毎月勤労統計調査の7月分の確報が出ました。
12ページ左下です。
実質賃金は「プラス0.5%」であり、「速報」の「プラス0.3%」から上方修正です。
ただ先月の「マイナス3.0%」から見ますと挽回しているとは言えません。
今回の実質賃金の上昇は物価によっている点が大きいのではないでしょうか。
CPIは「プラス0.2%」、日銀がターゲットにしているコアCPIは「マイナス0.1%」、コアコアCPIは「プラス0.8%」です。
これで今年のコアCPIは「0.2%→0%→0.2%→0.3%→0.1%→0.1%→0.0%→マイナス0.1%」で推移していることになります。
デフレに逆戻りしています。
2013年4月から開始した異次元の金融緩和から初めてのマイナスです。
これだけ資金を供給しても物価が上がらず、景気も回復しません。
特に物価上昇率は「来年2016年の前半頃」までに「コアCPIをプラス2%」にするという主張は、絶望視されています。
経済成長もマイナスであり、アベノミクスによる「旧三本の矢」は、見事に折れてしまったようです。
これですね。
ソース : 首相官邸
第一の矢 大胆な金融政策
第二の矢 機動的な財政政策
第三の矢 民間投資を喚起する成長戦略
第一の矢である大胆な金融政策で物価は上がらず、第二の矢である機動的な財政政策で膨大な赤字が積み上がり、第三の矢である成長戦略でマイナス成長です。
第一の矢も「お金」、第二の矢も「お金」、第三の矢も「お金」です。
物質宇宙は神の表現体であり、神の神殿です。
神殿において神に祈らず、信仰もせず、悟りもせず、反省もしないで「商売」をやっています。
大宇宙と言う「神殿」で「商売」をしているのを見ている神はどうされると思いますか?
神を信じて生命が進化・向上すればこれを原因として結果あらわれる現象を御利益と言い、これは現代では利益と国益です。
神聖なる神殿で「商売」をすればどうなるか?
神の体(利益と国益)を最上位に置き、目的として生きればどうなるか?
神の心に仕えている神の子達はどうするでしょうか。
そのような悪党を神が繁栄させると思うてか。
それで繁栄するならば、誰も神への信仰などしないでしょう。
悟る必要もなければ、反省する必要もないでしょう。
しなくても繁栄するそうですから、する必要はありませんね。
落ちるところまで落ちていくのでしょう。
「まだまだ落ち沈まねば本当の改心出来ん臣民 沢山あるぞ」富士の巻 第三帖
だそうですから、「お金」が意味する下に向かい、「とことんのとことんまで落ちていく」のでしょう。
そう予言されていますね。
日本国民のみなみな様方に置かれましては、「地獄でご冥福をお祈りしております」
しかして日月神示のこの「臣民」と言う言い方は、天皇に仕える民という意味であり、主権在民という意味での人民ではありません。
「汝、臣民・・・」と言う言い方には反発される方もおられるでしょうね。
実相説では生命の本質である神が永遠の主権者ですから「主権在神」が原則であり、方便説として「主権在民」でしょう。
神が永遠の主権者であることは事実ですが、これのみを主張しますと今後、悟ってもいないのに神の名を語って好き勝手する暴君が出てくる可能性がありますから、セーフティネットとしての方便も必要です。
しかして主権在民のみを言えば、人間独自の王国となり、自我が絶対化されて相対性が主体となり、地獄の創造原理となります。
まさに現代ですね。
どちらも必要なのですが、やはり主は「主権在神」であり、従として「主権在民」でしょうね。
人間は神さまのように善悪は分かりませんが、神の子として自分で善悪の判断を下していかなければならず、それが修行となっています。
たとえその善悪の判断が神の判断とは遠くても、それが修行になっている限り、またそれなくして霊的向上はないわけですから、それは「主権在民」のもと尊重されるべきだと思っています。
神と人は切れず、切ったら実在とはならず、自我となる。
神と人を切って神のみを言えば「主権在神」となり、人のみを言えば「主権在民」となって人間独自の王国となって神と切られ、人類は悪となる。
「主権在神」のみを言えば、悟ってもいないのに神の名を語る暴君や独裁者がでてくる可能性があり、「主権在民」のみを言えば、神なき人間独自の王国となる。
神理は実相即方便、生命即物質ですから「主権在神」即「主権在民」で主従一如が正当な見解のように思います。
海外でもアベノミクスは酷評されています。
「アベノミクスという漫画は失敗作」。ロンドン・シティのアナリストがスペイン紙で指摘
「STAP細胞はありまぁす」
ありませんでした。
神は在るけどSTAP細胞はありませんでした。
貼り付けられたのがイエス、貼り付けたのが小保方、じゃなかった、間違えました。
こちらです。
「アベノミクスという漫画は失敗作」。ロンドン・シティのアナリストがスペイン紙で指摘
アベノミクスは「マンガ」と言われています。
「レーガノミックスをひょいっと取って、ちょこっと変えて、ポポポーンと置いてやるよぉ、いつまでも」
安倍政権は旧三本の矢がへし折れたために「新三本の矢」を発表しました。
第一の矢 強い経済 具体的には名目GDPを600兆円にする
第二の矢 子育て支援 具体的には今の出生率1.4を出生率1.8に上げる
第三の矢 社会保障 具体的には介護離職ゼロを目指す
第二の矢は希望的観測であり、願望に過ぎません。
第三の矢は人口減少下の社会保障費の増加を考えますと、非現実的なものに見えます。
第一の矢はさらに非現実的であり、今の名目GDPは490.8兆円であり、大体110兆円上昇させると言っています。
22.4%もGDPを上げると言っています。
時期は不明確でいつまでとは限定していませんが、安倍政権の任期である2018年までと仮に考えますと、3年で22%以上と言いますと1年で7%以上の経済成長が必要となり、非現実的です。
10年ですと2.2%であり、これを継続しなければなりません。
20年以上も経済停滞している日本が、そうなるとは思えません。
世界的に諸神霊が霊的干渉を加えている現状からは、はっきり言いまして非現実的な目標です。
世界腐敗の原因は「偶像崇拝」であり、利益と国益、自我と快楽と言った神の体を「上」に置き、神の心を「下」に置いた生き方が根本の原因ですから、今までのような繁栄は考えない方がいい。
これは何も日本だけではなく、世界的にもそうなのです。
中央銀行はすべて行き詰っています。
今後もそういった方向と傾向性になるでしょう。
Lovely just what I was searching for.Thanks to the author for taking his time on this one.