単体 C

大宇宙、その「存在の愛」 2 単C

Report No.348

実在の根底が直ちに神である。

主観客観の区別を没し、精神と自然とを合一した者が神である。

神においては知即行、行即知であって、実在は直ちに神の思想であり意志でなければならぬ : 西田幾多郎

大宇宙において神の思想は常に実践されて行為となり、実践された行為は常に神の思想があらわれている。

知即行であり、行即知です。

宇宙は神の思想の表現体であり、神の思想こそ神の意志である。

すなわち大宇宙とは神の意志の発現である。

大宇宙は、ただ偶然そこに存在しているわけではなく、神の意志の発現体として存在しています。

宇宙とは偶然の存在ではなく、必然の存在なのです。

必ずそこに存在していなければならない必然の存在です。

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