単体 C

大救世運動の敗因 5 単C

Report No.463

救世の第二陣は、まず西田幾多郎(1870年生)が生まれ、巨大な西田哲学を打ち立てています。

主観と客観が分かれる前の一者を実在とし、主客未分の純粋経験の哲学を説かれました。

心(主観)と世界(客観)が分かれる前の一者とは、「全ての全て」である神の意識活動を直接捉えんとしていたということです。

主観と客観の分離は、それ自体が主観と客観の矛盾であり、統一を失っておりますので、世界がそこに存在している限り、主観と客観の矛盾を統一しているものがあるはずです。

矛盾だけが存在し、矛盾を実在としますと世界の存在を説明できなくなるのです。

と言いますか、宇宙は存在できないのです。

アインシュタイン博士が相対性理論で論証されましたように時空とはイコール物質であり、時間と空間は相対的なものであり、それだけならば「矛盾」なのです。

関連記事

  1. 善悪の基準とは、如来界の悟りに在り 単C

  2. 信仰の本義 1 単C

  3. 救世の4原理 39 単C

  4. 救世の3部作の再統一 1 単C

  5. 回想 9 単C

  6. 救世の4原理 12 単C

  7. 救世の4原理 146 単C

  8. 救世の4原理 175 単C

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

アーカイブ
カレンダー
2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031