Report No.227
神への信仰と言いますと、自分の心と離れた存在を信ずることが多いわけですが、それは本来の信仰の在り方とは違います。
ある意味、諸神霊への信仰もそうですし、地上人間に対する生き神信仰もそうです。
自分の心と離れた存在を信じようとするのです。
自己の心と離れた存在を信じさせる信仰とは、奴隷制に近い信仰であり、その教祖が悟っている事実を前提としても自他を自我で切った自我に比喩した方便の信仰の域を出ません。
モーゼも述べていた通り、真理とは神の心とおのれの心を同じくするということですから、おのれの心と離れた信仰は邪教か、あるいは好意的に見ても方便の善を出ることはありません。
自己の心と離れている存在を信じても、自己の心の中にある神の心とおのれの心を同じくすることはできません。
この記事へのコメントはありません。