国際

不気味な兆候

先週から続いている全米各地で発生した異常気象によって数百万人が影響を受けています。

カリフォルニア州シエラネバダ山脈の山間部では猛吹雪に襲われ、テキサス州では史上最大規模の山火事が続いています。

テキサス州で発生した山火事ですが、畜産業が大打撃を受けています。

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気候変動が年々顕著になってきており、自然界が人類にその獰猛な牙を向けてきています。

作用は反作用に等しい法則から言えば、今後の人類はその反作用を受けていくのでしょう。

地球の二酸化炭素濃度も年々着実に増加しており、既に「426ppm」を突破しているのです。

空恐ろしいです。

ソース

大体、5月にピークをつけますのでこの値はまだまだ上がるということです。

先月の2月は観測史上最も暖かい2月になりました。

ソース

このグラフは1979年から2024年までの各年の2月の気温を1991年から2020年までの2月の平均気温と比較し、その差をあらわしたグラフです。

先月の2月は1991年から2020年までの2月の平均気温よりも「0.81℃」高く、これまで最も暖かった2016年2月よりも「0.12℃」高い気温になっています。

これで9か月連続で年間の各月の記録上最も温暖な月になりました。

1850年から1900年の産業革命前の2月の平均の推定値より「1.77℃」高く、産業革命前の平均気温より「1.56℃」高く、史上最高となっています。

先月は既にパリ協定で決められた「1.5℃」を超えているのです。

特に2月8日~2月11日の4日間は、産業革命前の平均気温よりも「2℃」上回っています。

やはり「1.5℃未満」や「2.0℃以下」に抑えることは難しそうです。

EU圏も改定値でリセッションを回避しておりましたが、日本も改定値でリセッションを回避しています。

日本は速報値でリセッション入りしておりましたが、改定値が出ますとリセッション入りを回避していました。

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2四半期連続してマイナス成長となりますとテクニカル・リセッション、いわゆる景気後退と見なされるわけですが、ギリギリ回避しています。

ただ1月の実質賃金は1年前より「0.6%」減少しており、マイナスは「22か月」連続です。

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何もできない植田、何もしない植田、何もやらない植田総裁は、マイナス金利解除は賃金の上昇を確認してから解除すると述べておりましたので、マイナス金利はもう解除できないのではないか。

一応、3月か4月の解除が予想されているため、円高になっておりますが、早くても6月以降にずれ込むかもしれません。

あのゴールドマンサックスが日本から撤退しておりますが、単に競争に負けただけなのか、あるいは他に何か理由があるのか、撤退が早すぎるのです。

何か引っかかります。

山崎貴監督が「ゴジラ-1.0」でアカデミー賞の視覚効果賞を受賞しておりましたが、同じアカデミー賞作品賞で「オッペンハイマー」が受賞しており、何か意味深です。

山崎貴監督と言えば、今でも「リターナー」をたまに見ますが、ゴジラで受賞です。

ゴジラと言えば核兵器であり、オッペンハイマーと言えば広島と長崎の原爆を作った科学者です。

共に核兵器絡みです。

核兵器と言えば、ガザやウクライナを思い出すわけですが、ウクライナのゼレンスキー大統領は「アメリカの支援がなければ、戦争に敗北する」と危機感を表明しておりましたが、トランプ元大統領が返り咲けばウクライナへの支援は打ち切られます。

またあの大将のドタバタどんちゃん騒ぎを見せられるわけであり、NATOから撤退し、WHOから撤退し、パリ協定から撤退し、ウクライナ支援からも撤退していく、と。

イスラエル支援は続けるのでしょうが、これを支援するそうです。

見てらんない。

今回のウクライナ紛争の原因を作ったと言っても過言ではない、ビクトリア・ヌーランド氏が首にされて辞任しておりましたが、ロシア側はバイデン政権の反ロシア路線が失敗したからだと言っています。

ヌーランド氏は、ホワイトハウスと意見の相違があった模様です。

「彼女は従わなった。アメリカでは、ヌーランドの辞任理由をこう説明した」 WAUメディア

ビクトリア・ヌーランド国務副長官は、ホワイトハウスの根本的方針との不一致のため辞任を余儀なくされたと語った。

「率直に言うと、これは彼女の自発的な決断ではないのです。

<…>大統領と国務長官が追求している政策に、彼女はもはや合致していないのです」

リッター氏によれば、ヌーランドはホワイトハウスの意見には決して屈しないため、辞任せざるを得なかったという。

事実上、「首」ということです。

核兵器をもつロシアにウクライナが勝つことは不可能です。

ローマ教皇もウクライナに「白旗」を上げることを促しておりましたが、内外からの反発と批判を招いています。

ローマ教皇、ウクライナに「白旗」促す 強い反発と批判の声 BBC

キリスト教カトリック教会のトップ、ローマ教皇フランシスコが、今月放送予定のスイスの放送局RSIのインタビューで、ウクライナにロシアとの戦争を終わらせるために交渉し、「白旗を揚げる勇気」をもつよう求めた。

ウクライナ側は強く反発している。

ロシアの本格侵攻が始まって2年以上がたち、ウクライナは守勢に回っている。

ロシアは先月、戦略上重要なアウディイウカを掌握。

以来、ロシア軍は西進し、いくつかの村を占拠している。

どうも西側メディアの異常な偏向報道が目立ちますが、ロシアは何の理由もなく、いきなり領土欲しさにウクライナに攻めて行ったのではありません。

ウクライナが正義と自由の戦士であり、ロシアが一方的な侵略軍ではないのです。

選挙ではなく、2014年クーデターで親ロシア政権であるヤヌコーヴィチ大統領を追放したユーロ・マイダン革命が始まりでした。

これは写真を見るだけで分かりますが、これは全て2014年から8年間にも渡って正義と自由の戦士のはずのウクライナのキエフ政権がやっていたことなのです。

ロシアではないのです。

ウクライナ 虐殺 Ukraine War 閲覧注意

ウクライナを良くみせ、ロシアを極悪扱いする報道には辟易しますが、欧米の大衆を騙していることになるのではないか。

ウクライナ人たちが隠したがっている戦争犯罪・虐殺

だからプーチン大統領も開戦前の演説でこう言っていたのです。

そこで起こっていることを同情なしに見ることはできない。

それを容認することは不可能になったのです。

私たちは、そこに住み、ロシアに、私たちすべてに希望を託している何百万人もの人々の残虐行為を、大量虐殺を止めなければならなかった。

ドンバス人民共和国の独立を認めるという我々の決断の主な原動力となったのは、彼らの願望、感情、痛みである。

ソース

ロシアはNATOが出てくるまで本気を出さないでしょうが、どうも西側にロシア嫌いの人がいるようであり、ロシアが嫌いなら嫌いでウクライナ人に戦争をやらせるのではなく、本人らがやりゃいいと思うよ。

本人がやりゃいいんじゃないか、本人が。

本人が嫌いなんだから。

陰謀論系で有名なお三方が既に死亡してしまったわけですから陰謀は通用しなくなっていく象徴ではないか。

デビッド・ロックフェラーも死に、ヘンリー・キッシンジャーも死に、ジェイコブ・ロスチャイルドも死んでしまいました。

それに呼応する形で何か欧州系の王室関係に色々な問題が噴出しています。

イギリスのチャールズ国王は「癌」と診断され、キャサリン皇太子妃は腹部の手術を受け、去年の12月以来公けの場に姿を見せていません。

チャールズ国王の「はとこ」であるトーマス・キングストン氏は45才の若さで死亡しています。

自殺と見られています。

ノルウェー国王ハラルド5世は感染症のために入院しており、ヨーク公爵夫人セーラ・ファーガソンも去年の夏に乳がんの治療を受けたばかりですが、今度は皮膚がんと診断されています。

デンマークの女王マルグレーテ2世は突然退位し、ローマ教皇は2021年に腸の手術を受けていますが、去年の3月にも呼吸器感染症で入院しており、去年の6月には今度は腹部の手術を受けています。

今は車椅子で公務を続けています。

今年の12月17日で88才となる教皇ですが、いつ死亡してもおかしくない年齢です。

色々と欧州で変調が見られるのです。

中国でも不動産企業の救済を諦めたようです。

「破産」も選択肢 不動産危機で中国住宅相 時事

不動産市場が冷え込む中、「破産すべき開発企業は破産させるべきだ」と述べた。

中国恒大集団に代表される深刻な経営不振に陥った開発大手の清算手続きなどが進む可能性がある。

政府は住宅需要をさらに減退させかねないとの懸念などから処理に時間をかける姿勢を見せてきたが、今後は整理を加速させる考えとみられる。

倪氏はまた、不動産市場は「調整と変革の時期を迎えている」と指摘し、冷え込みが長期化すると予想。

リーマン・ショックも不動産で崩壊しましたし、日本の1991年のバブル崩壊も不動産の崩壊でした。

絶体下がらないと言われていた地価が急激に下がり、土地神話が崩壊し、銀行は莫大な不良債権を抱え、失われた30年に突入していったわけです。

そして中国も不動産です。

動かないものが動いているということです。

地価ぐらいならば動いてもいいわけですが、本当の土地が動けば、大変なことになります。

「地」が震えると書いて「地震」です。

神の心が「天」であり、神の体が「地」で、永遠に天地一体です。

現代の文明は、神が永遠に「地」と定めておられる神の体を「天」に置いている文明です。

実に傲慢な文明ですが、「地」が震えるとは、この文明において「天」に置かれているものが「震える」ということです。

なくなるということでしょう。

千葉県東方沖も未だ群発地震が続いています。

ソース

千葉県の群発地震も警戒されますが、今度は3月に入って九州の宮崎県で群発地震が始まっています。

そして群発地震かどうか判然としませんが、去年の12月から今度は北海道浦賀沖で地震活動が活発化してきています。

北は北海道から南は九州に到るまで地震活動が活発化しているのです。

特に浦賀沖では去年の6月11日にマグニチュード6.2、震度5弱の地震が起こっています。

有名なのは1982年3月21日に発生した「浦賀沖地震」ですが、この時のマグニチュードは7.1であり、震度6を記録しています。

今年も3月21日が迫っておりますが、同じ日に起きたりしてね。

この2000年の文明は、とにかく神の秩序を無視した無茶苦茶な文明でした。

人類が神の心に奉仕してきた文明ではなく、神の体(利益と快楽)に奉仕してきた文明なのです。

利益と快楽が悪であると最後まで悟れなかったどこかの大救世主みたいな文明です。

そう言えば集まってきた光の天使を神の心とその悟りで競争させるのではなく、実務能力と称して利益を競争させていました。

もう、取り返しはつきませんけどね。

今回、あそこの教団で高い霊格を失ってしまった天使も多いことでしょう。

霊格というのは地震と同様、この世では変化して動き、変わっていくものなのです。

人類のみなさま方も悪にご奉仕してきたわけですからその通り世界が腐敗するのは当たり前なのです。

次世代の文明ではこの文明と同じ間違いを犯してはならないでしょうね。

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