単体 C

救世の4原理 113 単C

Report No.331

自我は「目的」にもならず、「否定」もできません。

「自我を捨てよ」という教えは方便の善であり、有限の善です。

全ての多様な悪は、自我に帰一していると見ておりますので、自我や表面意識を悪と見るわけですが、もちろん相対的な自我が「目的」になることはありませんが、実は「否定」もできないのです。

少なくとも神ご自身は「否定」しておられません。

神我が「天」であり、自我は「地」で、永遠に天地一体です。

神我が統一であり、自我は矛盾です。

統一が「天」であり、矛盾が「地」で、永遠に天地一体です。

神我即自我であり、西田哲学で説かれておりますように統一即矛盾が実在であり、双方は一実在の両方面です。

切ったら実在とはならず、自我となり、有限の善となり、方便の真理に落ちます。

「自我を捨てよ」という教えは、この神我と自我を自我で切って、自我の矛盾の方面を見て、矛盾を矛盾であるという理由において「自我を捨てよ」と言っているため自我に比喩した方便の善です。

関連記事

  1. あの世の構造 単C

  2. 救世の4原理 129 単C

  3. 救世の4原理 23 単C

  4. 多次元世界とは人類の未来である 単C

  5. 信仰の本義 2 単C

  6. 地上天国への道 2 単C

  7. 救世の4原理 35 単C

  8. 救世の4原理 38 単C

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー
2025年2月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
2425262728 
アーカイブ
最近の記事 おすすめ記事
  1. 2025.02.22

    総括 70
  2. 2025.02.22

    総括 70 単T
  3. 2025.02.19

    総括 69