Creator's Room

サンタバーバラです。

I think only the ocean will stop this fire. So sad RT @miguelmarquez: #thomasfire bearing down on Santa Barbara. Winds just whipping it in the foothills just above town. pic.twitter.com/lk08IMVzcx

— Ken Smith (@KenSmithTV) 2017年12月17日

不吉な感じの太陽です。

このトーマス・ファイアは、絶望的な山火事に変貌してきているようです。

「アウト・オブ・コントロール（制御不能）」という意見が目立つようになってきており、テレビのキャスターは、このトーマスが史上最強の山火事になる可能性は、と問うておりましたが、予報士はその問いには答えず、トーマスは来年2018年の正月辺りまで燃え続けると言っていました。

ということは予報士は、あと2週間以上も延焼していくと予測していることになる。

ならば我々は、1932年の統計開始以来、カリフォルニア史上最悪の森林火災を目撃していることになる。

過去85年間で最強の山火事です。

Here are conditions experienced by TCU strike team 9441C this morning. The strike team was successful in protecting the structures in the area and worked with Vallecito fire crews to help extinguish portions of #ThomasFire. pic.twitter.com/M2V9x49NnE

— CALFIRE TCU (@CALFIRETCU) 2017年12月17日

DO NOT LET YOUR GUARD DOWN – Extreme fire danger remains in the forecast for parts of Southern California into next week, the @NWSLosAngeles talks more about local impacts #cawx #ThomasFire pic.twitter.com/3rOGi0csOr

— WeatherNation (@WeatherNation) 2017年12月17日

乾燥したサンタアナの強風が吹き荒れており、ハリケーンのような強風と言われています。

少なくともカリフォルニアでは年内の降雨はありません。

消化率「40%」ですから、もうそろそろ鎮火するのではないかと希望をもっておりましたが、キャスターは希望のない山火事ですねと結んでいました。

現在、カリフォルニアは12月17日（日）の朝6時ごろであり、日曜日の朝以降は風が弱まると見られていたようですが、そうでもないようです。

35マイル～60マイルの風というのは、相当の強風です。

予報士は、風が弱まるのは火曜日か水曜日であり、この頃消化が進むと予測していました。

カリフォルニアのティー・ガーデン近辺では、1秒間に1エーカーも燃え広がっている場所もあるそうで、これですと1時間は3600秒ですから、1時間で3600エーカー延焼していることになる。

もの凄い速度です。

現在、焼失面積は「26万7500エーカー」であり、大規模火災の歴代2位の「ラッシュ・ファイア」とは「4411エーカー（18㎢）」しか差がありません。

歴代トップのシダー・ファイアとは「5746エーカー（23㎢）」の差です。

正月まで燃えるというならば、簡単に超えそうな差です。

Top 20 Largest California Wildfires　カル・ファイア

次かその次ぐらいの公表で歴代1位と2位をごぼう抜きするのではないか。

消防士も「8477名」に増員されており、全焼した建物も「1020棟」に増えています。

カル・ファイア（トーマス・ファイア）

鉄塔にも炎が迫っており、停電する場所もありそうです。

まさに悪魔の炎が、カリフォルニアを舐め尽くしているようなサンタアナ・ウィンドですが、カリフォルニアの高級住宅街モンテシトにも燃え広がっています。

Video shows massive Thomas Fire advancing towards the Cold Springs Trail in Montecito, California. It is now the third largest wildfire in California history, forcing 12,000 mandatory evacuations. https://t.co/vnq314LuwB pic.twitter.com/0MTnrmzPcM

— ABC News (@ABC) 2017年12月16日

ジブラルタル・ロード沿いの住宅にも危機が迫っているようです。

RT @EliasonMike #ThomasFire– Flames churn towards a large fire break near homes along Gibraltar Road north of Santa Barbara. pic.twitter.com/8f5bEE2jLq

— Don Nadeau (@DonNadeau) 2017年12月17日

犬にも健康が必要です。

トーマス・ファイアは、恐らくカリフォルニア史上最悪、その規模において「第1位」の山火事となる可能性が高い。

森林火災としては最悪を更新すると思っています。

最新の数字では焼失面積は「26万9000エーカー（1089㎢）」です。

Thomas Fire grows to 269,000 acres, remains 40% contained　KSBY

これですと第2位のラッシュ・ファイアとの差は「2911エーカー（12㎢）」であり、第1位のシダー・ファイアとの差は「4246エーカー（17㎢）」ほどしかありません。

記事では既にレッド・フラッグはキャンセルされており、消化率は「40%」と変わらず。

トーマスはカリフォルニア史上第3位の規模であり、7番目に破壊的な火災である。

現在までに1000棟以上の建物が破壊されており、その多くが一般的な住宅である。

トーマス・ファイアの完全な封じ込めは、来年の2018年1月7日より前には期待できない、とあります。

ということは来年の1月7日まで鎮火は期待できず、燃え広がるということであり、大変な被害が出そうです。

後、最低でも「21日間」は鎮火できず、燃え続けるということです。

このトーマスは、とんでもない森林火災となりそうです。

「・・これは・・カリフォルニアは、もうダメかもわからんね・・」

明らかに大災害と呼んでもいいクラスの山火事ですが、日本ではほとんど報道されません。

年内は燃え続ける。

来年から本格的に浄化を開始していくのかもしれません。

「・・地球は、もうダメかもわからんね・・」

#Thomasfire
H/t @deltailumi pic.twitter.com/0Rdem51UWB

— Kristina Dei (@2kdei) 2017年12月17日