単体 T

戒律 10 単T

実相が「天」であり、方便が「地」で、天地一体であり、実相即方便です。

戒律とは方便ですので天地一体の理法から言えば「地」に相当します。

神の心を直接説く善を実相と言い、神の体に比喩した善を説くものを方便と言います。

戒律とは、心の外から善を押し付けるものですので、どうしても方便になります。

戒律とは善悪二元論であり、善と悪の双方を創るものです。

例えば「偶像崇拝」の禁止の戒律を与えれば、偶像崇拝をしなければ善となり、偶像崇拝をすれば悪となり、善と悪の双方をみずから創るのです。

物質を媒介として善と悪の双方が生まれるのです。

物質は相対的なものだからです。

戒律が方便になるのは好意的に見ても有限の善だからであり、この戒律を神の御名を語って「天」に置けば、必ず善悪の双方を創るために地獄界がなくならなくなるのです。

方便の善を無限に伝道していけば、必ず悪も無限に現象化してきます。

関連記事

  1. 原文 50 単T

  2. 戒律 4 単T

  3. 本物の神理と偽物の神理を分ける公理 -釈迦編 3ー 単T

  4. 天地一体の悟り 1 単T

  5. 総括 22 単T

  6. エリュシオン 4 単T

  7. 仏陀の法の修正 6 単T

  8. 霊格と過去世 単T

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー
2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  
アーカイブ
最近の記事 おすすめ記事
  1. 2025.05.10

    繁栄と衰退 2
  2. 2025.05.7

    繁栄と衰退 1
  1. 2025.05.10

    繁栄と衰退 2
  2. 2025.05.7

    繁栄と衰退 1