大体、カル・ファイアは、午後11時半ごろに更新されますので、更新されましたら下の方に追記しておきます。
リバティ・ファイアとライ・ファイアは、100%封じ込められましたが、残り4つの鎮火率はライラック・ファイアが「99%」、クリーク・ファイアが「98%」、スカーボール・ファイアが「90%」、そして問題のトーマス・ファイアが「35%」封じ込められています。
トーマスの焼失面積は、現時点で「25万6000エーカー(1036㎢)」であり、単独でニューヨークの「789㎢」を超え、ダラスの「999㎢」を超えています。
東京23区の面積(627㎢)の「1.65倍」の規模の焼失です。
焼失した建物は、1000棟の大台を超え、現時点では「1009棟」となっています。
消防士は「8318名」、消防車は「1012台」駆り出されています。
当地では、12月16日の午前2時から午後10時までサンタアナの強風が警戒されており、丁度今頃ですが、午後10時までレッド・フラッグ警報が出ています。
ちなみにレッド・フラッグとは、極めて深刻な火災の恐れがある気象条件の時に出される警報ですが、これが12日間連続で出される事態も初めてのことのようです。
12日間連続のレッド・フラッグは、歴代最長期間だそうです。
サンタアナの強風が戻ってきているのです。
Winds put hundreds of homes in Montecito area in danger as Thomas fire rages ロサンゼルス・タイムズ
30マイル~40マイルの強風ですが、場所によっては60マイルの強風もあるようです。
日曜日(17日)の朝方までは警戒されているようですが、それ以降は風が弱まる予想です。
サンタアナの強風が吹きますと、消防士には手の施しようがない。
このトーマスで消防士の方が一人亡くなられています。
UPDATE: #ThomasFire has burned 252,500 acres at 35% containment. #Firefighters remain engaged in structure defense in the #SantaBarbara #Montecito #Carpinteria #Summerland area and working to tie into the #Teafire and #Jesusitafire footprint. pic.twitter.com/OJoosUFsQl
— Ryder Christ (@Ryderchristnews) 2017年12月15日
これはコクピットからの映像です。
Spectacular video taken from cockpit over #ThomasFire, helping @CAL_FIRE reinforce containment lines. Now 252,500acres,
35% contained, 160,000 gallons retardant dropped. #KeepingCaliforniaSafe #OneTeamOneFight pic.twitter.com/BE3relyfa3— 146thAirliftWing (@146AirliftWing) 2017年12月15日
カリフォルニアにおける大規模な山火事の「トップ20」はこれです。
今回のトーマスが、歴代「4位」につけておりますが、カル・ファイアのPDFでは赤文字で「24万9500エーカー」となっておりますが、現時点では「25万6000エーカー」です。
後「1315エーカー(5.32㎢)」を焼けば、3位のリム・ファイア(RIM)を超え、トーマスは歴代「3位」となります。
次の更新ではリム・ファイアを超えていると予測されています。
リムを超えれば、後「1万6000エーカー(65㎢)」焼失すれば、トップのシダー・ファイア(CEDAR)を超えて、カリフォルニア史上最悪の「1位」の山火事となる。
1辺が大体8㎞四方を焼けば、歴代最悪トップの山火事となり、そうなる可能性が高くなっています
我々はカリフォルニア史上最悪の森林火災を目の当たりにしているのかもしれません。
12月にカリフォルニアで山火事が起こることは珍しく、しかも珍しいだけではなく、カリフォルニア史上最悪の火災となるかもしれない。
どうしても来年を暗示している予兆のように見えて仕方がない。
それは神道が国家単位で抑えてきた当ブログの真理が、世界的規模で開始されることを意味します。
ちなみにこれはトーマス・ファイアではなく、鎮火したライ・ファイアの映像ですが、家々が焼かれている場面を捉えたものです。
犬も健康が大切です。
トーマス・ファイアは、現在「1009棟」の建物や家を破壊したわけですが、カリフォルニア史上建物を破壊した火災の「トップ20」はこれです。
このカル・ファイアのPDFでは赤文字で「972棟」とあり、「第8位」にトーマスがつけていますが、7位のオールド・ファイア(OLD)と比較すれば分かりますが、現在トーマスは「1009棟」を焼いており、オールド(1003棟)を超え、現時点では「第7位」です。
6位のナンズ・ファイア(NUNS)を超えるかどうか予断を許しません。
ハリケーン「ハービー」の時もそうでしたが、気候変動が始まったように思う。
始まったら、既に手遅れだと思いますけどね。
新しい気候変動に関する報告書が公表されました。
2016年の記録的高気温、人為的気候変動のみで説明可能 研究 AFP
2016年に記録された、世界平均気温の過去最高値更新、アジアの猛暑、米アラスカ州沖の海水温上昇などの異常事象の原因は、化石燃料の燃焼といった人的活動に起因する地球温暖化の進行以外に説明がつかないとする研究結果が13日、発表された。
「この報告書は根本的な変革を示すものだ」
地球の環境自体が、新たな常態、すなわち「ニュー・ノーマル」に移行した。
そしてそれは人間の人為的活動に起因しており、人間がこの新しい気候を作り出した、と言っています。
新しい気候と環境を人間が作るとは、まるで神様みたいです。
神さまに代わって環境や気候を作り出し、なおかつその環境の中で人類が生存できるならば、神さまは必要ありません。
「・・これはもう、人類は滅ぶしかないね・・」
傲慢にもほどがある。
中ほどの中道が重要。
報告書は、気候変動を原因とする異常な天候事象が、初めて「特定」されたと報告しています。
アジアではインドの熱波(犠牲者580人)ですが、3月~5月にかけておこっており、これは気候変動に起因していると「特定」しています。
アラスカ湾やオーストラリア北部沖の海水温の最高値の更新、それによるグレートバリアリーフにおける世界最大のサンゴ礁の白化現象、ならびにアラスカ沖での過去最大規模の有毒藻の大量発生も、すべて気候変動が原因であったと「特定」されました。
2016年に中国の武漢で発生した異常降雨も、その発生確率を1961年当時の気候と比較すると、現在の気候では「10倍」に増えている。
アフリカ南部一帯を襲う激しい干ばつの発生件数も、過去60年で「3倍」に増えており、これらはすべて気候変動が原因になっていると「特定」されています。
報告では、
「観測された異常事象が自然変動だけで発生したと考えるのはかなり難しい」
と指摘しています。
人間が作った気候で当の人間が生存できるのかどうか。
少なくともサンゴ礁の白化現象や有毒藻の大量発生、異常降雨や異常な干ばつ、カリフォルニアの異常な森林火災の多発やハリケーンの異常規模を見ましても、人間のつくった気候はろくでもないもののように見える。
しかもこういった異常気象や異常な天候事象が年々増えていくとも報告されている。
神への傲慢もピークに達した観がある。
因果律は神そのものであり、これをくらますことはできない。
これを禅では不昧因果という。
諸神霊が、未来の人類とその子孫に、この現代人が作った狂った気候変動の世界を継がせるとは、どうしても思えない。
人間の力で環境を元に戻せないならば、諸神霊がやるしかないでしょうね。
ただそれは荒療治になるでしょうけどね。
人類は、自然界という神の神殿でそれだけの悪業を積んできたということでしょう。
作用は反作用に等しく、引力は斥力に等しい。
これも真理上はよく言われてきたことです。
神の御心のままに、とは因果律のままにということです。
因果律はこの世で完結しない場合、あの世で必ず完結する。
ところがこの世そのものが瀕死ですと、悠長なことは言ってられないでしょう。
恐らく神の心とその通りに動く諸神霊達によって、この地上そのもので因果律は完結することになる。
善には善が、悪には悪が作用する。
善とは存在であり、悪とは非存在です。
善とは存在とその肯定であり、悪とは存在の自己破壊性が、その本性です。
悪とは崩壊が、そもそもの性質なのですね。
だから宇宙が存在しているということは、宇宙は善だということであり、だからプラトンも宇宙の存在が、それ自体善だと言いました。
悪とは長期的には存在できないのです。
従って恐ろしい世紀末預言がありましたが、それは善が存在し、悪が滅んでいくという真理の存在の証として預言されていたわけです。
しかも諸神霊が実行しますと、この地上で因果律が完璧に完結しますので悪党は存在できなくなります。
時代によっては、というか本来は現代がその時代ですが、そういったことも例外としてはあってもいいかもしれない。
地上人間の方はたまったものではないでしょうけどね。
追記
やはりカリフォルニア史上歴代3位に最悪レベルが上がっています。
「25万9000エーカー」です。
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