毎月勤労統計調査12月分の「速報」について実質賃金は「マイナス0.1%」でしたが、同時に通年の実質賃金の「速報」も出ていました。
2015年通年の実質賃金は「マイナス0.9%」であり、4年連続でマイナスを記録しています。
2012年の実質賃金は「マイナス0.9%」
2013年の実質賃金は「マイナス0.9%」
2014年の実質賃金は「マイナス2.8%」
2015年の実質賃金は「マイナス0.9%(速報)」
4年間で実質賃金は「5.5%」減少していますが、安倍政権になって実質賃金は「4.6%」減少しています。
2015年の月ごとの実質賃金はこれです。
実質賃金の減少に比例して、生活水準の低下をあらわすエンゲル係数が上昇しています。
世界銀行もIMFも世界経済見通しを下方修正している現状で、日本はあとどれほど成長しうるのでしょうか。
資本、生産性、労働力の三つをフルに活用した場合に達成しうる仮想成長率を潜在成長率と言いますが、経済の本当の実力をあらわしていると言われています。
内閣府と日銀が共にこの潜在成長率を公表しているのですが、数値は互いに異なります。
内閣府が公表している「1981年~2014年」までの日本の潜在成長率はこれです。
現時点での最新データです。
これをグラフにしてみましたが、東日本大震災によって2011年と2012年の通年のデータは抜けています。
これを見ますと「1988年の5.0%」が日本の潜在成長率のピークであったことが分かります。
救世運動の真っただ中です。
神界最高霊域の神霊が、こぞって全人類にメッセージを送っていた、まさにその時が日本経済のピークだったわけです。
これ以後は急激に低下し、後半緩やかな山なりに低下し続けています。
1990年にはあまりにも人・物・金が集まり、その影を教祖が心で握ってしまったためにハイ・スピリットがストライキを起こし、もう霊言は降ろさんという問題が起きて、啓示が降りなくなっていた頃です。
正しき心から本人の自我に正しさの基準点がすり替わったころですね。
正しさの基準が神我から自我にすり替わりました。
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