2月の消費者物価指数がでました。
平成22年基準 消費者物価指数 全国 平成28年(2016年)2月分 (2016年3月25日公表)総務省
CPIは「0.3%」、コアCPIは「0.0%」、コアコアCPIは「0.8%」でした。
ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)が、「0.2%」に低下しておりましたので、下がると思っていましたが、横這いでした。
それにしても物価が上がりません。
日銀が公表している日銀版新型コアも2月は「1.1%」と横這いでした。
異常に人口が減少していくわけですから経済が縮小していくのは当たり前であり、デフレが自然の摂理に合っていると思われるのですが、政府はあくまでインフレにしようとしています。
デフレでも財政赤字が増大していずれ破綻し、インフレにしてもいずれ破綻する。
前にも行けず、後ろにも行けない。
経済は成長しようとするために供給を増加させようとする、かたや人口が減少していくことによって総需要が減少していくことは目に見えている。
需給ギャップは時間と共に拡大していき、いずれ限界を迎える。
富と国益を目的とした世界の限界です。
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