単体 T

戒律 12 単T

戒律は疑似真理であり、偽物の善と偽物の悪を創りますので、もしそれがあの世の人格神がある任意の理由において課すのであれば、方便の善と言えます。

例えば偶像崇拝を禁止する戒律があるとすれば、偶像崇拝をしなければ善であり、偶像崇拝をすれば悪になります。

結果(物質)を押し付けてきますので物質に比喩した善、すなわち方便です。

重要なのはその人格神が、何故偶像崇拝を禁止するのかという理由と原因であり、その結果ではありません。

大抵は偶像崇拝の意味を知らず、何故その人格神が偶像崇拝を禁止するのかという理由も知らないまま戒律を守ろうとしているのです。

そして偶像崇拝をしなければ善であり、偶像崇拝をすれば悪であると認識していくのです。

その認識が偽物の善の世界と偽物の悪の世界、いわゆる天国と地獄の矛盾した世界を生むのです。

神の体を「天」に置くことを偶像崇拝と言い、神の心を「天」に置くことを神への信仰と言います。

関連記事

  1. 神のテスト会場と神の合否会場 単T

  2. 神への信仰とは、常に現実的なものである 単T

  3. エリュシオン 5 単T

  4. 主客合一の絶体法則 その3つの意味 単T

  5. エリュシオン 16 単T

  6. 人類の救済と幸福は神の存在に依存している 単T

  7. 全人類幸福化運動とは、「神の聖なる支配」のことである 単T

  8. 天のソドムと地のゴモラ 4 単T

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
アーカイブ
最近の記事 おすすめ記事
  1. 2025.08.14

    信仰の必然性