Creator's Room

物質宇宙は神の表現体であり、神の体であり、神殿です。

宗教家は、何を勘違いしているのか知りませんが、宇宙が神だという事実すら知らないようです。

宇宙は神の体です。

物質宇宙は神の表現体であり、神の体である : 高橋信次

神を信ずるとか信じないとかいう議論は、全て宇宙が神そのものだという事実を知らない者たちの議論です。

目の前に大宇宙が見えると思います。

これが神の体だと言っているのです。

宇宙が神そのものだという事実を知らないものは、我々の目の前にある大宇宙を一体何だと思っているのでしょう。

宇宙が神だと言っているのです。

従って地球神界最高霊域に住する霊神の共通した悟りの特徴は、「宇宙即我」、宇宙が神だと明確に悟っているものがいる霊域です。

もちろん神の体がある限り、神の心もあるわけです。

これは我々の生命のど真ん中、中心に永遠に着座しております。

これを「神は我と共にあり」といいます。

ソクラテスはこれを「汝自身を知れ」、汝の本質であり、本体である神の心を知れといいました。

従って全ての善を知るとは、神の心を知るということであり、全ての悪を知るとは、神の体を知るということです。

すなわち生命と物質、神の心と神の体、いわゆる大宇宙を知るということです。

大宇宙を知るとは、すべての善悪を神の如く知る唯一の道です。

大宇宙を知るとは、我々の本質を知るということであり、それは「神の如く善悪を知らん」人間の創造です。

全ての善の源は神の心であり、全ての悪の源は神の体です。

物質宇宙は神の所作物ではなく、神の表現である。

大宇宙は神の一大倫理表現であり、この倫理を、俗に真理という。

過去・現在・未来の三世に出現する全ての善悪を永遠に支配している当体です。

神を生命の中心に万人が宿しているという点においてのみ、全宇宙の神の子達は永遠に平等である。

しかもこれ以外に人類に平等はない。

宇宙の果てに行ってもありません。

神においてのみ唯一、人類は平等ですから、ここ以外に平等は存在しない。

すなわち神の存在を否定した場合、人類に平等は永遠になくなる。

平等を信ずることと神を信ずることは、全く同義です。

一般の言う平等は実相の平等を現象の平等にすり替えた物質の平等、はっきり言えば偽物の平等ですから平等とは認められない。

機会の平等も厳密に言って平等ではないし、死の下における平等も平等とはいい難い。

ある者は30代で死に、ある者は50代で死ぬ。

肉体とて一つとして平等の肉体などないし、個性も同一の個性はないがゆえに平等とは言えない。

スピノザがいうように「物心は神の差別相」です。

神の存在を否定した場合、この大宇宙では、平等は一つも存在していない。

神においてのみ大宇宙に生きる神の子たちは永遠に、そして完全に平等である。

例えば偽物の平等とは、一年、時間が経過すれば、人類は等しく1才年を取る、これは平等であると言う。

これを偽物の平等という。

アインシュタイン博士以降、時間と空間は相対的であり、相対的である限り、相対的なもの、いわゆる物質のもとにおける平等などは存在しない。

物質はイコール時空であり、物質のもとにおける平等などは存在しない。

時間のもとにおいても、空間のもとにおいても平等は存在しない。

それは全て相対的です。
我々宇宙に生きる神の子たちにとって平等は永遠に一つしかない。

生命に在中している神の存在のみである。

ここ以外に平等は一つも存在していない。

これ以外は、従って全て差別相である。

神の存在を否定すれば、我々に平等はないということであり、平等がないということは人類共通の価値がないということでもあり、普遍的な価値をすべて失うということです。

神を失うとは、すべてを失う道と同義です。

神においてのみ人類は永遠に平等です。

それはこの地上人間だけのことではありません。

天界・現界・地獄界の総霊人一人残らず、その生命の本質に神を宿しており、天界・現界・地獄界の三千世界の全霊人は、神の下に置いてのみ永遠に平等であるということです。

そしてその神の心に従って各人が自由を行使した時、「真理は汝を自由にせん」、すなわち自由となる。

既存の民主主義の二大概念、「自由と平等」は矛盾しております。

自由も利益と国益を追う自由を自由と言っておりますし、平等も物質と現象にすり替えた平等を言っております。

だから無神論を標榜しながら平等を述べているのです。

こういった矛盾した自由と平等になっております。

そして矛盾は理法上、物質と利益を意味しておりますので人民共通の利益に基づいた国家契約となり、神の体を「天」に置く傲慢を犯すことになる。

自由に扱えば平等がなくなり、平等に扱えば自由がなくなる。

既存の民主主義において矛盾している二大概念、「自由と平等」を統一止揚する存在が「神の存在」です。

そしてこの神は「人民共通の利益」ではなく、「人民共通の永遠の人生の意義」です。

大宇宙は神の学校であり、道場です。

神の善悪とその御心を知らんがために人は永遠を生き、神も大宇宙という学校を創造されました。

真正の自己を知らんがために人は「人生」を生きるように、人類全体も一単位として真正の自己を知るために「歴史」を歩んでいる。

「神約民主論」は、プラトンとアリストテレスの合作です。

彼らが導いてくれたのです。

そしてこの体制を実現するのはプラトンやアリストテレスの上に存在している上位神霊であるゼウス神といわれる神霊です。

これは事実ですのではっきりさせておきたいと思う。

今後の人類も例外なく、誰しも「自由」と「平等」を求めます。

「自由」と「平等」は、人が求める根源的な理念なのです。

これが既存の民主主義では、矛盾しているのです。

今後も人が求める根源的な理念である「自由」と「平等」を正確な理念に戻し、神の存在によって統一止揚した政治体制が「神約民主論」ということです。

この神約民主論が、天界・現界・地獄界の三千世界を根源から改造します。

この政治体制を実現した文明が、今後千年の世界盟主ということです。

地球人類を幸福と真の繁栄に導くでしょう。