長の家の名前まで出ています。
「どうしてあんな善だけを語る善人が、こんな歴史修正といった犯罪を犯すのか?」
と、思う人は皮相的であり、物質と表面しか見ていないから騙される。
「偉い」と言われ、人から尊敬されたいという自愛と快楽を目的にしているから「善のみを語る」。
善を語る目的は神の心ではなく、その自愛と快楽(自我)が本質ですから、その本質を見性すれば一致しているのです。
尊敬されると気持ちがいいのです。
快楽のために善を語っているから、その同じ快楽を基準にしますと「従軍慰安婦」や「南京虐殺」、あるいは「東京裁判」は不快なわけです。
快楽(自我)が至上の目的なわけですから、これが東洋的専制と言われてきました。
快楽を標準として不快を悪と認識しておりますので、「本来、悪なし」で、その不快な悪をなくそうとするのです。
するとここに歴史修正主義があらわれ、歴史上の出来事を自己標準でなきものにしようとする。
しかしてまだ被害者が生存しているゆえに、その身勝手なエゴイズムを他国から非難されることになるのです。
「偉い」と言われたいから「善のみを語り」、その同じ基準に従って「偉い」と言われたいから従軍慰安婦等をなきものにしようとするのです。
本人の中では自我で一致しているのです。
だからこういった教えは自我に比喩した善、すなわち方便の善です。
無限化すれば地獄の創造原理となります。
快楽のために善を言っている。
幸福(神の心)のために善を言い、行うのが神の子の義務です。
自己が偉くなるためとか、尊敬されるためではありません。
宗教家ではよくありますけれども、それが間違っていると判断する根拠が大宇宙(神の存在)です。
物質宇宙は神の表現体であり、神の体です。
神の心が「上」であり、神の体は「下」です。
正義が「上」であり、利益は「下」です。
幸福が「上」であり、快楽が「下」です。
神我が「上」であり、自我が「下」です。
神理が「上」であり、偉いは「下」です。
にも拘わらず「偉い」を「上」に置いて、そのために神理を語り、神の心を「下」に置いている。
「だから偉いという利己的な感情で神理を語るのは、あんた間違ってるよ」
と言える。
神理を正当に説いて、これを原因として結果「偉い」という快楽を得るならば、大いに結構です。
偉大な神理を説いても偉いと言われなければ、誰も神理をやろうとはしなくなりますからね。
だから一定限度「偉い」も結果としてはいいでしょう。
しかして所詮、結果(物質)ですから有限の範囲でしか認められません。
無限化すれば「御利益信仰」となります。
神理と利益、主観と客観、生命と物質は一実在の両方面であり、双方は切れません。
切ったら実在とはならず、自我となる。
自我の作用で切っているということです。
大宇宙は永遠に「神理」が「上」であり、「偉い」は「下」です。
これを逆転させますと、よくて方便の善、有限の善、悪くすれば地獄の創造原理となり、大宇宙の構造と仕組みから離れます。
宇宙と自分が分離してくるのです。
この時、これを「悪」というのです。
地球神界最高霊域の共通した悟りの普遍的特徴が、何故「宇宙即我」なのか。
少しは分かりかけてきたでしょうか。
「偉い」を「上」に置き、そのために神理を説くというのは、神理を「下」に置いているがゆえに、神理が「上」であり、「偉い」は「下」である大宇宙の構造と反してくるのです。
神(大宇宙)と人類が離れてくるのですね。
この時、悪や罪となり、世界は腐敗してくるのです。
神と分かれますと、すべてが悪となるのです。
物質という「下」を「上」にして生きますと物質の相対性から内面と外面を使い分けていく偽善者となるのです。
神の体(物質)を最上位に置く「偶像崇拝」をしてはいけません。
みなさん、神の心を拝みましょう。
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