国際

国連総会

ついに決済通貨において日本は中国に抜かれてしまいました。

中国人民元が円抜く、世界4位の決済通貨に-SDR採用に弾みか ブルームバーグ

「中国の人民元が円を抜いて、世界4位の決済通貨となった」

「世界での人民元建て決済の割合は8月に過去最高の2.79%。

7月の2.34%から拡大し、円の2.76%を上回った。

国際銀行間通信協会(SWIFT)が6日、データを公表した。」

「信用状発行での人民元のシェアは金額ベースで9.1%となり、世界2位だった。

1位の米ドルは80.1%。」

ドル・ユーロ・ポンドに次いで第4位となり、日本は5位に転落しました。

IMFの特別引き出し権(SDR)構成通貨(ドル・ユーロ・ポンド・円)の4通貨に対して人民元が5番目の構成通貨となりそうな雲行きです。

中国自身もそれを狙っているようです。

今年の初めぐらいは、まだ日本とかなり差があったように記憶しておりますが、8月の夏には日本を超えていたのですね。

インドネシアの高速鉄道の案件を中国にもっていかれた次は、決済通貨です。

この差はまだまだ開いていくと予測されています。

ニューヨークで開かれていた国連総会でも中国の存在感は増していました。

安倍総理が首相になってから3年連続で、オバマ大統領は国連総会で安倍首相に会ってもくれませんでした。

日本のメディアは米中対立を強調しておりましたが、実際はこれでした。


ソース

民意を敵に回してまで、集団的自衛権の手土産をもっていった安倍首相ですが、オバマ大統領には歯牙にもかけられませんでした。

日本では絶大な人気を誇るネトウヨのアイドル・安倍総理ですが、世界的には最も影響力のある100人からも脱落しています。

「最も影響力ある100人」に安倍首相選ばれず-タイム誌 ブルームバーグ

北朝鮮の金正恩氏ですら選ばれた100人に選ばれませんでした。

世界的には金正恩氏以下の評価ということになります。

これで国連総会でのガラガラの安倍演説が得心いきます。

ちなみに中国の習近平氏の演説も割とガラガラで安倍首相と似ていました。


以下は安倍総理の演説を横から取った写真です。


ソース : 今この時&あの日あの時

ガラガラですね。

安倍演説に出席したのは、ODA援助国だけではなかったのかと言われています。

ちなみにオバ大統領の演説はこれです。

満員ですね。

安倍演説の出席率は「13%」だそうです。

安倍 ちゃんの演説会、出席率13%ょ。『聞く価値なし』と議員達は語っているそうね。”

ガラガラの国連で演説中の安倍首相(笑)

ネトウヨのアイドル安倍総理も形無しです。

韓国の朴槿恵大統領よりも格下扱いであり、オバマ大統領はウズベキスタンやカザフスタンの首脳とは会っていたようですが、安倍総理とは短時間すらも時間を割いてくれませんでした。

ナンバーツーのバイデン副大統領でお茶を濁された感じです。

世界は福島と少子高齢化で分かっているのでしょうね。

今後の日本が衰退していく国であることを理解して、数十年後を見据えて対応しているのだと思います。

ソースの記事にはこうあります。

今回は大きな土産(集団的自衛権)を持って勇んでNYに行ったのに、オバマには短時間もあってもらえないという現実。

アメリカ側からすればお土産持ってきた安倍シンゾーなんかと親密であるという『絵』を世界に見せる必要はまったくないと言う判断ですね。

むしろ、見せたくない感じすら感じられます。

しかも、それだけ軽く扱っても、今後も言う事を絶対に聞くと言う確信があるのでしょう。

アメリカに尽くしても尽くしても使い捨てられる安倍政権。

礼賛するのはネトウヨたちだけです

フォーブスの「世界で最も影響力がある人物」では63位の安倍首相ですが、「世界で最も影響力のある女性」で11位に入っているのが韓国の朴槿恵大統領です。

これで客観的な世界から見た日本の首相の位置と今後、世界が日本をどう見ていくのかが大体分かります。

経済大国第三位の日本の首相としては、あまりにも低い評価であり、そこには理由があるはずです。

日本側は、安倍総理の国連演説後の内外記者会見で、また権力とメディアの異常な癒着を世界に晒してしまいました。

米記者から「出来レース」批判された安倍首相国連会見 情報収集中&充電中

本来、メディアとは権力の暴走を抑止し、批判することによって牽制していく役割のはずであり、だからこそ第四の権力とも言われてきたわけですが、まるで独裁政権がするような癒着を恥ずかしげもなくさらしてしまっているのです。

外国人記者が信じられないものでも見るかのように述べています。

質問内容は権力側が予め検閲し、その答弁は予め準備されており、会見はその通りに行われる…ちょっと信じられません

このカンペですね。

日本では疑問に思わず、慣れている行動でも、国連の会見の場では通用しないようです。

ロイターの記者が、わざと「予定外の質問」をしたのです。

すると安倍首相の表情は強張り、会見場にいた日本人記者全員がざわめきたちました。

日本ではいつも質問者も質問内容も予め決められている出来レース会見が当たり前でしょうが、それがいかに稚拙で幼稚な行為か日本側は理解できないようです。

自己の信念と思いを自分の言葉で語れず、カンペを見なければ何も言えず、カンペの範囲外のことは何も語れない。

カンペなしの会見ができないのは、そのカンペを書いた人の意向に反することは言えないということであり、お仕置きでもされるのでしょうか。

総理も記者も水の入ったバケツを持って廊下に1時間ほどたたされるのでしょうね。

総理だけではなく、記者もカンペを見ながら質問するという幼児性です。

背後の黒幕の方、カンペを書いた方に反することを言えば、両親が子供を怒る時のように総理も怒られるのでしょうか。

まるで生命のないロボットですね。

あらかじめ決められた通りのことしか言えず、質問もできない。

ある決められた範囲を決して出られない10才児に見えます。

背後で操っている国益という悪を旨として、一国のトップにそのような幼稚なことをさせている黒幕とやらは、一体誰なんでしょうか。

そう言えばアメリカの議会演説でも同じくカンペを見ながら演説していましたね。

日本の総理と外国の首脳との会見を見るたびに思うのですが、大人の中に10才児が交ざって、何か対等に対談しているように見えてしまう。

場違いなところにいるように見えるのです。

これは2年前のプーチン氏との会見ですが、ここでも同じことをしているのです。

記者も紙を見て質問し、総理もあらかじめ決められたことだけを紙を見ながら言う。

この記者の質問を見て下さい。

ずっと下を向いて紙を読みながら質問しています。

自分の言葉と信念で質問していないのです。

一体だれの質問なのでしょう。

記者の質問に対して、プーチン氏は溜息から始めます。

プーチン:私が今、注目したのは、記者の方がこの質問を紙から読み上げていただいただいたかと思います。

この質問をたぶん、ほかの人からもらったかと思いますけれども、その人に対して、次のことを伝えていただきたいと思います。

記者に紙を持たせて質問させ、総理もあらかじめ紙に書かれてある答弁しかしない。

その紙を書いた黒幕の方に、プーチン氏はあきれ顔で直接、返答しています。

幼児国家のお遊戯に付き合わされるプーチン氏が溜息をもらすのは当然でしょう。

まるで学芸会を見ているようです。

安倍首相の小走りも注目されました。

まるで10才児に見えます。

安倍首相の小走り

これを見て東京裁判の東条英機の頭を叩く大川周明を思い出しました。

犯罪者というのは感じが似ているのですね。

クールジャパンの中心にアニメやマンガを持ってくるのも10才児ならば納得がいくわけです。

カンペを見ないと何も言えなくなるというのも10才児ならば理解できます。

いちいちカンペを見ながら東洋の盟主を気取る気だったのでしょうか。

毎度、毎度一体、あの紙っ切れは誰が書いているのでしょう。

どこかの官僚でしょうか、それとも別の誰かでしょうか。

少し気味が悪いのですね。

影でコソコソと薄気味が悪いのですね。

結果論かもしれませんが、ある意味何事もなく救世運動が終了して良かったのではないか。

救世主が日本に生まれて、カンペを見なければ法が説けず、カンペの範囲を出てはならない救世運動ならば、そもそも救世が成り立たない。

カンペを見ながらでなければ、人類を正義と善に導けないわけであり、元々があり得ないことなのです。

誰が書いたかも分からない紙を下を向いて読み上げながら、神理に導くなどやめてほしいということですね。

日本はトップがこれを常習しているわけであり、結果論に過ぎませんが、結局はこれでよかったのではないかと思っています。

今後もカンペがなければ何も言えないのでしょう。

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