バルチック海運指数が史上最安値「354」をつけたまま、しばらく動いていません。
明らかに異常な数値ですが、船舶を稼働させれば赤字になるのでしょうね。
貿易が縮小している。
中国の株式市場も最安値を付け、日経平均も年初から何度も公的資金を入れて買い上げてきているのですが下落傾向です。
イタリアの銀行でも取り付け騒ぎが起こっているようです。
イタリア 銀行破綻で金融メルトダウンへ? ブラックマンデーの始まりか「預金がなくなる?」「ヨーロッパから世界中が金融危機に?」
イタリアと聞きますと「パクス・ロマーナ」を想起させます。
ここは既にゼウスを中心に「大宇宙の絶対的権威の確立、人間の本質の客観化、神の存在の永遠化」でEU統合が決定しているところです。
この権威以外で統合はありません。
ただ色々と悪党もはびこっているようですので、紆余曲折は様々にあるでしょうが、最終最後には「神の絶対的権威の確立」によって全人類の答えはひとつとなる。
このひとつの答に人類と歴史は向かっている。
この道すがら左にそれ、右にそれる者も色々とおりますが、それは振るいにかけられている。
ゴールドラッシュです。
川底から砂金を採るのに砂や石ころをふるいにかけて純金だけを取り出そうとすると思いますが、諸神霊は今、それをやっている。
地球をふるいにかけて砂や石ころ、あるいは砂鉄等を取り除き、純金だけを残して、次世代につなげようとしている。
ふるいにかけられる方は、たまったものではないかもしれませんが、神を無視して富を拝み、地球を汚してきたわけですから、作用は反作用に等しく、汚した者が責任を取らずに誰が取ってくれるのでしょう。
地獄に堕ちた者とて自分の罪を自分で反省せずして誰が反省してくれるのでしょう。
そんな人いませんよ。
自分の罪は自分で反省せねばならず、地球を汚した者は、汚した者自身が掃除しなければならない。
またみずから掃除するような人ならば、もともとここまで地球を利益と国益で汚すことはありません。
しかして放置すれば今後も地球を汚すことは分かっている。
そしてそのような者は掃除ができない。
そこで結局は「淘汰」だの「浄化」だのと言ったことを諸神霊はせざるを得なくなる。
つまり人間が無知からゴミのようになっているということですね。
その最初の反作用を受けているのが、日本であり、福島です。
これは心でよほどの罪を犯していなければ、まずあり得ません。
通常の人間の罪では放射能というのは、まずないのです。
これは影で相当のことをしてきたはずです。
おのが罪の反作用を受けている。
人口減少も福島以後、明確に数字にあらわれています。
これは総務省統計局の現時点での最新データですが、2011年~2014年までの4年間で「505万4900人」死亡しています。
第二次世界大戦の日本の死者数が約4年間で「310万人」ですから「505万人」と言いますと、太平洋戦争の「1.6倍以上」もの死亡者を出していることになります。
去年は2015年の7月までに「76万1600人」死んでいます。
合計しますと「581万6500人」となり、残りの月を加えた2015年を入れますと、わずか5年間で死者が「600万人」を超える可能性が高い。
出生率は「1.43(2015年)」ですが、出生数は去年(2015年)は初めて「100万人」を割っている可能性も高く、少子高齢化に拍車がかかっています。
経済が衰退し、縮小していくのは、ある意味当然の帰結かもしれません。
福島の放射能と合わせましても、最悪の状況でなお富と国益という「悪」を拝んでいる。
また無神論も行くところまで行き、既にその反作用も受けている。
人民寺院の集団自殺に見える。
世界も多少似た側面をもっておりますが、「手遅れ」という点、共通しています。
後は神が地球を両手でもって、どうふるいにかけていくのかが注目点でしょう。
安倍政権になって日本は極度に貧しくなっているとよく言われてきたわけですが、ドルベースのGDPの激減にしろ、11四半期中5四半期までマイナス成長となっている事実にしろ、積み上がっていく巨額な財政赤字にしろ、実質賃金の減少にしろ、潜在成長率の低下傾向にしろ、言えばきりがありませんが、中でも実感的に理解できそうなものが「エンゲル係数」です。
エンゲル係数とは、家計のうち食費が占める割合であり、各家庭のゆとりの度合をあらわす係数と言われています。
収入のうち食糧費の占める割合が高くなれば娯楽等、余計な支出ができなくなるわけであり、この割合が低ければ、所得に余裕があるため他の預金や旅行等に所得を回せます。
つまりエンゲル係数が高いということは、他の分野に回せる資金が少なく余裕がなくなり、貯金もできず、食べていくのに手いっぱいという状況ですから、このエンゲル係数の高さは生活水準の低下を意味していると捉えられています。
エンゲル係数が高ければ生活水準が低下し、低ければ生活水準が高いと判断される係数です。
これは去年の5月の記事です。
アベノミクスの弊害直撃 「エンゲル係数」都市部は30%超 日刊ゲンダイ
庶民の貧困ぶりが数字に表れた。
家計の消費支出に占める食料費の割合を示す「エンゲル係数」が昨年度は急上昇し、全国平均24.3%を記録。
21年ぶりに高い水準になっているという。
最近10年間は22~23%台をキープしていたが、昨年は数値が跳ね上がった形だ。
これは2001年から2014年までの日本のエンゲル係数の推移です。
グラフでは2014年は「24%」となっておりますが、実際は「24.3%」です。
2005年当たりから上昇傾向にあります。
単純な計算は、例えばこの家計調査(総務省)にある食料「7万0111円」を消費支出「27万3268円」で割ります。
これは去年(2015年)11月分の家計調査ですが消費支出が「マイナス2.9%」の月です。
食費を支出で割りますと「約25.7%」となり、エンゲル係数が出ます。
7万0111円÷27万3268円×100=25.656・・・
総務省のデータから2014年と2015年11月までのエンゲル係数をグラフにしてみました。
指数はこれです。
ソース : 作成,Creator’s Room
日本の2014年の「エンゲル係数」のグラフはこれです。
「5月」「8月」「12月」の3か月のエンゲル係数が「25%」を超えているのが分かります。
次にこれが2015年11月分までの「エンゲル係数」です。
2014年は年間を通して断続的に「25%」を超えていたわけですが、去年の2015年になりますと5月からずっと「25%」を超えてきているのがわかります。
二つを棒グラフにして重ねたグラフがこれです。
赤の棒グラフが2015年であり、12月分の数字もすぐ出てくるはずですが、5月から継続的に「25%」を超えているのです。
2014年は断続的であったものが、2015年の5月から継続的な数字になっている。
言うまでもなくこのエンゲル係数の数字が高いと言うことは、生活水準が低下しているということであり、国民が貧しくなっているということです。
特に日刊ゲンダイの記事では、エンゲル係数の高さは都市部に集中しており、30%台となっている。
アベノミクスは都市部を直撃している。
エンゲル係数が「30%台」とは、1970年代前半の数値であり、そこまで落ちている。
2015年の全国平均は24%台後半でしょうが、今年は全国平均が25%を超えていくかもしれません。
これは国民の生活水準が徐々に落ちてきているということであり、安倍政権になってからあまり良くはなっていないというより、国民生活が悪化しているということになる。
特に潜在成長率の低下傾向は目を覆うばかりであり、歯止めがまるでかかっていない。
燃料切れとなってガス欠となり、自然と停止してしまう車のようです。
どうもそう見えて仕方がない。
ねずみ講みたいであり、ねずみ講は資金が集まらなければ破綻していきます。
燃料があるうちは走れるのでしょうが、なくなれば停止を余儀なくされ、ねずみ講は破綻していく。
日銀も買える国債があるうちは動けるのでしょうが、買える国債がなくなれば燃料切れとなって止まる。
その時が最も危険な時であり、ねずみ講は止まった時が破綻の時となります。
ただがむしゃらに走り続け、もはや走ることができなくなれば、止まってしまい破綻してしまう。
一体、何に向かって走っていたのでしょう。
そう見えて仕方がないのです。
しかしてそれもまた各人の霊的学習になっているのだと思っています。
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