Report No.219
大体、今までの古い仏教の概要は見性したと思います。
埃とチリである四諦(苦諦・集諦・滅諦・道諦)に見られる人生を苦とみる人生観、実在しない四悪趣(修羅・畜生・餓鬼・地獄)をなくならない永遠の世界として前提にしている厭世観、六波羅蜜や様々な戒律、あるいは三宝帰依(仏法僧帰依)の方便性、人間が虫けらや動物に生まれ変わるが如き誤った輪廻転生論、悟りたる仏陀となれば、二度と生まれ変わらないと言われてきた一方通行の極楽浄土観、一切皆苦を説く四法印(諸行無常・諸法無我・涅槃寂静・一切皆苦)、これら埃とチリの部分は、そのまま信じ込めば、今後の人類各人の霊的な発達の障害となります。
真理の全貌を理解していく上でその認識に矛盾と無知が生じてくるため、その矛盾と無知によって神の心の全貌を正確に理解できなくなるのです。
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