「救世の法」の土台 10 単T

「救世の法」と言う限り、神の存在が中心にくるわけですが、宗教の世界では、この神と言われる存在に非常に多くの多義性があり、これが宗教戦争の原因になったり、神の存在そのものの誤解につながっています。

俗に神々と言われる名称をもった多神教の神と言うのは、全て人格神のことを指しており、本当の宇宙創造の神とは、また違うわけです。

名前のある神とは、全て神に比喩した神、いわゆる方便の神であり、人格神のことを言うわけです。

方便の神とは、「目的」にもならず、「否定」もできず、そして「なくならない」神です。

本当の宇宙創造のゴッドとは、この方便の神を全てその心の中心で統一している存在であり、他の惑星に存在する人格神をも全て統一しています。