オーストラリア東部の大規模洪水ですが、死者が増えています。
オーストラリア東部で先月下旬に発生した暴風雨による大規模洪水で、これまでに少なくとも13人が死亡し、20万人に避難指示が出された。
科学者らは、気候変動によって洪水や山火事、サイクロン、干ばつの規模が拡大していると指摘している。
死者「13名」、「20万人」に避難指示が出されています。
干ばつの規模が拡大しているとありますが、アメリカではアラスカとハワイを除いた48州のうち「59.17%」が干ばつとなっています。
本土では、ほぼ60%ですが、全米50州では「49.58%」が干ばつに襲われており、1億400万人が干ばつの影響を受けています。
やはり拡大しているように見えます。
「アフリカの角」も、同じく干ばつによって「破局の崖っぷち」に立たされています。
動画:干ばつで1300万人が飢餓に直面 「アフリカの角」 AFP
エチオピア南部からケニア北部、そしてソマリアをまたぐ広大な大地──いわゆる「アフリカの角」と呼ばれる地域が深刻な干ばつに見舞われ、約1300万人が飢餓に直面している。
「アフリカの角の人口は世界人口のわずか4%ですが、食料不安を抱える割合では20%を占めます」
ソマリアでは緊急措置を講じなかった場合、重度の飢餓状態に陥る人の数が、現在の430万人から5月までに460万人に増える恐れがある。
家畜の被害も深刻だ。
国連食糧農業機関(FAO)によると、昨年10~12月にはケニアだけで140万頭の家畜が干ばつのために死んでいる。
「私たちは今、間違いなく破局の崖っぷちに立たされています」
中々、深刻な事態に陥っているようです。
もう少し後かなと思っておりましたが、ロシアのウクライナ侵攻をきっかけに原油が急騰し、1バレル「120ドル」を突破してしまいました。
しかしてこれはロシアの侵攻というより、超金融緩和によって通貨の価値が棄損され、相対的に価格が上昇しているだけですから、たとえウクライナの問題が落ち着いても、金融を引き締め、通貨を回収するまでインフレは高進していきます。
パラジウムもゴールドも大豆も小麦も全てが高騰しており、小麦などは一時1ブッシェル「13.6ドル」をつけていました。
現在は「12.8ドル」とまた13ドルを伺う展開になっています。
注 : 13.2ドルを突破しています。(追記)
市場も恐怖しており、フィア&グリード指数は「13」をつけ、リスクオフ相場になっています。
アメリカの2月の消費者物価指数は、明後日の10日に出ますが、予想では前年比「7.9%」となっています。
予想を上回り、8%台に入るか注目です。
アメリカでのインフレは、かなり深刻化しているようであり、「ボルカー型の衝撃」が必要と述べる識者もおり、コンセンサスでは「0.25%」の利上げですが、記事では3月に0.5%上げて、更にQTを進めろと言っています。
そうでなければ、このインフレは止められない。
0.25%なんて優柔不断なことをしておりますと、増々インフレは進み、0.5%と強気に出れば、今度は株が暴落する。
左を取っても、右を取ってもマイナスになる。
左右の両極端を捨てて中道に入れ : 高橋信次
また中道違いですが、結論は合ってたりしてね。
当局者は、アメリカのインフレは2月にピークをつけると言っていたわけですが、原油がここまで高騰しますと、そうなりそうにありません。
世界はロシアに対して経済制裁をしているわけですが、逆に今はロシアが世界経済を制裁しているかのようにウクライナ侵攻が長引いています。
このままダラダラと長引きますとあらゆる物の価格が上昇していきます。
わざと長引かせているのか、ロシアは7か月で80万円の報酬でシリアの戦闘員を募集しています。
ロシアがウクライナに侵攻したのは2月24日ですから、つまり9月24日まで戦争をする気でいる。
さすが強いプーチン大統領です。
何と言ってもこれですからね。
この大統領、普通に馬に乗れんのか、馬に。
クマやトラばっかり乗って。
ロシアへの経済制裁も日増しに強まっており、VISAやマスターカードがロシアでの事業を停止し、日本のJCBもロシアでの事業を停止しました。
そこに中国の「銀聯(ユニオンペイ)」が滑り込んでいます。
VISA、マスター制裁でロシアのクレジットカード決済は中国「銀聯」一色に? NEWSWEEK
米クレジットカード大手VISAとマスターカードがウクライナ侵攻を理由にロシアでの事業を停止したことを受け、ロシア中央銀行は3月6日、国内の一部銀行がロシアの決済システム「ミール」と中国のカード運営システム「銀聯(ユニオンペイ)」を利用するカードの発行を計画していることを発表した。
銀聯は、世界180カ国で利用可能な中国のシステムで、国境を越えた決済サービスを専門に提供している。
6日には、アメリカン・エキスプレス(アメックス)も、ロシア事業を終了すると発表した。
ファッション企業のZARAとピューマも5日、ロシアでの事業を停止すると発表し、ペイパルもロシア国内のサービスを停止している。
エクソンモービルもロシアの石油・天然ガス開発事業「サハリン1」から撤退し、日本企業もその煽りを受けています。
「サハリン1」から撤退するため、操業停止に向けた作業を開始したと発表した。
ロシアで新たな開発事業に投資しないと表明した。
サハリン1は、日本の官民で作るサハリン石油ガス開発が3割の権益を保有。
同社には経産相が50%、伊藤忠商事が約18%、石油資源開発が約14%、丸紅が約12%、国際石油開発帝石が約6%出資している。
イギリスのシェルも「サハリン2」から撤退していますが、ここでも三井物産と三菱商事が参画しています。
まだ撤退するかどうか、日本側は決めていないようですが、もし撤退を決めれば、またそこに中国が滑り込んできたりしてね。
ロシアの格下げも行くところまで行っているという感じであり、S&P、フィッチ、ムーディーズがそろってロシアを大幅に格下げしています。
ロシアはデフォルト寸前です。
外貨建ての長期債務格付けを「ダブルBプラス」から信用リスクが極めて高いとされる「トリプルCマイナス」まで8段階引き下げた。
自国通貨建ての格付けも投資適格級の下限である「トリプルBマイナス」から投機的等級の「トリプルCマイナス」まで引き下げた。
格付けの見通しはいずれも「ネガティブ(弱含み)」とし、さらなる格下げに動く可能性がある。
フィッチやムーディーズもロシアを格下げです。
フィッチとムーディーズ、ロシアを6段階格下げ ジャンク級に ロイター
格付け大手フィッチ・レーティングスとムーディーズは2日、ロシアの格付けを6段階引き下げジャンク級(投機的)とした。
フィッチは、ロシアの格付けを「BBB」から「B」に引き下げ、格下げ方向で見直す「レーティング・ウォッチ・ネガティブ」とした。
この記事ではムーディーズのロシアの格付けは「B3」ですが、更にここから格下げされています。
ロシアは「デフォルト寸前」 米ムーディーズ、大幅格下げ 時事
米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスは7日までに、ロシアの信用格付けを下から2番目の「Ca」に引き下げると発表した。
「デフォルト(債務不履行)に陥っているか、それに近い状態にある」という認定で、主要国の格付けとしては極めて異例。
各社の格付けの定義はこれですが、今のところロシアへの評価が高いのはフィッチであり、次にS&P、最も辛口の評価がムーディーズです。
ただ見通しは全てネガティブですから、いずれまた引き下げられるでしょうね。
プーチン大統領は、ロシアへの経済制裁は「宣戦布告と同じようなものだ」と述べており、非友好国リストを作り、その中に日本も入っています。
とうとう日本はロシアに敵国として認定されてしまいました。
昔から「北から来るぞ」と予言されてきたわけであり、この「北」とは昔からロシアと言われてきたはずです。
ロシアが北から侵入してきて、日本人を殺しながら南下してくる、と。
日本の人口が3000万人台になるほどの殺戮が行われると大本の時代から予言されてきたわけです。
例えばゼレンスキー大統領は、ロシアは次にバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)を狙うと言っていたのですが、バルト三国はNATO加盟国ですから手を出すというのは考えにくいのです。
仮に集団的自衛権が発動されてNATO対ロシアになりますと、通常兵器ではロシアはNATOには勝てませんので、それでもロシアが勝とうとすれば核兵器を使用する可能性が高く、核戦争になりかねないため双方対立を避けようとしています。
ところが日本は最も攻めやすい国の一つです。
ロシアはお隣さんのようなもので、直ぐ近くありますからね。
NATOが助けてくれるわけではありません。
アメリカが助けてくれるかもしれませんが、その場合も核戦争になりかねない。
フランスのマクロン大統領も述べていましたが、今のところロシアの目的はウクライナ全土の征服です。
ロシアが次に狙うのはバルト三国ではなく、日本かもしれない。
昔からそう予言されていましたからね。
「米軍は中国の国旗つけた戦闘機でロシアを爆撃すべきだ」
相変わらずのトランプ前大統領です。
プーチン大統領は、厳しい経済制裁をされても、次々に手を打ってきます。
ルーブルが暴落しようが、国債がジャンク債に格下げされようが、関係ない道を模索しているようです。
ロシアの新聞「プラウダ」が、今後のロシアは金本位制に移行するという記事を配信しています。
Россия переходит к золотому стандарту для спасения экономики Читайте больше на プラウダ
今後、ロシアのルーブルは不換紙幣からゴールドとの兌換紙幣になるそうです。
変動相場制でルーブルが暴落しても構わないということでしょう。
陰謀論っぽいですが、海外の記事を訳した記事のようです。
ロシアで金本位制スタート!詐欺通貨の破壊も、連邦準備制度の破壊も、彼が責任を持って。NESARA/GESARA法に準っている!!
金で裏付けられたルーブルに対して、30兆ドルの債務を抱える国から、何も裏付けられていない米ドルを支持する人は世界中に誰もいないでしょう。
ロシアは米国とユーロ圏を完全に破壊しました。
米国は現在、実存的危機にあります。
私たちの通貨は、ルーブルを金で支援する(裏付ける)というロシアの決定によって完全に破壊されました。
私の個人的な意見では、ロシアとの戦争は今や当然の結論です。
アメリカとヨーロッパには選択の余地がありません。
ドルとユーロが生き残るためには、ロシアを抹殺しなければなりませんので。
通貨発行権をもつ者達への戦闘宣言とも言えますが、この記事ではNATOとロシアが戦争するのは必然のように言っています。
世界が滅亡してしまいますね。
奇しくも平安時代末期「九尾の狐」を封印していたとされる「殺生石」が真っ二つに割れているのが発見されました。
「九尾の狐」伝説の「殺生石」が真っ二つ…SNSでは「狐が復活しないといいけど」 読売
栃木県那須町の国指定名勝史跡「殺生石」が、真っ二つに割れているのが確認された。
自然現象とみられるが、「九尾の狐」の伝説があるだけに、SNS上で話題となっている。
SNS上には「(九尾の狐の)封印が解かれてしまうのでは」
「悪事をはたらく九尾の狐が復活しないといいけど」といった投稿が相次いでいる。
その石の近くにいると死ぬために殺生石と言われてきたようですが、平安時代末期と言いますと、大体900年前です。
殺生と言い、九尾の狐と言い、真っ二つといい、あまり吉事とは言えないようです。
九尾の狐の封印が解かれたとすれば、不吉な事件の前兆を暗示しているのかもしれません。
最近は1000年周期の災害が多いので、1000年に1度の災害か事件が起こるのかもしれません。
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