単体 T

「救世の法」の土台 2 単T

過去行われてきた神の存在証明法の検証です。

カント以後、神の存在証明に関しては色々とありましたが、近代以後は一つの特徴があります。

カント以前は、神の体(物質)から神の心を証明せんとする傾向がありましたが、カント以後は、神の心を直接的に捉えんとした証明法に移っています。

ここでは古い証明法である、「宇宙論的証明」と「物理神学的証明」、そしてカントの説である「道徳的証明」の3つを扱ってみたいと思う。

「宇宙論的証明」とは、万物の因果律から神の存在を証明せんとした証明法です。

古くはアリストテレスに遡り、トマス・アキナスが主張した証明法ですが、物事には原因と結果がある。

従って原因をさかのぼれば、究極の第一原因に到達する。

関連記事

  1. 主客合一の絶体法則 その3つの意味 単T

  2. 掃除 単T

  3. エリュシオン 21 単T

  4. 「本質」とは何か 単T

  5. 「救世の法」の土台 4 単T

  6. 実在の世界観 単T

  7. 神の存在 6 単T

  8. 人間の本性 単T

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
アーカイブ
最近の記事 おすすめ記事