Report No.185
神我が「天」であり、自我は相対的なものですから「地」で、永遠に天地一体です。
神の心が「天」であり、神の体が「地」で、永遠に天地一体です。
天地一体の理法から見れば、神我は神の心に感応し、自我は神の体に感応します。
絶体的なものは、絶対的なものに通じ、相対的なものは、相対的なものに通じる。
「天」は「天」に感応し、「地」は「地」に感応する。
何故、宗教における生き神信仰が悪、ないしは方便に位置付けられるのかは、ひとえにこの宇宙の構造と仕組みに依っています。
生き神信仰は、「地」である自我を「天」に置き、神が定めた「地」を「天」に置いているがゆえに現代的には悪と断定して良く、天理教のように生き神信仰をして天上界に帰天した教祖であったとしても所詮、自我に比喩した善、すなわち方便の善に過ぎず、無限化はできない善と言えます。
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