6月3日、フィリピンのカンラオン火山が噴火しています。
噴煙の高さは「5㎞」です。
カンラオン火山が噴火、高さ5000メートルの噴煙フィリピン CNN
フィリピン中部ネグロス島にあるカンラオン火山で噴火が発生し、住民数百人が4日、避難を強いられた。
噴煙の高さは5000メートルに上り、航空便数十便が欠航になった。
フィリピン火山地震研究所によると、カンラオン火山は3日夜に6分間噴火し、「強い地震」を引き起こした。
周囲の村が降灰や硫黄臭の影響を受ける恐れがあるという。
カンラオン火山はフィリピンにある24の活火山のうちの一つで、フィリピン列島で4番目に人口が多いネグロス島に位置する。
二つの州にまたがっており、標高は2465メートルに達する。
警戒レベルが、5段階のうちの「2」に引き上げられ、半径3㎞以内に住む住人全てに強制避難命令が出されています。
当局は、更に噴火の可能性があり、危険な火山灰や硫黄臭などの可能性も警告しています。
河川の下流地域では洪水や土砂災害の恐れもあるようです。
これだけ自然災害が頻発しますと気候変動を意識してしまうわけですが、2022年に国連開発計画(UNDP)が「絶滅を選ぶな」という動画を公開しました。
恐竜が国連で演説をしておりますが、恐竜のくせに中々いいことを言います。
「今を逃せば、もう次はない」
大変な危機感ですが、既に産業革命前から世界の平均気温は「1.4℃」を超えているわけであり、0.5℃から0.6℃のイナーシャ(慣性)の作用を考慮に入れれば、既に「手遅れ」という結論になります。
気候が変動していく世界を未来の人類に継承させないためには、手は一つしかなく、従来から予言されてきたように諸神霊と地球意識による大変動を通した人口減少しかありません。
気候変動の問題に対処するには、もうこれしか手は残されていないのではないか。
グテーレス国連事務総長も、次第に言葉が激しくなってきており、焦りのようなものを感じさせます。
グテーレス国連事務総長は、去年の7月地球温暖化の時代は終わり、「地球沸騰化時代が到来」したと述べておりましたが、今度は我々は絶滅した恐竜ではなく、恐竜を絶滅させた「隕石だ」と述べています。
字幕:人類が気候変動に与える影響、「恐竜絶滅の隕石」に匹敵 国連総長 AFP
「気候(変動)において、われわれは恐竜ではない。
隕石だ。
人類は危険にさらされているだけではない。
われわれこそが危険なのだ」と述べ、人類は「気候変動という地獄へ向かう高速道路から降りるべきだ」と主張した。
段々、言葉が激しくなってきているのです。
それだけ焦っているということでしょうが、かなりの焦燥感を感じておられるようです。
地球温暖化の原因の方をIPCC自体が間違っており、本当に気候変動の問題に対処しようとすれば、全てを変えなければ無理なのです。
人間の心や価値観も変えなければなりませんし、民主主義から資本主義まで全てを変えなければ対処は不可能なのです。
その意味で時間的にも不可能と言っていいでしょう。
最後は神頼みしかありません。
4月29日と5月1日の政府・日銀の為替介入ですが、原資は外貨預金ではなく、アメリカ国債を売っていたようです。
4月末の外貨準備はこれです。
単位は100万ドルです。
そして5月末の外貨準備がこれです。
外貨預金の額は変わっておらず、証券の額が「504億ドル」減少しており、アメリカ国債を取り崩したものと思われます。
介入によって一時151円台後半まで円高が進みましたが、既にドル円は「157円台」に入っており、執拗に円が売られています。
10兆円規模の介入ならば、あと10回できるかどうかでしょうね。
円高阻止の介入ならば、日銀の通貨発行権によって無限に介入できますが、円安阻止の介入は持っているドルの分しか介入できませんので限界があります。
終わりが本格的に始まったのではないか。
実質賃金も「25か月」連続でマイナスになっており、過去最長を更新しています。
物価の伸びに賃金が追い付いていません。
政府のエネルギー対策が終了するため、今後電気代やガス代も上がっていきます。
円安による原材料高もありますので、インフレは今後も根強く継続していくと予測されています。
2023年の合計特殊出生率も発表されましたが、過去最低を記録しています。
2023年の合計特殊出生率は「1.2」となり、1899年の統計開始以来最低となりました。
今までは2005年の「1.26」と2022年の「1.257」が最低でしたが、これを更に更新し、「1.2」となっています。
8年連続で減少しておりますが、そのうち「1.0」を割るのではないか。
死亡者数も3年連続で増加し、「157万5936人(前年比6886人増)」となり、過去最多となっています。
出生数も2023年は「72万7277人」となり、2022年に「80万人」を割ったばかりなのに、今年(2024年)は、はや「70万人」を割りそうな勢いです。
都道府県別の出生率は、これです。
沖縄が「1.6」と最も高いわけですが、だってあそこは日本じゃなかったんだから。
東京は「0.99」と「1.0」を割ってしまっています。
衝撃的な数字ですが、人口減少は国力と関係しておりますので非常に深刻な問題です。
死亡者数が最多を記録し、出生数が最低を記録しているわけですから、それは人口は減るに決まっています。
そして人口が減れば、国力も衰退していく。
日本の衰退をしり目にロシアのプーチン大統領が、経済におけるロシアの日本越えを発言しています。
プーチン氏「ロシア経済は日本超え世界4位」 経済フォーラムで演説 朝日
プーチン氏は7日の全体会合で演説し、ウクライナ侵攻後の米欧の対ロシア制裁にも関わらず、
「ロシアは世界貿易の主な参加者だ」
と述べ、新興・途上国のグローバルサウスとの協力による経済発展に自信を示した。
プーチン氏は、アジアや中東などを「世界経済の将来を左右する国」と呼び、こうした地域の友好国がロシア貿易の4分の3を占めると主張した。
アジアとは前年比60%増、中東は倍増しているという。
「世界銀行によると、購買力平価での経済規模は日本を超えて世界4位になった」と強調した。
国際経済フォーラムには136カ国・地域から1万7千人以上が参加しており、フォーラムの公式車両も従来の欧米メーカーから中国の高級ブランドに変更されています。
プーチン大統領は、購買力平価(PPP)では、ロシアは既に日本を超えていると強調しておりますが、何を今さらという感じがしますが、かなり前にロシアは日本を超えているわけであり、今の時期に強調するのは、何か他意がありそうです。
世銀のPPP(購買力平価)でのGDPランキングはこれです。
1位が中国であり、2位がアメリカです。
3位はインドであり、4位がロシアです。
これは2022年の順位であり、日本は2023年にドイツに抜かれておりますので、5位がドイツであり、日本は6位ということになります。
PPPでは、既に日本は世界経済「第6位」なのです。
既に日本のGDPは円安で4兆ドルを割っておりますので、もしかすればブラジルにも抜かれて7位になっているかもしれません。
ラッキー・セブンです。
天上界では勝利の数字であり、完成の数字です。
中国は日本の「5.4倍」であり、PPPでは大分前からアメリカを抜き、事実上世界経済のトップに立っています。
購買力平価は、中長期的にはこうなっていくということであり、傾向はつかめます。
日本は衰退途上国が板についてきました。
人口が減少していくわけですから、どうにもなりません。
気候変動のせいかどうか知りませんが、今年の日本の梅雨入りは全体的に遅くなるようです。
四国は9日に既に梅雨入りしており、梅雨明けは平年と同じです。
梅雨入りは遅く、梅雨明けは平年並みだそうですから、梅雨の時期は短いけれども降雨量は多くなるようです。
本格的に「アクエリアス(水瓶座)の時代」に入っていく最後の梅雨です。
地の時代とは物質の時代であり、風の時代とは精神の時代です。
地の時代では物質やお金の価値が重視されましたが、風の時代では精神的な価値が重視されます。
2020年12月22日、200年ぶりに地のエレメントから風のエレメントに変わる「グランド・ミューテーション(大いなる変化)」が起こり、風の時代に入ったわけですが、4年間ほどは調整準備期間であり、冥王星は過去の地の時代と風の時代を行ったり、来たり、順行と逆行を繰り返していました。
風のエレメントの時代は、2219年まで続きます。
これが今年の11月20日から冥王星が完全に水瓶座に入り、2043年まで冥王星水瓶座時代を迎えます。
そして11月20日から完全に風の時代へと移行するのです。
占星術家にもよりますが、この冥王星水瓶座時代とは、非常に危険な時代と見られており、2044年1月ですから2043年まで続くこの時代では何もかもが変わると予想されています。
前回の冥王星水瓶座時代は、1777年から1798年ですが、この時はフランス革命やアメリカ独立革命、そしてイギリス産業革命が起こっています。
その前の冥王星水瓶座時代では、コペルニクス革命が起こり、地球中心の世界観から太陽中心の世界観に変わるコペルニクス的転回があり、マルチン・ルターを筆頭に宗教改革が起こっています。
更にその前の冥王星水瓶座時代では、アメリカ大陸が発見されていない時代において地球の半分を支配したと言われるあのモンゴル帝国が猛威を振るっていました。
日本でも蒙古襲来で有名です。
この冥王星水瓶座時代が、今年の11月20日から始まり、2043年まで続くのです。
完全に風の時代に移行する最初の20年間で歴史に残る革命的な事件が発生すると予測されているのです。
更に11月20日から冥王星水瓶座時代に入りますと、今度は滅多に動かないトランスサタニアン(天王星・海王星・冥王星)が7か月間という短期間で星座を移動します。
トランスサタニアンとは、冥王星は準惑星になってしまいましたが、土星の外にある3つの惑星のことです。
公転周期が長いため滅多に動くことはないわけですが、これが一斉に動くのです。
まず2025年3月30日に海王星が牡羊座へ移動します。
次に2025年7月7日の七夕の日に天王星が双子座へと移動します。
この天王星の双子座への移動も危険な兆候であり、前回の天王星双子座時代は、1941年8月8日であり、核兵器が使用された第二次世界大戦が起こっています。
双子座らしく色々と双子に分かれました。
北朝鮮と韓国、インドとパキスタン、西ドイツと東ドイツの分断が起きたのです。
天王星が双子座へ本格的に移動するのは2026年4月26日です。
11月20日に冥王星が本格的に水瓶座入りし、風の時代が始まると同時に2025年から2026年にかけて土や水のエレメントにあった惑星が、風や火のエレメントの星座に移行を終えます。
惑星の大移動が続くわけです。
特に天王星は、ハーシェルによって1781年に発見されました。
この頃はアメリカ独立革命やフランス革命が勃発しており、世界中で革命の嵐が吹き荒れていました。
この革命の中で発見された惑星ですので「変革」という意味を持っています。
天王星は双子座を7年間かけて通過していきます。
双子座には2026年4月26日から2032年8月4日まで滞在します。
天王星は世界と時代そのものに影響を与える星です。
2030年代前半までに何か驚異的な革命が起こり、終了しているのかもしれません。
気候変動もこの辺りが限界です。
ロシアやイスラエルの戦争を見ましても第三次世界大戦が起こってもおかしくない星まわりです。
トランスサタニアンは時代を司る「時代の星」とも呼ばれており、特に天王星はそうです。
何もかもを根源から変えていかなければ、元の美しい地球には戻らないのです。
どこか間違った方向に入ってしまい、とても遠くに行ってしまったような世界です。
人類個々はそれだけのカルマを負っているでしょうから、元に戻るのにしんどい人もいれば、戻れない人もいるでしょうね。
元に戻れなくなった教団もありました。
人類の未来は、大宇宙の絶対的権威の確立で既に決まっているのですけどね。
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