人間は何のために生きているのか?
神のために生きているというのは容易いが、では何故、人間は神のために生きなければならないのか。
何故、自分のために生きてはいけないのか。
人間の自我や表面意識とは、その知識・思考・概念・認識・情操、みな相対的なものであり、それは矛盾を意味しているからです。
自分のために生きるとは、矛盾のために生きることを意味しており、許容されるにしろ、それは自我に比喩した善、矛盾に比喩した善であり、好意的なものであれ「有限」です。
自分のために生きることは、人類共通の「人生の意義」としては成立していないため、無限化すれば、その自我(矛盾)の性質上、必ず悪も無限に現象化してきます。
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