Creator's Room

阿修羅で驚愕の記事に当たり、しばらく鬱でした。

今まで、例えばEUの出していた「3万4000㎢の汚染」であるとかノルウェーの研究チームの出していた「5万6000㎢の汚染」の数字は知っていました。

「徹底的な放射能監視が必要な地域」　国土の3割ＩＡＥＡ基準超え

日本の国土の総面積は、「37万7900㎢」です。

ここで言う「汚染」とは、「1平方ｍ当たり、40キロベクレル」とあり、要は40キロベクレルとは「4万ベクレル/㎡」のことですから、日本の法律で定義される放射線管理区域のことです。

放射線に対する特殊な資格と能力をもった人が、どうしても必要上入らなければならない時、入っていい区域のことであり、もちろんその中で食事をすることも、飲むことも、寝ることも、その区域から物を持ち出すこともできず、一般人は当然立ち入りを禁止されています。

これが放射線管理区域ですが、EUの数字「3万4000㎢の汚染」は、国土全体の「9%」に相当します。

ノルウェーの数字「5万6000㎢の汚染」で計算すると「14.8%」です。

国土全体の「9%～15%」が、放射線管理区域となるほどの汚染となります。

ところがこの記事に出てくる菅直人元首相と小出裕章氏の海外でのインタビュー記事では、とてつもない数字が語られています。

菅直人：福島事故で6千万人以上の日本人が被曝した　阿修羅

福島の事故により「6000万人以上」の日本人が被曝した。
汚染された放射性物質は、絶対に除染できない。

どのくらいの面積が4万ベクレル/平方メートルを超えて汚染されているか…その答えは14万平方キロメートル[54054平方マイル]です

とあり、この記事では「14万5000㎢」と述べています。

2011年3月31日 岩上安身氏によるインタビュー 小出裕章

面積は145000km2、本州の6割に当たる面積を「放射線管理区域」にしなければいけないというレベルの汚染。

風下で700kmまで届いた。

同心円ではなく、東の方700km，西の方500kmの帯状に広がっている面積を全部合わせると14万5千平方（キロ?）メートルということ。

「14万㎢」の方が最新の数字ですから、これで計算しますと放射線管理区域は国土全体の「37%」を占めることになります。

14万㎢÷37万7900㎢×100＝37.046%

「9%」や「15%」どころの話ではなくなります。

国土の「40%」を失った計算になる。

放射線管理区域に居住する人口は、「数百万人」であり、「1000万人」を超えているかもしれない、とあります。

4万べクレル/㎡以上とは、キログラムに直せば、「615ベクレル/kg以上」です。

居住可能な土壌レベルは「50ベクレル/kg以下」です。

50ベクレル～615ベクレルの中間の汚染を言っているのでしょうが、これを合わせれば、なんと国土全体の「70%以上」が、放射能に汚染されていると言明しています。

「・・こりゃ、日本はだめかもわからんね」

仏陀の「毒矢の譬え」を思い出しました。

善悪がどうだ、正義や愛がどうだ議論する前に、まず毒矢を抜いて手当する、まず逃げることの方が大切かもしれません。

日本の報道では聞いたことがありません。

日本ではメディアコントロールされているためか、小出氏や菅元首相は、海外で述べています。

5つの主要な科学雑誌の一つである 米国科学アカデミー紀要（PNAS）によれば、国土の70%以上が放射能によって汚染されている。

菅直人元首相は、

半径250km圏内の人たち、それは東京を含む5000万人、あるいは40%にものぼるが、すべて避難しなければならなかっただろう。

そしてそれは事実上、日本の終わりを意味しているだろう。

と述べています。

小出裕章氏は、福島は居住不可を宣言すべきであり、政府は1000万人にものぼる住民を避難させる責任がある。

しかしてもし避難が行われた場合、それは国家を破産させる可能性が高いでしょう。

だから日本の支配エリートは、人々を犠牲にする決定を下した。

私の見解では、この決定は日本の支配エリートが犯した深刻な犯罪です、と言っています。

以前、避難すれば国家は崩壊し、避難しなければ被曝するという記事を書いたことがありますが、人の命よりも国家体制の護持を選択したようです。

以前にも神風特攻隊や防空法で同じことがありました。

小出氏は、この決定は重大な犯罪であると指摘しています。

私もそう思います。

本州の60%以上が汚染されている。

いくら何でも子供と女性、並びに妊娠可能な女性は、最低でも逃がさなければだめでしょうと思いますが、なんと言っても、日本の総理はアヘンで財をなし、人体実験で有名な731石井部隊の指揮をとっていた岸信介の孫ですからね。

何で総理大臣になれるのでしょうかね。

普通は国民の方が怒ると思うのですがね。

恐らくやっていることから推測するに、避難させる気はないでしょうね。

すべて隠蔽するぐらいですからね。

太平洋の汚染水垂れ流しを見ても、いずれ国際社会で裁かれるのではないかと思っています。

公然と犯罪を犯していますからね。

神理に対してもね。

その反作用だろうと思います。

この「Fibrodysplasia」という方の言う通りかもしれません。

Fibrodysplasiaさんのツイートから

こんなことを指摘し、つぶやいていた方がいるのですね。

核汚染の一撃で、東日本は滅んだわけだけど、「滅ぶのは嫌だ。滅ぶならみんな道連れだ。

無茶苦茶にしてやる」と、断末魔の政府が地団駄を踏みながら叫び声をあげている。

国民を道連れにして国家として自爆（＝戦争）する気だ。

土地が富だったのに、その土地が核汚染でパー。

土地資本主義の滅亡。

東日本の被曝した人たちに対して補償を行ったら、その瞬間、財政的に日本はつぶれる。

だから補償しない。

福島県民だけでも、補償したらつぶれるだろう。

要するに、本当は、この国は終わっているわけだ。

しかし、普通におとなしく消滅してくれればいいのに、最期に戦争やって散ろうとしている。

時間が経てば、元通りになるとか、元に戻るとかいう考えは、自然豊かな日本の風土を背景にしている。

確かに、森林を丸裸にしても１００年で自然に回復する国は世界中でここだけだ。

復興という淡い観念も、この日本の自然特性に立脚しているのだろう。

しかし、元の通りに回復しない汚染が起きた。

ほんと、この方の言う通りだと思います。

でも日本の報道では、このような言論は見たことも聞いたこともありません。

きっと政府にとって都合が悪いのでしょう。