Report No.414
古い宗教は全般的に方便の真理です。
中々、神の心の全貌を正確に理解できる宗教的真理は見当たらず、それを説くために釈尊も下生されたのでしょうが、使命半ばで死亡してしまいました。
「救世の法の完成と成就」、「宗教改革」、そして「新文明理念の提示」と3つとも使命を果たすことなく死んでしまったわけです。
結局、既存の仏教と同じようなものになってしまったわけですが、仏典の数は多くてもその相互に「連関と統一」が欠けておりますので、学としての体系性を有しておらず、学んでもよく分からないものになってしまいました。
あれでは真理の全貌を理解させることは困難です。
真の神の正確な姿を理解させることもできなかったでしょう。
生き神信仰を始めた瞬間から思想体系の隅々まで「矛盾」が侵入し、法を犯してしまうのは、宇宙がそう造られているからです。
まさに西田哲学で説かれておりますように、神とは宇宙の大統一者です。
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