Creator's Room

先月1月のオーストラリアの平均気温は、1910年の統計開始以来最も暑い月として記録されました。

January was Australia’s hottest month since records began　ガーディアン

懸念されているのは、2月ですが、それ以前に最高気温の記録を塗り替えてしまいました。

オーストラリアでは、初めて国内の平均気温が30度を超えたようです。

そりゃ、普段水を飲まないコアラでも飲むわ。

前例のない熱波と言っています。

ニューサウスウェールズ北西部のボーロナダウンズでは、最低気温の記録も更新しています。

夜に記録されたようですが、最低の気温が「36.6度」です。

熱帯夜どころの話ではありません。

ポートオーガスタでも「49.5度」を記録し、ニューサウスウェールズ州、オーストラリア首都特別地域、ビクトリア州、ノーザンテリトリーのすべてで最高気温を記録しています。

懸念されていた来月がどうなるか見ものです。

アメリカの大寒波は一息ついたようですが、週末には一転して春の陽気が訪れるようです。

動画：米大寒波で21人死亡 週末は一転、春の陽気に　AFP

しかして寒波による死者を「21名」出しています。

米国の中西部と北東部を襲った大寒波は1日、海上へと抜け始め、記録的な寒さが数日続いていた十数州では気温が上昇に転じた。

今週厳しい寒さに見舞われた同地域では週末にかけ、一転して春の陽気が訪れる見通し。

この極端な変化はおおむね歓迎されているが、一方で雪解けによる洪水や、寒波で被害を受けたインフラへのさらなる影響が懸念されている。

寒暖差は「史上最も極端な気温上昇」になるようであり、この極端な寒暖差が洪水やインフラへの打撃になるかもしれないと推測されています。

イリノイ州のカンカキー川では、氷が詰まる現象であるアイス・ジャムが長さ11㎞に渡って発生しています。

これが解消するには数日はかかるようであり、このアイス・ジャムが気温の急上昇で融解し、洪水になると懸念されているのです。

10数州の広範囲に渡って寒波が覆っていたわけですから、急激な気温上昇は、至るところで洪水を発生させるかもしれません。

また今月の後半には、また北極からの寒気が南下してくるようであり、北極振動がジェット気流におかしな影響を与えているようです。

これもまたニュー・アブノーマル（新たな異常常態）です。

個人的なことで恐縮ですが、本日変わった夢を見まして、東海地震の夢を見てしまいました。

恐らく南海トラフの地震だと思うのですが、東海地震です。

もちろん見る夢は、すべて神道にとって都合のいい夢を見させられているわけですが、少し印象深い夢でした。

あの世では、印象付けという能力で、特に神道のやり方として自分達にとって都合の良い夢を意図的に作り、地上人間にそれを見せ、ある一定の方向に洗脳していくというのは、常套手段としていつもしているわけです。

神道はカルトですからね。

見る夢まで管理しているわけです。

だから確かにそのままをうのみにはできないわけです。

意図的に見せた後、逆をするというのは、よくあることです。

予知夢というのは、大なり小なり、誰でも数十年に1、2回ほどはあると思いますが、私もオウム真理教の地下鉄サリン事件の数日前にそれを夢で見たことがあります。

これは予知夢ですが、滅多にあることでもないわけです。

だから見る夢が、すべて予知夢というのは荒唐無稽であり、ほとんどの夢は予知夢ではない。

ただたまにですがあるわけです。

地震の夢というのは、そうそう見る夢でもなく、それを見たわけです。

なんと手が届くところ、すぐ目の前で山体崩壊が起こっているのです。

家屋の倒壊や山体崩壊、巨大な揺れや形からして駿河湾か相模湾だと思いますが、大量の土砂が海に流れ込んでいる。

夢の映像自体も巨大な揺れに襲われており、手ぶれ補正なしの映像でした。

中々、迫力があったわけであり、印象深いわけです。

ところが夢の自分は、非常に醒めており、「従来、言われていたような巨大地震でもないな。大した地震ではない」と夢の中で巨大地震を前にせせら笑っているのです。

目の前では山体崩壊が起こり、土砂が崩れ落ちているのを見ながら、せせら笑っている。

怖くも何ともなかったわけです。

ただ大量の土砂が、海に流れ込んでいるさまを見て、真っ先に思い浮かんだのが、去年の12月22日に起こったアナク・クラカタウの山体崩壊による津波でした。

ヨーロッパでは、イタリアのエトナ火山も大噴火による山体崩壊が懸念されており、崩壊すれば地中海沿岸に巨大な津波が押し寄せます。

アメリカでも火山噴火による山体崩壊がもたらす巨大津波が懸念されている火山があります。

スペイン領カナリア諸島を構成するラ・パルマ島のケンブレビエハ火山です。

ケンブレビエハ火山が将来、噴火により山体崩壊を起こした場合、巨大津波がアメリカ合衆国東海岸など大西洋岸各地を襲うと警戒されている。

ケンブレビエハ火山は、位置的にはここにあります。

このラ・パルマ島のケンブレビエハ火山と南のエル・イエロ島の火山には、南北アメリカ大陸の東海岸を壊滅に追い込む巨大津波が発生する可能性があるのです。

アナク・クラカタウのように山体崩壊、ないしは海底地滑りによって巨大津波が発生し、大西洋を横断伝播して甚大な被害をもたらす可能性があるのです。

それはカリフォルニア大学サンタクルス校の教授が2001年に出した論文が根拠になっています。

Cumbre Vieja Volcano — Potential collapse and tsunami at La Palma, Canary Islands

赤と青は共に波の隆起部と陥没部であり、黄色のドットと数字は波の高さをあらわしています。

地滑りの発生から2分後、ラ・パルマ島に「906メートル」の津波ドームが襲ってきます。

凄い高さの波です。

発生から5分後、その反動で「1324メートル」も波が陥没します。

発生から10分後、「706メートル」の高さの波が覆います。

そして地滑り発生から6時間後、南北アメリカ大陸の東海岸に津波が迫ってきます。

10メートル～20メートルクラスの津波です。

そして発生から9時間後、フロリダ半島を直撃します。

これですと20メートル～30メートル級の津波ですが、これがフロリダ半島を直撃します。

ラ・パルマ島から6000㎞も離れたフロリダ半島に9時間で到達するということは、時速667㎞の速度で直撃するということです。

時速667㎞の速度で20メートルから30メートル級のメガ・ツナミが、フロリダを直撃するわけです。

もし起これば東海岸は壊滅でしょうね。

その可能性だけは論文によって明らかにされたわけです。

ヨーロッパだけではなく、南北のアメリカ大陸でも、アナク・クラカタウのような火山津波が発生する可能性がある。

しかもこれはメガ・ツナミでしょうね。

被害としてはアナク・クラカタウどころの話ではないでしょう。

リング・オブ・ファイアの活性化というならば、このメガ・ツナミの可能性も心の隅にでも置いておいてもいいでしょうね。