Creator's Room

珍しい光景です。

アメリカ・メイン州プレサンプスコット川でのアイス・ディスクです。

Drone video shows a huge, almost perfectly-shaped ice disk floating in the Presumpscot River in Westbrook, Maine. The mass of ice that resembles a moon slowly rotates as currents pass in the river. https://t.co/5UOvjC1xcT pic.twitter.com/mmrwzPvw1a

— ABC News (@ABC) 2019年1月16日

ほぼ真円の氷の円盤が、反時計回りに回っています。

中々、神秘的な光景です。

ヨーロッパの暴風と豪雪は、半端ないぐらいのもの凄い光景になっています。

イタリア・バルドネッキアのスキーリフトが1月14日、こうなっています。

WOW…. Severe #windstorm in Bardonecchia, Italy this afternoon 14th January. Video; ruivismo #severeweather #extremeweather #snowfall pic.twitter.com/ThaIPtC9XW

— WEATHER/ METEO WORLD (@StormchaserUKEU) 2019年1月14日

ちょっとこの豪雪は見たことがありません。

ソース

ソース

特にオーストリアでの凄い光景が目立ちます。

ザルツブルクでの集団の雪かきです。

Clearing snow off a roof in Flachau, Salzburg, #Austria yesterday morning 12th January. Thanks to wintersporters ig for reporting! #severeweather #extremeweather #snowfall pic.twitter.com/iziRbkQvM4

— WEATHER/ METEO WORLD (@StormchaserUKEU) 2019年1月13日

ここまでのシャレにならない凄まじい豪雪を見ますと、もう笑うしかありません。

オーストリアのオーバータウエルンのホテルです。

Extracting your car from EXTREME #snow depth at Hotel Gamsleiten in Obertauern, #Austria yesterday morning 11th of January. Video: Christoph Schmid #severeweather #ExtremeWeather #snowfall pic.twitter.com/ovBMtMl8dH

— WEATHER/ METEO WORLD (@StormchaserUKEU) 2019年1月12日

当然、雪崩も頻繁に発生しています。

これもオーストリアの巨大な雪崩ですが、少し長いですが、迫力がありますので貼っておきます。

WWO…. Enormous #avalanche in Prunds, #Austria this afternoon 15th January. report; @c_s_70 #severeweather #extremeweather #snowfall pic.twitter.com/3SfqV50NzU

— WEATHER/ METEO WORLD (@StormchaserUKEU) 2019年1月15日

たかが美しい雪とバカにできません。

自然界の威力というのは計り知れない。

これも初めは呑気に雪崩を撮影していたわけですが、近づくにつれてその迫力に恐れをなして逃げています。

1月15日、スイスのダボスです。

WOW…. Dangerous overshooting of a manually triggered #avalanche in Davos the #Swiss Alps this morning 15th of January. Video via @helgavanleur #severeweather #extremeweather #snowfall pic.twitter.com/3Ng0jodBQh

— WEATHER/ METEO WORLD (@StormchaserUKEU) 2019年1月15日

雪崩でホテルやレストランが甚大な被害を受けています。

Austrian soldiers helped remove large piles of snow from a hotel dining room after the building was hit by an avalanche.

All 60 visitors and staff, most of whom were from a Danish ski club, got out of the building unharmed. https://t.co/Q8o3lZux6g pic.twitter.com/Rkx3pS2jHk

— ABC News (@ABC) 2019年1月16日

アメリカでは去年の2018年12月22日から始まった政府機関の閉鎖ですが、15日で連続25日間の閉鎖となり、クリントン政権の歴代1位だった21日間の閉鎖を抜いて記録を更新しています。

まだ政府機関の閉鎖は続きそうですが、イギリスではEU離脱協定が230票の大差をつけて議会で否決されています。

英ＥＵ離脱案、歴史的大差で否決　CNN

英国のメイ首相が欧州連合（ＥＵ）との間で取りまとめた離脱案の採決が英議会下院で行われ、英近代史上最大の大差で否決された。

採決ではメイ首相の最後の訴えを無視する形で、反対４３２票、賛成２０２票の大差で離脱案が否決された。

１９２４年の記録を上回る大差での否決だった。

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これを見ますと与党・保守党から118名の造反者が出たことになる。

いよいよ後がなくなってきたメイ政権ですが、3日以内に代替案を提出し、5日後の21日に再採決となります。

野党・労働党のコービン党首が内閣不信任案を提出しましたが、これは否決されると見られています。

つまり総選挙はない。

代替案まで否決されれば、もう待ったなしであり、合意なき離脱となり、世界経済は大混乱となる。

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EU離脱協定案では、1年9か月の移行期間が設けられておりますが、否決されますと移行期間はなく、いきなりの離脱となります。

結局は、メイ首相がみずから辞任するか、総選挙をするか、あるいはEUを離脱するか、しないかの再度の国民投票しかありませんが、そのどれもが可能性としては低くなっています。

3月29日に正式に離脱するわけですが、日本時間では3月30日となりますが、離脱まで10週間しかありません。

恐らく間に合いませんので、29日の離脱日の延長を模索するしかないわけですが、うまくいけば7月まで延長できるかもしれないと言われておりますが、これも可能性としては低くなっています。

総選挙をするにしろ、国民投票の再実施をするにしろ、ユンケル委員長の言うようにほぼ時間切れです。

国民投票の再実施には、最低でも10週間～11週間かかるわけであり、ほぼ時間切れです。

メイ首相は、辞任を否定しており、離脱日の延長にも否定的です。

またメイ首相は、再度の国民投票も否定しており、昨年信任されておりますのでみずから辞任しない限り、1年間は誰も引きづりおろすことはできません。

離脱期限の延長は、EU27か国の全会一致が必要となりますが、それは政局の変化が前提であり、総選挙か再度の国民投票以外では期限の延長は認めない立場です。

再交渉のための延長をEUは認めていません。

今回のEU離脱協定案の再交渉はしない立場です。

野党労働党のコービン党首は、不信任案を可決して、総選挙にもっていき、政権交代を果たした後にイギリスに都合のいいように再交渉をすると言っておりましたが、EUは再交渉には一切応じません。

従ってEU離脱案の再交渉を理由にした離脱期限の延長はないわけです。

EU側が離脱期限の延長を認める場合は、あくまで政権交代か再度の国民投票を実施する場合だけです。

ところがメイ首相は、辞任しませんし、総選挙もなく、国民投票の再度の実施もしないと言明しています。

また離脱期限の延長にも関心はないようです。

まさにデッド・エンドであり、袋小路です。

今のままならば離脱期限の延長はないことになる。

トゥスクEU大統領は、EU離脱協定案も飲めず、合意なき離脱も避けたいならば、道は一つしかないと言っています。

再度の国民投票によるEU残留の道だけです。

EU残留後にリスボン条約第50条の発動を取り消し、ブレグジットをみずから停止するしかありません。

ところがメイ首相は、必ずEUから離脱すると言っています。

まさに水と油であり、二つの平行線は交わらない。

このままですと移行期間のない、いきなりの合意なき離脱となります。

すると世界経済は無茶苦茶になる。

合意なきEU離脱はイギリスの経済的な自殺行為　NEWSWEEK

合意なき離脱となれば経済ばかりか、イギリスという国家の統一までも危うくなりかねない。

イギリスへの輸入品は全て通関手続きを踏む必要が出てくる。

だが検査設備も、手続き完了まで食品を保管する設備も整っていない。

ヨーロッパ大陸に最も近く、大陸との間の貨物の大半を扱っているドーバー港への通関設備の新設や、EU域外からの貨物を扱っているその他の港の設備拡張には何年もかかるだろう。

イギリスの金融機関は、EU全域での営業を可能にしている「単一パスポート」の権利を奪われるだろう。

イギリスの製薬会社や化学会社は、EU域内で販売できず、イギリスの航空会社はEU域内への乗り入れができなくなる。

ポンドは対ユーロで下落し、通貨を防衛しようとして利上げを行えば、不動産市場の暴落を招く。

諸外国のイギリスへの投資意欲も減退する。

移動の自由がなくなれば、大陸からの労働者も激減し、経済成長も鈍化する。

合意なき離脱はEUにとっても痛手だろうか。

短期的な混乱を別とすれば、影響は軽微だろう。

個々の加盟国の対英貿易額は全体の約8％前後だ（イギリスは対EU貿易が44％）。

今までイギリスから輸入していた品物を、別のEU加盟国から調達することは難しくない。

取りあえず1月21日に代替案の再採決が行われるわけですが、もしここで否決されれば、イギリスには後がなくなります。

合意なき離脱が、がぜん現実味を帯びてくる。

1月21日はイギリスの運命の日でしょうね。

この1月20日の夜から1月21日にかけて天体ショーがあります。

満月が大きく見えるスーパー・ムーン。

1月最初の満月であるウルフ・ムーン。

そして皆既月食となるブラッド・ムーンの三つが重なる「スーパーウルフ・ブラッドムーン」が欧米に昇ります。

西アフリカと南米でも見えるそうですが、このイギリスの運命の日に血の月が昇ります。

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「スーパーブラッド・ウルフムーン」とも言うそうですが、両方使われおりますのでどちらでもいいのでしょう。

‘Super wolf blood moon’ to welcome in 2019 with rare celestial spectacle this month　ABC

この21日を契機に世界経済は血だらけとなる。

離脱期限の延長もなく、3月29日に移行期間なしの合意なき離脱をし、日本では4月1日には新たな元号が発表される。

4月19日～5月26日には、不吉な星と言われてきたハレー彗星の残骸であるみずがめ座イータ流星群が流れる。

5月1日には元号が変わり、この頃エルニーニョが終わり、暖冬明けとなり、大地震が警戒されます。

去年の1月31日には、152年ぶりに「スーパーブルー・ブラッドムーン」が昇りましたが、今年の1月21日には「スーパーウルフ・ブラッドムーン」が昇ります。

イギリスのEU離脱、いわゆるブレグジットで最も懸念されるのは、デリバティブでしょうね。

イギリスの中央銀行であるイングランド銀行が警戒しています。

EU離脱、派生商品6000兆円不安定に　英中銀など警告　 日経

英中央銀行のイングランド銀行は条件合意なしの「無秩序離脱」の場合、最大で41兆ポンド（約6000兆円）のデリバティブが不安定な状態に置かれると警告。

関係機関に対応を促した。

在英の中央清算機関が取り扱うEU企業のデリバティブ残高は、想定元本ベースで69兆ポンド（約1京300兆円）に上る。

このうち41兆ポンドが、2019年3月末のEU離脱後に満期を迎える。

EUの法体系から切り離された場合、既存の契約がどう扱われるか定まっていない。

合意なき離脱の場合、「6000兆円」のデリバティブが不安定な状態に置かれます。

ただの「1％」が影響を受けるだけで「60兆円」です。

リーマンの破綻の時は、確か63兆円でした。

EU市民は、離脱後はイギリスの保険会社と契約している人は保険金が支払われなくなる事態もあるかもしれない。

デリバティブは、最大の懸念事項でしょうね。