6月17日、インドネシア・フローレス島にあるレウォトビ火山が、また大規模な噴火を起こしています。
噴煙は「16㎞」と成層圏に達する大規模噴火です。
レウォトビ火山は、2024年10月末から噴火活動が活発化しており、今年の3月20日にも同規模の噴火を起こしています。
津波の発生はない模様です。
鹿児島県のトカラ列島で群発地震が発生しておりますが、600回を超えたのは観測史上初のようです。
実際は「700回」近くの群発地震が起こっています。
鹿児島県十島村(としまむら)でマグニチュード5.1、震度5弱を観測しています。
トカラ列島の群発地震は、よく発生しているわけですが、今回は最多のようであり、「トカラの法則」がまぐれで発動するかもしれません。
「トカラの法則」とは、トカラ列島で群発地震が発生すれば、それから一か月以内に大地震が発生するという法則です。
法則というより、一種の迷信です。
これを見ますと、トカラ列島の群発地震は「6月21日」から始まっており、本日も継続中です。
11日目に入っており、少し不気味と言われれば不気味な地震です。
霧島連山・新燃岳も噴火が続いています。
新燃岳は2011年1月末に江戸時代から300年ぶりとなるマグマ噴火を起こしています
2011年の新燃岳の噴火は、3月1日の噴火を最後にそれから10日後の3月11日にあの「東日本大震災」が発生しています。
「トカラの法則」ではありませんが、新燃岳の噴火後に超巨大地震が発生しておりますので、これも不気味と言われれば不気味な噴火です。
新燃岳の位置はこれです。
新燃岳の向かって左には、天孫降臨した山で有名な高千穂峰(たかちほのみね)があります。
ここから日本の建国神話が始まっているのです。
新燃岳は、今年の3月30日未明、山体膨張を示す急激な殻変動が観測されており、噴火が警戒されていた火山ですが、6月22日に噴火しています。
トカラの群発地震も「6月21日」から始まっておりますので、ほぼ同時期に噴火したことになります。
7月5日の大災難の予知夢が当たったりしてね。
中国南西部では豪雨に見舞われ、「10万人以上」が被災し、「5万1000人」が避難を余儀なくされています。
30年に1度の洪水のようです。
パキスタンでは、豪雨とそれに伴う鉄砲水によって子供「16名」を含む「32名」の死者が出ています。
気象当局は、少なくとも7月1日まで洪水のリスクが高い状態が続くと警告しています。
欧州南部では、深刻な熱波に見舞われています。
フランス気象局は30日の予報として、国内101県のうち過去最多となる84県に対し、最高レベルから2番目の熱波警報を発令した。
スペイン気象庁は南部から南西部のエストレマドゥーラとアンダルシアで29日、気温44度に達したと発表。
首都マドリードでも気温40度に迫った。
イタリアでは、ミラノ、ナポリ、ベネチア、フィレンツェ、ローマ、カターニアを含む全国21都市で、猛暑に対する最高レベルの警戒警報が発令されている。
ポルトガル海洋気象庁によると全土の3分の2が、猛暑および森林火災に対する厳戒態勢下にある。
トルコやフランスでも、高温のために山火事が発生しています。
まさに気候変動ですが、露骨に自然災害としてあらわれてきました。
専門家は近年、地中海地域の熱波は、益々頻度が増しており、激しくなっていると警告しています。
将来的には更なる気温の上昇と酷暑が予想されているため、今以上の高温に慣れる必要があると言っています。
習うより、慣れろです。
そのうち慣れることもできなくなってくるでしょうけどね。
気候変動は、引き返すことのできない、どうしようもないところまできているのでしょう。
ポールシフトを期待するしかないかもしれません。
ポールシフトによって海流の流れが劇的に変化し、気候が激変して元の静かな自然界に戻るのを待つしかないかもしれない。
人類の意識革命は、恐らく既に手遅れです。
気候変動の真の原因とは、神への信仰の欠如であり、温室効果ガスではありません。
温室効果ガスとは、あくまで結果であり、原因ではない。
老子の言っていた「利口バカ」というのは、こういう時に困るのです。
地球が生きるか、死ぬかと言った緊急の問題に直面しても間違った判断を下すのです。
老子もあの世で言っていました。
「それで自分のことを本気で賢いと思っているのです。
本当にそう思っているのです。
本当に自分のことを優秀だと思っているのです、本気で賢い人間だと思っているのです。
これが笑えるのです。
私らはいつも腹を抱えて笑っているのです。
こういう利口バカというのがいるのです」、と。
老子が言っていたのは、あなたが本当に優秀な人間であったならば、気候変動は起こっていないし、生物も絶滅することはないし、6割以上もの人間が地獄に堕ちることもないのです。
ならば本当は優秀でもなければ、賢くもないのです。
一生懸命温室効果ガスを削減しているようですが、そのようなことをいくらしても気候が戻に戻ることはないのです。
気候変動の真の原因とは、神への信仰の欠如だからです。
人類が神への信仰を失ってしまったために、人類はその相対的な自我のままに生きるようになったのです。
人間の自我は、その知識・思考・概念・認識・情操、みな相対的な性質しか持たされていないのです。
アインシュタイン博士が論証された物質(時空)の相対性と人間自我の相対性とは対応しているのです。
人間がこの宇宙で暮らしている限り、その相対的な自我のままに生きれば、波長同通の法則が永遠に作用しておりますので、必ず相対的な物質の方面と心が同通し、おのずと心は物質の属性に支配されるのです。
物質の代表的な属性とは、相対的な「利益と快楽」であり、これをむさぼるようになるのです。
利益と快楽を「天」に置いて奪い合っているはずです。
その神の体(利益と快楽)を「天」に置いた思想と行動によって、バカスカ温室効果ガスを出したのです。
その結果、気候変動に見舞われているのです。
言っておきますけれども、我々の暮らすこの大宇宙と自然界では、永遠に神の心が「天」に置かれているのです。
それを変えることのできる人間は存在しないのです。
今の人類と同様、神さま、どうか神の体を我々と同じように「天」に置いて下さいよと、いくら頼んでも神さまは聞いてくれません。
神の体を「天」に置いている限り、滅ぶのはいつでも人類のほうなのです。
従って人間が神の体を「天」に置きますと、神の心を「天」に置いている自然界と必ず対立するのです。
だから自然界を破壊したり、生物を絶滅に追い込んだりしているのです。
自然界の存在そのものを神と言いますので、自然界と文明が対立した時、滅んでいくのは、常に我々の文明のほうなのです。
神と対立して生き残れる人間は存在しません。
そして最後は国破れて山河ありとなるのです。
文明破れて山河ありです。
結論は決まっているわけです。
神への信仰に覚醒しない限り、今の人類や文明が存続することはないのです。
神の心を「天」に置く信仰に覚醒しませんと、神の心が永遠に「天」に置かれている眼前の大宇宙や自然界と人類の融合はないのです。
宇宙即我が善であり、宇宙と我との分離が悪ですから、宇宙や自然界と対立し、離れている今の文明は「悪の文明」になっておりますので、悪の性質通り、自己破壊していくのです。
ゼウス神も述べておられたはずです。
「方法は一つ。
神に向け、神に向かうことだ。
それ以外に方法はない」ということです。
人類には、それ以外の選択肢はないはずですけどね。
諸神霊の言うことは、真面目に聞いておいたほうがいいですよ。
諸神霊の言うことを聞かず、勝手な判断をし、勝手なことを言い、勝手なことをしていた救世主は、天寿を全うできずに死んでいったのです。
神の体(物質)を「天」に置けば、誰でもそうなるのです。
気候変動を見ますと、既に手遅れのような気もしますけどね。
自動車関税の見直しを壊れたラジオのように繰り返し、ひたすら交渉していた日本ですが、トランプ大統領は自動車関税を見直す気はないようです。
大型減税法案による税収減を補うのが関税収入ですので、今さら見直すとは思えません。
日本はアメリカから「コメ」と「原油」を買えと迫っていたトランプ大統領ですが、自動車の関税「25%」をこのままかけていきますと、日本の自動車産業がこけてしまいます。
すそ野が広いですからね。
相互関税の期限は、来週の月曜日であり、7月9日です。
中々、笑わせてくれますが、赤沢大臣は7回も訪米しており、溝はうまりませんでした。
アメリカに滞在していながら電話会談というのは、電話でしか話してくれなかったということであり、うけました。
その電話会談で「実りある議論」なんて言っているから笑えるのです。
電話会談ならば日本ですればいいのです。
それをわざわざアメリカまで行って電話会談というのは、どんなコントだよ。
本当に実りある議論だったのか疑問符がつきます。
具体的な事実は不明のようですが、合成麻薬フェンタニルが日本経由で流されている事実が報道されています。
フェンタニル「日本経由の密輸防止すべき」 グラス駐日米大使が投稿「中国共産党が関与」 産経
グラス駐日米大使は26日、米国で中毒者が増えて社会問題になっている合成麻薬フェンタニルについて、密輸には中国共産党が関与しており、日本経由の不正取引を防ぐべきだと、X(旧ツイッター)に英語と日本語で投稿した。
日本経由の具体的事実は不明だ。
トランプ政権は流入の責任を理由に、メキシコとカナダに25%、中国に20%の追加関税を課しているが、日本が関わっていると指摘されたことはない。
日本経済新聞は26日、「フェンタニルを米国に不正輸出する中国組織が日本に拠点をつくっていた疑いが判明した」と報じた。
フェンタニルの原料の主な供給国は中国であり、日米共に多くの命を奪っています。
報道が事実ならば、日本はカナダやメキシコと同様、フェンタニル関連で新たに関税をかけられることになります。
アメリカの債務上限問題も迫っており、下院の法案では「4兆ドル」、上院の法案では「5兆ドル」の引き上げが議論されています。
議会共和党はこの夏、債務上限を「5兆ドル」引き上げて「約41兆ドル(5904兆円)」にすることを目指しています。
6000兆円が見えてきました。
もう、そろそろでしょう。
どう見ましても、持続可能性はありません。
長期金利を下げませんと利払いが急増して、アメリカはデフォルトするかもしれません。
トランプ大統領は、現行の政策金利である「4.25%ー4.5%」を「1%」まで下げろと要求しています。
FRB当局者は、今年後半に「0.5%」の利下げを見込んでおりますが、トランプ大統領は政策金利を「1%」まで下げることを期待しているようです。
2026年5月に任期が満了するパウエル議長の後任について、トランプ大統領は利下げしない候補者は任命しないと明言しています。
ガンドラック氏は、アメリカが利下げを再開すれば、むしろ長期金利は上昇すると警告しています。
既にそれは起こっており、FRBは昨年の9月に利下げをしておりますが、あれから長期金利は「1%」ほど上がっているのです。
投資家は利下げによるインフレの加速を懸念したのです。
更に投資家が懸念しているのは、トランプ箱入りの「大きく美しい法案」である大型減税法案であり、まだ不透明ですが、可決されれば、アメリカの債務の更なる膨張と長期金利の高止まりが警戒されているのです。
イーロン・マスク氏もこの大型減税法案を痛烈に批判しており、一時は収まっていたトランプ大統領との対立がこの法案によって再び先鋭化しています。
イーロン・マスク氏は、この法案はアメリカの財政赤字を激増させ、アメリカを破産に導くものだと批判し、数百万の雇用を破壊する破滅的な法案だと痛烈に非難しています。
イーロン・マスク氏は、もしこの法案が通れば、新たな政党が結成されると予告しています。
トランプ減税法案 マスク氏「通れば新党結成される」 議員をけん制 毎日
米実業家イーロン・マスク氏は6月30日、X(ツイッター)で、
「この非常識な法案が通れば、翌日には新しい政党が結成されるだろう」
と批判し、法案を支持した議員をけん制した。
マスク氏は、支出削減を公約に掲げていたにもかかわらず法案を支持した議員たちに対し、「恥じてこうべを垂れるべきだ」と主張した。
「私たちが一党支配国家に生きているのは明らか」と指摘。
法案に賛成を表明している共和党議員らを念頭に、来年11月の中間選挙に向け
「私がこの世で最後にやることは、彼らを来年の予備選で落選させることだ」と訴えた。
「私がこの世で最後にやること」という言い方は、まるで死ぬ間際の人間の言葉のようです。
イーロン・マスク氏は、新しい政党を結成すると言っています。
それはそれでおもしろいかもしれません。
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