気候変動

カスケード地震の警告か M10超

ブレグジットの国民投票が開始されたようですが、円が売られ、ポンドが買われていますから「残留派」が勝利しそうな気配です。

今回は出口調査は行われず、唯一調査会社ユーガブが投票を済ませた人を対象に調査結果を、日本時間の24日午前6時に公表する模様です。

世論調査の結果公表、英国民投票締め切り後に=ユーガブ ロイター

アメリカの次期大統領候補ドナルド・トランプ氏は、今年の3月イギリスのEU離脱を予言していました。

トランプ氏、英国のEU離脱を予言 スプートニク

「移民問題で人間があちらこちらから集まり、これだけクレイジーなことがおきているのだから、英国民はEU離脱に票を入れるだろう。

これは私の見解だ」

トランプ氏の予言通りブレグジット(EU離脱)すれば、格付け会社S&Pは、イギリスを短期間のうちに格下げすると脅しています。

S&P、ブレグジットなら短期間で英格下げへ=独紙 ロイター

「英国が23日の国民投票でEU離脱を決定すれば、(最上位である)『AAA』の格付けが短期間で引き下げられるだろう」

フィナンシャルタイムズの報道によれば、残留派が「48%」、離脱派が「46%」となっています。

UK’s EU referendum FT

残留が2%上回っています。

エコノミストの報道によれば、残留派は「44%」、離脱派も「44%」と拮抗しています。

BREXITBUILD-UP TO A REFERENDUM

少し前は残留派が上回っていたのですが、離脱派が追い上げています。

What UK thinks : EU

6月22日の調査会社の世論調査結果がありますが、やや残留派が優っているようです。

6月22日調査結果

YouGov 残留 51% 離脱 49%

Ipsos MORI 残留 49% 離脱46%

ComRes 残留 48% 離脱 42%

TNS 残留 41% 離脱 43%

Populus 残留 55% 離脱 45%

Opinium 残留 44% 離脱 45%

国民投票直前の調査でも残留派が優勢です。

ロイターの報道でも残留が「43%」、離脱が「41%」となり、残留が「2%」上回っています。

英国、EU残留支持が43%、離脱が41% スプートニク

この世論調査を信ずるならば、残留するのではないでしょうか。

コックス議員の死が大きく影響したように思います。

結果を見てみないと何とも言えませんが、恐らくこのまま残留するのではないか。

まったく料理のまずい国の国民は、人騒がせなことをするものです。

立て替えのできなくなった神道を後目にアメリカの学者が超巨大地震を警告しています。

学者グループ 米国での大地震と津波を警告 スプートニク

米の専門家らは、米国領内で今後10日の間に、強い地震が起きる可能性があると警告した。

それによれば、地震の規模はマグニチュード9,3に達し、その結果として津波が起こる。

新聞Expressが伝えた。

地質学者のデータによれば、カリフォルニア州では最近、マグニチュード3,6程度の揺れが10回記録された。

それ以外に、およそ200回もの小さな地震が、メキシコとの国境地帯で観測されているある地区では震動の周波数が高くなっており、この事は、マグニチュード10を超える巨大地震の可能性を物語っている。

学者らの予想では、地震は北米大陸の西部沿岸で起きるという。

その場合、地震によって引き起こされる津波は、ポートランド、シアトル、バンクーバーを襲うことになる。

7月3日までにマグニチュード9.3の超巨大地震が起こると警告しています。

ある地区では震動の周波数が高く、マグニチュード10を超える地震の可能性を物語っているとあり、マグニチュード10超!!
これほどの規模の警告は珍しいです。

しかも学者の警告ですから、何か根拠があるのでしょう。

位置から見てサンアンドレアス断層というより、300年前に起きたカスケード沈み込み帯が引き起こしたカスケード地震の警告だと思われます。

カスケード地震は、過去1万年間で41回の地震を起こしており、その平均周期は240年です。

前回は1700年1月26日午後9時に発生しており、断層の長さは1100kmであり、モーメントマグにチュードは9.0でした。

日本にもこの地震の津波の痕跡があります。

41回の地震のうちマグニチュードが9.0を超える地震は19回です。

カスケード沈み込み帯における巨大地震の発生履歴の研究史

恐らくこの左の「A」の断層の警告でしょうが、「A」が19回、「B」が4回、「C」が10-12回、「D」が7-8回とあります。

パターンとしては「A」が最も多く起きており、最も規模が大きい地震です。

しかも周期240年ですから、1700年から240年後と言いますと1940年であり、いつ来てもおかしくない超巨大地震と言えそうです。

南海トラフ超巨大地震よりも、大きな地震のようです。

1700年と言えば、まだアメリカ合衆国も存在していない頃の地震です。

この超巨大地震が、ポートランド、シアトル、バンクーバーを襲いますと大変な事態となります。

シアトルに本社を構えるマイクロソフト、スターバックス、コストコ、アマゾン、アラスカ航空は壊滅です。

本社をシカゴに移したボーイングも崩壊です。

津波も相当なものでしょう。

これが「7月3日」までに来る可能性があるそうです。

マグニチュード10超なんて想像もできません。

しかして現実にはあり得るようであり、かつてこの記事を紹介したことがあります。

太平洋沖 史上最大M10巨大地震「日本沈没」戦慄シミュレーション vol.1 日刊大衆

M11級になると、恐竜が絶滅した原因ともいわれる、小惑星衝突のエネルギーに匹敵するという。

そうなった場合、地球そのものが瀕死の状態となり、想定不可能だ。

松澤教授はM10級を「地球で起こり得る最大規模の地震」と規定する。

松澤教授の想定によると、揺れが20分から最大で1時間続く可能性があるという。

震度7の激しい揺れが、それだけ続いたら”万事休す”である。

松澤教授は「揺れがおさまる前に津波の来る可能性が高い」というのだ。

これが来ればアメリカは、恐ろしく弱体化するでしょうね。

日本も国家としては南海トラフの地震が来れば終ります。

最大震度7が20分~1時間も継続している最中に逃げられるものではありませんから、みな津波に飲み込まれてしまいます。

全く恐ろしい警告です。

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コメント

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  1. 2020年 12月 07日
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