「預言者」という言い方は、中東系の神霊の独自の言い回しであり、あの世の人格神から言葉を預かっているという意味あいが強い言葉です。
「メシア」も同じです。
本来「メシア」とは、「救世主」と言う意味ではなく、油を注がれたる者、すなわち「ユダヤ人の王」と言う意味であり、ヘブライ語で「メシア」、ギリシャ語で「キリスト」と言います。
イエス・キリストとは、「ユダヤ人の王・イエス」という意味です。
この「メシア」や「預言者」というのは中東系独特の言葉なのです。
中東ではあの世の人格神から直接言葉を預かっている者を預言者と言っています。
この世の人間が努力と探究を通して直接、大宇宙や自然界に表現されている神の心を読み取り、悟ろうといった意味あいはありません。
通常の真理探究の使徒というのは、大宇宙や自然界という神と直接向き合いますが、中東の預言者はあの世の人格神と向き合っているのです。
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