神の心が実相であり、神の体が方便です。
方便の真理とは、神の体に比喩した善ですので方便は天地の秩序から言えば「地」です。
実相が「天」であり、方便が「地」で、永遠に天地一体です。
これを仏教では実相即方便として説いてきました。
方便とは「肯定できる側面」と「否定できる側面」、この「肯定」と「否定」の矛盾を含んでいます。
この「矛盾」は、物質に比喩した善の方便における物質の属性から来ています。
方便の真理はこの「矛盾」を含んでいるがゆえに天地の秩序では「地」に置かれることになるのです。
統一が「天」であり、矛盾が「地」で、永遠に天地一体です。
天地一体の秩序から言えば、この「地」である方便の真理を「天」に置き、無限に伝道していけば、必然的に悪も無限化していくことになります。
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