Creator's Room

3月17日、メキシコのポポカテペトル火山が「3回」の爆発的噴火をしています。

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やや活発化しているようです。

昨日の3月18日、インドネシアのジャワ島東部・ブロモ火山も噴火しています。

場所はここです。

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インドネシアのパプア州では現在、洪水と鉄砲水で死者が「89名」に増加しています。

Toll from Indonesia flash floods rises to 89; over 6,800 evacuated to temporary shelters in country’s Papua province　ファーストポスト

6800人が避難しているようです。

インドネシアは、去年から災害続きです。

アメリカ中西部でも歴史的な洪水となっているようであり、少なくとも現在「3名」の死亡が確認されています。

Devastating flooding hits already struggling Midwest farmers　CBS

40箇所の河川で水位が歴史的なレベルに上がっているようであり、1ダース以上の州で洪水の監視と警告が実施されており、ネブラスカ州では50年間で最悪の洪水となっており、70以上の都市で非常事態が宣言されています。

被害総額は、既に数億ドルに上っているようです。

17日の日曜日以来、少なくとも4つの州で4400名の方が自宅からの避難を余儀なくされています。

浄化が開始されたわけでもないでしょうに、この自然災害は少し異常です。

ノースダコタ州のレッド・リバーでは、大洪水に備えて100万個の土嚢を準備中だそうです。

100万個の土のうというのも、何か異常事態みたいです。

アフリカ大陸は、現在東海岸は、熱帯サイクロン「イダイ」に蹂躙されていますが、西海岸ではサハラダスト・イベント、アフリカン・ダストとも呼ばれていますが、これが起こっています。

Double Jeopardy On Two African Coasts – Cyclone Idai And Saharan Dust　フォーブズ

サハラダストは、光合成を減少させ、植物に損失を与え、農作物の収穫量を抑制する短所がある反面、世界気象機関（WMO）によれば、アマゾンの熱帯雨林を肥沃にする長所ももっています。

サハラダストによってアマゾンに運ばれた砂には、鉄やリン、あるいは豊富なミネラルが含まれており、アマゾンの生態系を豊かにしているものだそうです。

また海上にも砂は落ちますが、それが海洋バイオマスに養分を与え、プランクトンや海洋生物の栄養分となっています。

陸と海の双方で動植物の生態系を支えている。

ただ大気の有害物質と結びつくために、大気汚染の原因ともなっているようです。

アフリカ大陸の西側では、サハラダスト・イベントが起こっている。

東側では、サイクロン「イダイ」が、モザンビーク、マラウイ、ジンバブエ、そして南アフリカの4か国に猛威を振るっています。

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死者は既に300名を超えて「308名」となり、実際の被害者は「1000名以上」に達する可能性もあるようです。

特に酷い被害を受けているのはモザンビークの港湾都市・ベイラであり、なんと街の「90％」が破壊されました。

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ひとつの街が洪水で崩壊したということです。

洪水でこれほどの被害が出るというのは珍しいのではないか。

やはり少し酷くなっているような気がする。

自然災害のギアが、一段上がったのかもしれない。

モザンビークは、アフリカの中では自然災害のリスクが「3番目」に高い国です。

Download WorldRiskReport 2018

48ページです。

「世界リスク報告書 2018年版」における自然災害の分類は、地震、台風、洪水、干ばつ、海面上昇の5種類であり、災害リスクのトップにバヌアツがきており、トンガ、フィリピンと続きます。

日本は自然災害のリスクが「非常に高い」レッドに区分されており、「29位」につけています。

一応、火山地震大国ですからね。

自然災害にさらされる可能性は「46.55」と、さすがに高いです。

ただインフラの脆弱性は低く、「23.81」と「非常に低い」に分類されています。

自然災害の受けやすさも「17.60」と低い。

自然災害への対処能力の欠如は「38.39」と低く、適応能力の欠如も「15.43」と低い。

インフラの強靭化で、災害リスクが高くても、それほどの被害はでないという評価です。

今、酷い目にあっているアメリカは「131位」につけおり、オーストラリアは「118位」につけています。

災害リスクは双方低いわけですが、酷い自然災害に遭遇している。

歴史的な記録ばかり打ち立てています。

気候変動を終わりにしたいならば、資本主義を終わりにすればいい。

Ending climate change requires the end of capitalism. Have we got the stomach for it?　ガーディアン

世界経済が崩壊すれば、気候変動は終了するか、収まっていく。

少なくとも2030年までに「1.5℃以下」に抑えることができるかもしれない。

そうでなければ、恐らくこういった悲劇は今後も続いていくことになる。

フィリピンの海岸でクジラ餓死 胃からプラごみ40キロ　AFP

約40キロのプラスチックごみが胃にたまって餓死寸前に陥ったクジラが15日にフィリピンの海岸に打ち上げられ、翌日に死んでいたことが分かった。

活動家らは、過去に見てきた海洋プラスチック汚染の事例の中でも、今回は最悪の部類に入ると指摘した。

クジラの死因は餓死だと述べたほか、胃にたまったごみのせいで食べることができなかったとした。

クジラも、えらい迷惑をうけているようで。