Report No.544
悪の問題とは、神の体(物質)の問題です。
物質の問題であり、現象利益の問題であり、欲望の問題なのです。
これを神の造られた通り、正確に捉え、認識していかなければならず、これに失敗しますと、どんなに良い真理を説こうとも悪の無限化が避けられなくなるのです。
ある意味、善と悪は一つということです。
悪を知らなければ、その善は有限化し、悪のほうが無限に現象化してくるのです。
神は高い「神の心」と低い「神の体」しか創造されていません。
「高いもの」と「低いもの」の双方を知らなければ、どういうわけか真理が無限化しないのです。
宇宙とは何とも不思議な創りになっているわけですが、ただ神は「ひとかけら」の悪も創造していません。
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