経済

ポイント・オブ・ノーリターン

1ドル124円を突破してきました。

随分と急激に沈んでいっておりますが、ドルベースの所得もGDPも減少していくことになる。

2014年度の実質賃金は3・0%減 物価上昇で下落率最大

実質賃金は4年連続で減少中であり、下落率は統計を取り始めた1991年度以降最大の「マイナス3%」でした。

アベノミクスで黄金時代はきそうにありませんね。

神なきものにしてござるから永遠に来るわけありませんけどね。

富や国益という「悪」を追っているうちは、どんどん衰退していくことになる。

何度も言うように神理が「上」、利益は「下」です。

物質宇宙は神の表現体であり、神の体です。

神の心が「上」であり、神の体は「下」です。

正義が「上」であり、利益は「下」なのです。

永遠にそうなっているのです。

かわりゃしないのです。

利益を選択しているのは、「下」をみずから選択しているわけですから、どんどんみずからの選択で下降していくことになる。

アベノミクスで繁栄などあるわけないでしょう。

悪人を繁栄させてどうするの?

お釈迦さんが20数年一貫して下降しているのもこれが理由です。

大如来にして利益を選択すれば、そうなるのですから一般は推して知るべしです。

今年3月の実質賃金も「マイナス2.6%」であり、23ヵ月連続の減少です。

毎月勤労統計調査 平成27年3月分結果速報 厚生労働省

3月の消費者物価指数は消費税増税分2%を除けばプラス0.2%となりました。

消費者物価指数 全国 平成27年(2015年)3月分

インフレ率2%はまだまだですね。

しかして物価上昇率が2%になれば財政破綻になると分かっていてアベノミクスをしているのでしょうか。

20年ぐらい前ならばインフレターゲットも効果があったかもしれませんが、今の政府債務は1000兆円を超えているのですよ。

コアCPIが現実2%になりますと、それ以下の低い金利で金を貸すおかしな人はいませんから長期金利は最低でも3%を超えてくるでしょう。

1000兆円の3%は30兆円であり、償還費を含めますと軽く利払いが40兆円を超えてきます。

税収のほとんどが利払いで消えていくわけであり、予算は組めませんから財政破綻でしょう。

アベノミクスは明らかに財政破綻政策でしょう。

何故これだけの借金を抱えている状況でインフレにしようとするのかな。

理解に苦しみます。

人口減少下で、しかも実質賃金が連続で2年も下落を続け、4年連続で下落している状況で物価だけを上げようとしている。

スタグフレーションで済めばいいですけれども最悪、財政破綻でしょう。

日月神示では「同じこと二度」という予言があります。

1946年の時のように国債が、また紙切れになるのでしょうか。

それが予定でしょうからそうなるのでしょうが、それは天地揺さぶる神の力でそうなると預言されていたはずです。

・・・政府債務1000兆って。豆腐だったらどれだけいいことか。

へい、豆腐1000丁、毎度あり」みたいで中々豆腐屋さんがよろこびそうで。

なんで江戸っ子になるのか知りませんけど。

もう返せないのでしょう。

営業毎旬報告(平成27年5月20日現在)

日銀は現在国債を「284兆9930億2817万7千円」保有しています。

285兆円ですね。

総資産338兆円のうちほとんどが国債になっています。

10日間で5兆円増えています。

当座預金も積み上がっています。

通貨をなくすと言っているわけですから、日銀を狙っていないわけはない。

日銀の保有する国債がすべて紙切れになると思うとゾッとします。

当然、円は暴落するでしょうし、確かに円通貨は消滅するかもしれません。

貿易もできなくなり、自給自足の国になります。

仮に2020年の東京五輪まで日銀が金融緩和を継続していきますと、80兆円×5年で400兆円となり、285兆円と足しますと685兆円の国債を保有することになる。

財政規律もへったくれもない気がしますが、そこまで保有できるのでしょうか。

疑問ですが、オリンピックは開催されるのでしょうか。

追加の金融緩和も噂されています。

3年が限界なのではないか?

単なる予測ですが、GDPを超える額の国債を保有していきますと、格下げや色々な問題が出てきそうです。

2018年は安倍政権の任期であり。福島の問題もハイライトされている頃です。

日銀もGDP500兆円を超える国債を保有しているはずです。

安倍政権の任期中に国債問題が出てくる可能性が高いと思っています。

恐らく後戻りできない地点を過ぎてしまったのでしょう。

関連記事

  1. 人類存亡の「厳戒警報」 IPCC報告書

  2. 日銀はどこまで国債を買えるのか

  3. グレート・アメリカン・エクリプス 再び

  4. パンデミック債

  5. 第三次世界大戦の危機

  6. グレート・アメリカン・エクリプス 再び 2

  7. ジャンク債の金利上昇

  8. 銀行の受難

コメント

  1. Useful info. Fortunate me I discovered your web site
    by accident, and I am shocked why this twist of fate did not
    happened earlier! I bookmarked it.

  2. Great beat ! I would like to apprentice even as you amend
    your website, how can i subscribe for a blog
    website? The account helped me a appropriate deal.
    I have been a little bit familiar of this your broadcast provided bright transparent idea

  3. That is a really good tip especially to those new to the blogosphere.
    Brief but very accurate information… Appreciate your sharing this one.
    A must read article!

  4. Attractive section of content. I just stumbled upon your site and in accession capital to assert that I acquire actually enjoyed account your blog posts. Any way I’ll be subscribing to your augment and even I achievement you access consistently rapidly.

    • g
    • 2020年 6月 16日 3:47am

    We are a gaggle of volunteers and starting a new scheme in our community.

    Your website provided us with valuable info to work on. You have done
    a formidable task and our entire group might be grateful to you.

  1. この記事へのトラックバックはありません。

カレンダー

2024年12月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031 

アーカイブ

最近の記事 おすすめ記事
  1. 2024.12.21

    総括 60
  2. 2024.12.21

    総括 60 単T
  3. 2024.12.18

    総括 59
  1. 2024.12.24

    宗教 Ⅹ