国際

増えそうなアメリカの死者数

ノルウェーのフィンマルクで異常な地滑りが起こっています。

どこかで文明の地滑りが起こるという隠喩でしょうか。

凄い地滑りですが、クロームでツイッター動画が見れない場合、別のブラウザを使うことをお勧めします。

ツイッターの動画は、マイクロソフトのIE(インターネット・エクスプローラー)でも、恐らく見れません。

ファイア・フォックス(Firefox)やオペラ(Opera)等、試して見て下さい。

お勧めはオペラですが、オペラは表示速度が異常に早いです。

クロームより早いけれども、クロームは色々と便利ですから結局はクロームを使っている人が多いと思う。

日本の第1四半期(1月-3月期)のGDPが上方修正されています。

1-3月期GDP、年率2.2%減に上方修正-設備投資上振れ ブルームバーグ

2020年1-3月期の実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率2.2%減と、速報値の3.4%減から上方修正された。市場予想は2.1%減だった。

GDP改定値は前期比0.6%減と速報値0.9%減から上方修正

年率で「マイナス3.4%」から「マイナス2.2%」に上方修正です。

設備投資の修正で上昇したようです。

アメリカの5月の雇用統計ですが、ある意味数字のねつ造が行われていたようです。

まるで日本と同じです。

Unemployment rate drops and 2.5 million jobs added, after states reopened ワシントン・ポスト

アメリカ労働省労働統計局(BLS)によれば、データ収集のエラーがあり、3月の失業率は「4.4%」ではなく、「5.4%」であり、4月の失業率は「14.7%」ではなく、「19.7%」だったと言っています。

そして5月の失業率も「13.3%」ではなく、「16.3%」だそうです。

やっぱ盛ってたか。

CNBCも同じ内容の報道をしています。

Here’s why the real unemployment rate may be higher than reported CNBC

このデータ収集の誤りというのは、一時解雇(レイオフ)を就業者として分類し、収集したために失業率が低く出た様です。

米雇用、5月は予想外の改善 就業者250万人増・失業率13.3% ロイター

労働省・労働統計局(BLS)は、雇用統計調査で回答者が「一時解雇による失業」ではなく、「一時解雇中だが就業」と回答するなど集計上の問題があることを指摘。

こうした問題を除くと、5月の失業率は約16%に達していた可能性がある。

要はアメリカ政府は、かつての日本のように大本営発表をしていたということです。

しかして訴訟社会であるアメリカでは、訴訟が起こるかもしれない。

雇用統計を見て損きりした人もいたはずです。

訴訟合戦になったりしてね。

株価は絶好調であり、オリエンタルランドの株価なんて「V字回復」です。

売り上げ「ゼロ」なのに。

実体経済と乖離した異常に高い株価になっており、トランプ大統領はドヤ顔です。

そりゃ、線香花火も最後が一番きれいですからね。

華々しい株価です。

しかして華々しい株価と異なり、全米経済研究所(NBER)がアメリカ経済のリセッション(景気後退入り)を正式に宣言しています。

米景気後退入り宣言、最長の拡大局面は2月で終了-NBER判断 ブルームバーグ

景気循環を判定する全米経済研究所(NBER)は、過去最長となった米国の景気拡大局面が今年2月に終了したと判断し、新型コロナウイルス感染拡大に端を発したリセッション(景気後退)入りを正式に宣言した。

「委員会は米国における月間の経済活動が2020年2月でピークを迎えたと判断した」

2月というのはまだアメリカでは新型コロナがそれほど問題にはなっていなかった頃です。

リセッションは新型コロナ以外にも何か要因がありそうです。

128か月、10年と8か月で景気拡大が終了しています。

ソース

IMFは、2020年の世界経済成長率を「マイナス3.0%」と予測していました。

ソース

世界銀行とOECDも世界経済の成長率の予測を出しています。

世界経済は今年マイナス5.2%成長に、戦後最悪の落ち込み-世銀 ブルームバーグ

世界経済は今年、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)に伴い、第2次世界大戦後で最大の落ち込みとなる。

それによると、2020年の世界成長率はマイナス5.2%が見込まれる。

新興・途上国経済はマイナス2.5%成長と、統計が始まった1960年以降で最悪と予想している。

世銀は今年1月には「2.5%」成長を予想していたわけですから「マイナス5.2%」というのは「7.7%」下方修正したことになる。

今回の予想は、過去150年で1914年、30-32年、45-46年に続く深刻なリセッション(景気後退)を意味すると世銀は指摘した。

「その不確実性を踏まえると、見通しの一段の下方修正の可能性は極めて高い」

世銀は、新型コロナの状況次第では、もう一段の下方修正もあると言っています。

OECD(経済協力開発機構)は、今年の世界経済の成長率を「マイナス7.6%」まで見積もっています。

ソース

IMF マイナス3.0%

世界銀行 マイナス5.2%

OECD マイナス6.0%(第二波なし)、マイナス7.6%(第二波あり)

リーマン・ショックの頃の2009年の世界経済の成長率は「マイナス0.1%」でした。

この頃は新興国までやられておらず、マイナス0.1%で済んでおりましたが、今回の場合、新興諸国も軒並みやられているためリーマンの時より致命的です。

特に新型コロナの感染第二波は、専門家によれば確実にくると予測されている。

その新型コロナも世界的には感染が拡大しており、ついに「700万人」を突破してしまいました。

ソース

ワールドオーメーターでは、画像の通り6月7日に700万人を突破していますが、ジョンズ・ホプキンス大学の数字では「6月8日」に突破しています。

するとこうなります。

4か月(4月2日/100万人) → 13日後(4月15日/200万人) → 12日後(4月27日/300万人) → 12日後(5月9日/400万人) → 12日後(5月21日/500万人)→ 9日後(5月30日/600万人)→ 9日後(6月8日/ 700万人

わずか9日間で100万人が感染している。

世界的には感染が加速しているのです。

アメリカも外出規制を緩和してから新規の感染者が、現在19の州で拡大しています。

ソース

カリフォルニアやテキサス、アリゾナが目立ちますが、これ以外にも増加しているのはニューメキシコ州やユタ州です。

ワシントン大学でも大幅に被害予測が増加しています。

ワシントン大学

トータルの死者数は10月1日までに「16万9890人(13万3201人~29万0222人)」であり、1日当たりの死者数も10月1日時点で「1018名(96名~4382名)」出る。

グラフにポインタをあてれば、日付と数字が出てきます。

ワシントン大学の関係者がインタビューに応じていましたが、9月までにアメリカでは、あと「10万人死亡」し、年末までに死者は「30万人」となり、来年の夏までに死者は「50万人」に達すると述べていました。

恐らく同じ人だと思いますが、ロイターの記事です。

米国の新型コロナ死者、9月に20万人に=ハーバード大研究者 ロイター

ハーバード・グローバル・ヘルス研究所のディレクター、アシシュ・ジャー氏は10日、新型コロナウイルスの感染症による米国の死者は9月のいずれかの時点で20万人に達するとの予想を示した。

劇的な対策が取られなければ、死者数はさらに増加を続けるとしている。

「新たな感染者数が増加せず横ばいであったとしても、9月のいずれかの時点で死者が20万人に達するとの予想は合理的だ」

感染が制御可能なレベルになる前に経済活動を再開したことが原因と言っていますが、確かに規制緩和後に感染者が増加しています。

性急な経済活動の再開が、死を増やすという構図ですが、専門家はみな警告していました。

今年の末までにアメリカでの死者が「30万人」に達するというならば、大変な事態であり、第二次世界大戦の頃の死者数を超えてしまいます。

何と戦っているのでしょうね。

認めようが、認めまいが、地球人の未来は、大宇宙の絶対的権威の確立、生命の本質の客観化、神の存在の永遠化で既に決まっているのですけどね。

諸神霊も、ほんと守銭奴共を一掃するのは大変そうです。

神を売った時点で、もう衰退の運命は決まっているのですけどね。

その方々も、やはり自分らなりに修行をしているのでしょう。

守銭奴の修行とは、どういった修行なのか知りませんし、知りたくもありませんけどね。

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コメント

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