Report No.431
本物の真理は、本物の悪を語れるけれども、偽物の真理、あるいは方便の真理と言ってもいいけれども、方便の真理は偽物の悪しか語れません。
宇宙は神の心の表現体であり、神の心(善)と神の体(悪)は一つですので、悪の方面を正確に洞察していきませんと善と悪が切れてしまい、どうしても方便の真理、いわゆる有限の善になってしまうのです。
これは今回発見した真理の一つであり、誠に不思議なことですが、これは善だけを悟ればいいというわけでもないことを意味しています。
善と悪の双方を正確に悟りませんと無限の真理にはならないということなのです。
すなわち神の心と神の体の双方の意味を知らなければ大宇宙、すなわち神の真の姿を知ったことにはならず、その「知らない」領域によってその善がどういうわけか有限化してしまうのです。
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