アメリカ大統領選挙が2ヵ月を切っています。
現時点ではヒラリー優勢は変わりません。
ロイターの予想はこれです。
アメリカでは538人の選挙人が各州に割り当てられ、大統領を決めますが、538人の半分は269人ですから「270人」以上を取れれば過半数であり、大統領となります。
現時点のロイターの予測では選挙人はヒラリー氏が「242人」、トランプ氏が「243人」とトランプ氏が優勢ですが、どちらも過半数を獲得していません。
一般の支持率も互いに「39%」と拮抗しています。
ところがニューヨーク・タイムズの予測となりますと俄然、ヒラリー氏が優勢となっています。
ヒラリー氏の当選確率は「73%」であり、トランプ氏の当選確率は「27%」で、ヒラリー氏が圧倒しています。
投票日当日まで、これがどう変化していくのか予断を許しません。
ここまでの差がありますと、そのままうのみにはできず、信頼性にかけます。
最も信頼性の高い予測サイトは、人によって意見は分かれるかもしれませんが、恐らくその一つに「ファイブ・サーティ・エイト」というサイトがあります。
これは名前通り、「538人」の選挙人を指しており、連日更新されています。
ここでの現時点の予測はこれです。
このサイトは統計学者であるネイト・シルバー氏が運営しているサイトであり、大統領選に関するあらゆるデータを収集し、分析して予測するサイトです。
このサイトは2008年の大統領選挙も的中させており、50州のうち49州を的確に予測していました。
2012年の大統領選挙も的中させており、この時は50州すべての州で予測を的中させたため、注目されているサイトです。
このサイトは7月初旬にはヒラリー氏が選ばれる確率を60%台とし、トランプ氏の確率を30%台としていました。
8月初旬にはヒラリー氏当選確率は80%台に上昇し、トランプ氏は18%と急低下しています。
現時点ではヒラリー氏が「57.6%」、トランプ氏が「42.4%」でヒラリー氏が優勢です。
「Popular vote」とは一般の支持率であり、ヒラリー氏が「46.3%」、トランプ氏が「44.4%」です。
「Electoral votes」とは538人いる選挙人のことであり、ヒラリー氏は既に過半数である「270人」を超え、「283.5人」となっています。
トランプ氏は「254.2人」とあり、現時点では過半数に到達していません。
統計学のシミュレーションではヒラリー氏優勢ということです。
この記事を書いている最中に更新されています。
ヒラリー氏が「58.8%」、トランプ氏が「41.2%」と差が開いています。
これが11月8日の投票日までどう推移していくか見ものです。
公表されている世論調査のみを見ますとヒラリー大統領の誕生に見えるわけですが、ブレグジットの例もありますので蓋を開いてみないと分かりません。
特にアメリカはメディア・コントロールをしている国ですから、差し引いて見ています。
俳優のジョニー・デップ氏は、もしトランプ氏が選ばれれば「アメリカ最後の大統領になる」と言っています。
ジョニー・デップが警告、もしトランプが当選したら「アメリカ最後の大統領」
マイケル・ムーア氏もトランプ氏には批判的ですが、しかして最後にはトランプ氏が大統領になると予測しています。
ドナルド・トランプが大統領になる5つの理由を教えよう ハフィントン・ポスト
ちなみに余談ですが、日本の霊能者はヒラリー氏が大統領になると予言しています。
【霊能者が大予言】トランプ対ヒラリー! アメリカ大統領選で勝つのはこの人だ!!
アメリカ国民が変化を望むならば、トランプ氏に投票するでしょが、変化を望まなければヒラリー氏が勝ちそうです。
ただアメリカ以外の国の対応を見ていますと、トルコのエルドアン氏がロシアと関係改善を模索し、イギリスのメイ首相もロシアと関係改善をしそうな状況です。
来年辺りからイギリスはロシア敵視策をやめそうであり、それを敏感に察知したかのように安倍首相もロシアに急速に接近しています。
なんせ日本はアメリカに対しては常にこれですからね。
中々、すばらしい五体投地ですね。
ロシア敵視策の代表みたいなヒラリー氏が選ばれると見ているならば、ロシアに安倍首相が接近するとは思えません。
恐らくトランプ氏が大統領になると日本側は見ているからロシアに接近しているのでしょう。
世論調査とあいませんが、トランプ氏はロシアとの協調派ですから、これですと説明がつきます。
このまま世論調査の通りにヒラリー大統領誕生となりますと、アメリカは孤立してしまいます。
日本だけはコバンザメのようにアメリカに追随するでしょうけれども、これですね。
しっかりとくっついていますね。
接着剤みたいですね。
今はロシアを敵視するのはアメリカの一部の好戦派だけみたいですから、ヒラリー氏が選ばれますとアメリカの孤立が進みそうです。
イギリスがアメリカの警告を無視してAIIBに真っ先に加盟したり、トルコがアメリカを脅したり、フィリピンから公然とののしられたり、イスラエルもロシアに近づいたり、世界の警察官をやめたり、アメリカの威信が凋落傾向に見えます。
中々、世界がアメリカのいうことを聞かなくなりました。
欧州版TPPと言われるTTIP(環大西洋貿易投資パートナーシップ)もTPP(環太平洋パートナーシップ協定)も濃い霧に包まれています。
世界の在り方が変化していく分水嶺にいるのかもしれません。
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