シリコンバレー銀行やシグネチャー銀行の破綻に続いて、ファースト・リパブリック銀行が破綻し、JPモルガン・チェースに買収されています。
全米で歴代2位の大型破綻です。
以前はシリコンバレー銀行が歴代2位だったわけですが、これを資産規模で抜いています。
歴代1位は、2008年のリーマン・ショック時に破綻したワシントン・ミューチュアル銀行ですが、それに次ぐ規模の破綻です。
FRBの利上げで債券が暴落し、多大な含み損を抱えての経営破綻です。
これからも秋に向けて破綻していく銀行が増加していくはずですが、新型コロナによってリモート・ワークが当たり前となっているため商業用不動産が必要とされなくなっており、空き室率が過去最高を記録しているのです。
この商業用不動産に莫大な投資をしている銀行が多くあるため、今後も銀行の破綻は続いていくと見られます。
シリコンバレー銀行のように今後、破綻していく可能性をもった銀行は、「186行」にものぼります。
5月のFOMCでも「0.25%」の利上げはほぼ確実であり、5.25%まで金利は上がる見込みです。
取り付け騒ぎもあちらこちらで起きており、今後も高金利による債券価格の暴落と預金流出に耐えられなくなる銀行が続出してくるでしょう。
この金利は数か月間は高止まりする予測ですから、利下げは早ければ11月と見られておりますのでこの前後にリセッション(景気後退)となるはずです。
過去、最大の逆イールドを見ましても、世界経済が崩壊していくのではないかというほど続いています。
通貨の真の実力を示すBISの実質実効為替レートも数値の大幅な見直しが行われたようであり、以前はこうでした。
NHKも上記の数字を使っていたのですが、BISの方で変更されています。
現在はこうなっています。
以前の最低値である1970年8月の数値は「57.1」でしたが、今回これは「73.45」と修正されています。
最新の数字である2023年3月の実質実効為替レートは「77.42」であり、50年ぶりである事実は変わりません。
ドル円が再び上昇し、円が売られていますが、1ドル137円台まで来ています。
今年の後半から徐々に波風が荒くなってきそうです。
幸福の科学の大川隆法氏がご逝去されていますが、長男の宏洋氏がその一年前に大川さんが死ぬ予知夢を見ています。
さすが長男。
大川隆法氏の死亡届をこの長男の宏洋氏が取得しています。
「除籍」とあり、正式に死亡したことが確認されました。
本当に死んだのですね。
大救世主が使命を果たすことなく、死んでしまいました。
これで善川三郎、富山誠、大川隆法と幸福の科学を作った者全員が死んでしまいました。
縁起を担ぐわけではありませんが、「隆法(りゅうほう)」という名前が良くない。
「隆の法(りゅうのほう)」であり、まるで蛇の法です。
最初期は「隆法」と書いて「たかのり」とルビがうってあったのですが、かなり早い時期に「りゅうほう」と呼び方を変えています。
「隆法(たかのり)」の方が良かったのかもしれません。
悟り不足は死を招く事例になってしまいました。
GLAの高橋信次氏の時は、師が死にますと弟子が山を下り始めたわけですが、幸福の科学の時は師と弟子が一緒になって山を下り始めています。
真理の山は一旦登り始めましたら下りられないのに下りてんの。
後は蛇の巣になるだけであり、下り道には必ず魔が潜んでいます。
山の頂上にある一輪の花をむしりとってくるまで下りられない。
別の楽な道を探しておりますと、そのうち遭難します。
光の天使がヘリを飛ばして助けに行こうとも、その時には見つからないところに誘導されておりますのでその遭難者を見つけることはできない。
迷いの中を迷い、そのうち頂上への道を見失い、帰り道も分からなくなる。
迷い道の左右の道路わきには、魔が潜み、常に甘い声で囁き、誘惑してきます。
80年の一瞬の人生でどれだけ高い神の心を悟れるかでしょうね。
幸福の科学は、確かに1989年までの霊言はすばらしかったけれども、大川さんの書く理論書の内容は、あまり記憶に残っていません。
霊言の内容は悟りが高かったために30年経った今でもその内容を覚えている人は多いけれども、大川さんの理論書はあまり記憶に残っていないのです。
当時は一冊残らず読んでおりましたが、霊言講義のテープを聞いても、「あれ、こんな低いことしか言ってなかったっけ」という感想が多かったです。
あの世の如来が言おうが、菩薩が言おうが、内容は自分が言うのと変わらないと大川さんは言っていたわけであり、そう信じてもいたのですが、今から思えば、実はあの世の諸如来諸菩薩と大川さんの悟りの間にはかなりの径庭があったことが分かります。
あの世の諸如来諸菩薩の霊言は、悟りが高かったために一度読めば、長らく記憶に残るわけですが、大川さんの悟りの質が諸神霊と比べて低かったために記憶に残らなかったのです。
もう少し謙虚に悟りを求めるべきでしたが、幸福と快楽をすり替えたり、正義と利益をすり替えたり、神我と自我をすり替えたりと「紙一重」のすり替えが多すぎるのです。
これは明らかに悟り不足を示しているものであり、当時は分かりませんでしたが、メクラの大川さんがメクラの俺を導いていたというのは今では分かります。
やはり諸神霊の悟りとは、かなりの差があったと言わざるを得ない。
人間の見方、世界の見方、書籍の読み方全般がとにかく表面的で浅いのです。
例えば仏教では天国を極めた快楽と書いて極楽浄土と言いますが、地獄は恐怖の世界です。
これと似ており、天国と地獄を霊視で見れば、天国を快楽の世界と見、地獄を恐怖、すなわち不快の世界と見ておりますと、全ての真理が真逆になっていくのです。
一見すれば、確かに天国は快楽の世界であり、地獄は不快な世界ですが、快不快は自我の作用であり、物質の支配を受けて、物事の見方の全般が表面的で物質的、観念的に捉われやすいもの、すなわち浅くなるのです。
天国と地獄には結果として快不快の側面はありますが、その本質とは天国とは幸福な世界であり、地獄とは不幸な世界なのです。
快楽は幸福の結果であり、不快とは不幸の結果です。
天国を快楽の世界と見、地獄を不快な世界と見ておりますと、天国とは快楽の世界ですから、この世で死後天国に帰天しようとすれば、そこは快楽の世界ですから、この世でも快楽をむさぼろうとするのです。
そして幸福と真逆の世界を作っていきます。
不利益や不快は地獄の世界ですから、天国と地獄をそう見ておりますと不利益と不快を避け、快楽と利益だけを得ようとするエゴイストが作られるのです。
天国と地獄の世界観を浅薄に誤って捉えていきますと真理の使徒とは真逆のエゴイストができるのです。
物事の全般でこういった見方をしていたのです。
これも悟り不足を示しているものです。
天国と地獄の世界観を快不快で見るのは方便であり、自我の作用であり、一歩間違えば誤りとなります。
そういった非常に危うく、不安定なものをもっていたようですが、やはりそれは本人にとって危険なのです。
やはり悟りをこそ求めなければならない。
悟り不足は死を招き、悟りの充足は生を招きます。
人間は神の心の一つ一つによって生きるということです。
大川さんは高橋信次氏の「法の後継者」です。
その「法の後継者」から高橋信次の霊言集を全て絶版にされ、GLAの自分の娘からは邪見に扱われ、幸福の科学とGLAから双方、高橋信次氏はつまはじきにされています。
「A、HAHAHAHAー」と人の不幸を笑ってはいけません。
でもそうなっています。
私は高橋信次氏世代ではなく、高校の図書館にどういうわけか、「心と人間シリーズ全巻」が寄贈されており、そこで神秘的な体験をしたために記憶に残っていただけです。
その本棚に並べられている高橋信次なる著者の書いた本を見た瞬間、自然界が私に覆いかぶさってきたのです。
「おわっ、何じゃこりゃ」と思ったわけですが、その書籍は読んではいけないという確信だけはありました。
その著作を読んでも、今の自分では到底理解できないと直観的に確信したからです。
今は読めないけれども、いつか自分はこの著者の著作を全て読破していくであろうとこれにも確信していました。
そしてその通り数年後読破しました。
高校の時は友人の親戚に偶然、GLAの会員がいたため、友人に頼んでカセットテープを借りてダビングし、色々と講演会を聞いていました。
同時期にGLAの高橋佳子女史の真創世記・地獄編、天上編、黙示編の3作を読みましたが、まだこの頃は高橋信次氏と佳子女史の関係は全く結び付いていませんでした。
地獄編に父親のことを少し書いていた記憶がありますが、名前までは記載されておりませんでしたので、数年間は高橋佳子女史と高橋信次氏が親子であることも知らなかったのです。
数年後に「高橋信次に高橋佳子と、あれ、そう言えば何か名字が同じだなって、ええ、親子だったの!」と驚いた次第です。
しばらく知らなかったのです。
当時は作家の平井和正氏が推薦文を書いておりましたので真創世記を手にとったわけですが、今でも印象的に覚えているのは、真創世記には「ミカエル宣言」があったのですが、手に取ってそれを読んだ瞬間、思ったのは「あれ、おかしいな、ミカエルは生まれていないはずなのに・・」という感想でした。
何故そう思ったのかは知りませんが、何故かそう思ったのです。
その後、何年か経過して大川さんが「大天使ミカエルの降臨」を上梓しましたが、それを読んで、やはりあの時の直観は当たっていたのだとおかしな溜飲を下げたことがあります。
1989年までの素晴らしい霊言は、本物なのです。
地球系霊団の最高霊域から下りている霊言ですし、それは内容が証明しているはずです。
と言いますか、私は霊言で信じたのではなく、霊言を上梓しながら同時期にあの世の高橋信次氏が、ストーカー的にやたら幸福の科学に行けと脅しまくっておりましたので、信じざるを得なかっただけです。
あの脅しを受ければ、誰でも認めざるを得なくなります。
あの霊言の内容に文句を言える者はこの世には存在しませんが、霊言よりも脅しで、あれは本当なのだろうなと思わざるを得なかったのです。
通常の常識人ならば、諸神霊が霊言を下ろしても、「私はそのようなものは信じない」というはずです。
だからそういう人をあの世から脅していけばいい。
どうせ信じざるを得なくなるわけですから、そうすればいい。
脅しの信次ってやつで。
私は信じざるを得なくなったのですから。
あの世がないなんて「アホか」と思いますが、あの世がなければ、こっちもこんなに苦労しないっての。
だから大川さんが霊言を下ろしていた当時、GLAが組織ぐるみで幸福の科学の霊言の出版を妨害していたのを見て、「恐ろしいことをする」と思っていました。
GLAは今でも高橋信次氏の霊言を本物であると認めていないのですね。
この種の”霊言”と言われるものは、様々あるようです。
大変遺憾ながら、あなたが目にされた書籍も、その1冊ではないでしょうか。
はっきり申し上げますが、いかに高橋信次先生のお名前を語ろうとも、それは決して信次先生ではありません。
その主張も、信次先生の語られたこととは世界観や人間の捉え方がまったく違います。
信次先生はご生前から「私の名を騙る者がたくさん出てくるだろう」とおっしゃっていたのが現在起きている状況です。
こうした”霊言”を出版した人には、おおむね共通の特徴があります。
それは、”霊言”と言いながら、本人の意識(煩悩)を、”霊言”の名を借りて語り放題にしていることです。
しかも、責任を回避するために、自分の意志でなくあくまでも霊が語っていることにしています。
たとえば、高橋信次先生のお名前を利用して、根も葉もない内容を「実在界の高橋信次はこう言っている」などとして『高橋信次の霊言』を複数出版し、宗教に関心のある人々の注目を集めたあげく、自らの知名度が上がると、今度は貶める内容を出版するなどは、その典型的なケースでしょう。
こうした偽物がどんどんメディアを通して発信されることは、大変に心痛むことです。
今では幸福の科学が高橋信次物の霊言は全て絶版にしておりますが、内容で判断できなかったようです。
おもしろおかしく霊言を下ろしておりましたので気づいた人がどれほどいるのかは分かりませんが、仮にあれが偽物であったとすれば、生前の高橋信次氏の悟りよりも高い真理が語られていました。
GLAが「偽物」という霊言の内容の方が生前の高橋信次氏の悟りよりも高かったのです。
あるいは生前に説いた法の足らざる部分や修正する必要のある部分は修正していたのです。
法に関しては割と真面目でした。
例えば生前の高橋信次氏は、「中道とは神の心」としていましたが、それだけでは足りませんので、大川さんのところで「まず中道に入ることが重要であり、完全な中道には誰も入れないのだから、次にそこから無限の発展が始まるのではないか」と単に神の心を中道とするだけではなく、「中道からの発展」を説き、みずからの生前の法を発展させていたのです。
その後、大川さんが「中道からの発展」を言い出したのです。
また生前の高橋信次氏は、割と欲望に関しては否定的であり、むしろ言及するのを避けていたのです。
ところが帰天して大川さんに霊言を下ろしていた時は、欲望や快楽について修正していました。
目的にもならず、否定もできないものとして修正していたのです。
「高橋信次の新幸福論」で快楽を分析し、欲望をそのまま肯定し、生前の法を修正していたのです。
その他にもたくさんありますが、生前の法について反省し、発展させるべき法は発展させ、修正すべき点は修正し、足らざる部分は補足する作業をしていたのです。
あの大川さんの高橋信次の霊言を「偽物」というならば、生前の高橋信次氏の悟りよりも明らかに「偽物」の高橋信次氏の方の悟りが高いと言わざるを得ない。
生前の自己の悟りには、少し自我で偏っていた部分があったことを、あの世に帰って本人も気づいたということでしょう。
人間に完全な悟りなど無理ですからね。
他にもあの世の高橋信次氏はこんなことも言っていました。
「法の同質性こそが後継者の証明」とし、
私の後継者であるかどうかは、私が説いたような、同質の法が説けるかどうかです。
そして、私が指名したからどうかとかね、そんなことは、関係ないんです。
私が遺言で、「この人以外に通信を送らん。」とか、そんなこと言った覚えないんです、私はぜんぜん。
そんなことデッチあげてやっています、まことしやかに。
ソース : 高橋信次復活の原点 希望編 第3章 神々は招く
あの世の高橋信次氏はこんなことを言っておりましたが、でもGLAの公式HPにはこうあります。
この魂の邂逅によって、法の継承者が高橋佳子先生であることを確信した高橋信次先生は、その後の一切を高橋佳子先生に託されました。
と同時に、「私が実在界(あの世)に帰ったら、通信を送る相手は佳子だけです。
そのことを忘れないでください」と周囲に告げ、いずれ高橋信次先生の名を騙って自説を説く人々が現れても、それに惑わされる必要はないことも伝えられました。
矛盾しています。
本人は言った覚えはないと言いながら、GLAでは言ったことになっています。
どっちかが嘘をついているわけですが、霊言が出ている当時はこういったことがよく分かりませんでした。
というより、あまり関心がなかったと言った方が正確です。
GLAに関与したことがある人にとっては、関心のあることかもしれません。
ちなみに関係ありませんが、明日は松原照子氏が予言していた「魔の水曜日」です。
明日、フォッサマグナが割れるそうです。
外れることは分かっているわけですが、次の「魔の水曜日」は2024年3月20日です。
天国を楽しさと利益と快楽の世界と表面的に観て、これを幸福と勘違いし,目的にしてむさぼった大川隆法氏と幸福の科学ということなのでしょうね。。
楽しさと利益と快楽はあくまで結果であり表面的な様相であって、そこに至るには、各人なりの不断の充実感を伴う努力と悟りとがある。これを捨象し、単にディズニーランドに行くこと、リゾートを満喫すること、オシャレな店に行くこと、美味しい食事をすること、リラックスすること、遊びにふけることを天国的なこととして、そうでない泥臭い努力や悟りを地獄的な苦悩、不利益,苦痛と見なしたのが大川隆法氏、幸福の科学の紙一重のすり替えであった。
不断の充実感のある泥臭い努力とそれによる掴んだ悟りによる幸福こそ求めることであった。
これを大川氏や幸福の科学は「正しき心の探究」「悟りによる幸福」と高級霊界から至高の霊示を受けていたのにも関わらず、これを紙一重ですり替え、「心地よい心の探求」「楽しさと利益と快楽によるハッピー」を求めた。その結果、道を間違え続け、地獄の法と妖怪にならない法で幕を閉じた。
ということなのでしょうね。
高級霊界からのこの上ない大量の啓示をいただきながらこの結果。。
ただ、今後の光の天使に対する反面教師としては、壮大なる教科書を遺してくれたとは言えるのでしょうね。
心より感謝申し上げます。