宇宙は神の心の表現体であり、神の心が永遠に「天」に置かれている世界です。
神の真善美が「天」に置かれ、相対的な神の体は「地」に置かれている世界であり、そしてこの天地が一体化している世界です。
天地が分かれていないのです。
神の心と神の体は分かれておらず、真理と現象利益は分かれておらず、神我と自我は分かれておらず、幸福と快楽は分かれておらず、統一と矛盾は分かれておらず、原因と結果も分かれていない。
まさに「一即全、全即一」であり、この「分かれていない」、すなわち一体である点に無限・完全・永遠・絶対が表現されています。
神の心の「大空」と神の体の「大海」は分かれておらず、「大空」と「大海」は水平線によって一つであり、永遠に天地一体です。
この「大空」と「大海」を分けた時、そこに罪があらわれ、悪があらわれ、不幸があらわれます。
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