Creator's Room

「マラキの予言」では、現教皇フランシスコ1世が最後の教皇です。

「マラキの予言」は偽書説が有力ですが、112人の教皇の特徴をすべて言い当てた事実を説明することはできません。

偽書でできることかどうかは判然としません。

事実ならばバチカン崩壊となります。

古い世界が終わるということです。

マラキの112番目の教皇予言

「ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。

「ローマびとペトロ、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。

そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。

終わり。」

また歴代のローマ教皇はみな「ファティマ第三の予言」を読んでいるはずであり、その内容も知っているはずです。

実際、その内容は公表されていないために推測する以外にはありませんが、マラキ最後の予言と対比させますと、

「ローマ教皇を含むキリスト教関係者たちの集団が、半ば廃墟と化した大きな街を通り過ぎる。

彼らは険しい山に登り、その頂きにある十字架にひれ伏す。

ローマ教皇と司教や司祭、修道士、修道女、さまざまな地位や立場にある多くの信徒たちが、一団の兵士によって次々に殺される」ファティマ第三の予言

このファティマの予言は、マラキの最後の予言である、

「ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。

ローマびとペトロ、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。」

の部分と符合します。

マラキの予言にある、

「7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。

終わり。」

これも本当のファティマの予言かは分かりませんけれども、

「火と煙が地球上を覆い、海の水まで、沸々と煮え返ります。

この異常な現象によって、地上にあるもの、水中にあるもの、空にあるものまで破壊されてしまうでしょう。

人類は9分の7が死に絶えてしまうでしょう。

だが、死者はまだ幸いです。

生き残った者は、死ねなかったことを激しく悔み、死者をうらやむほどの苦痛と苦悩にさらされる」

マラキの「恐るべき審判が下る」という部分と、これも見事に符合します。

この事実を歴代の教皇はみな知っていたとしたら?

フランシスコ1世の不可解な言動も説明できます。

ベネディクト16世、2013年2月11日、今月28日に退位を表明

この2月11日にサンピエトロ寺院に「ゼウスの雷」が落ちました。

それからおよそひと月後の2013年3月19日、教皇の権威の象徴である「漁師の指輪」をはめて教皇に就任します。

新ローマ法王、「最も貧しく、弱き者を抱擁する」 就任式で誓う

就任後、ローマ教皇フランシスコ1世はメキシコのテレビ放送とのインタビューにおいて、

「自身の法王の在位期間は4年から5年、ひょっとしたら3年から2年と短くなるように感じる」

と語りました。

法王フランシスコの“予感”と使命

自身の在位期間を最短2年から最長でも5年と述べています。

「2015年から2018年までに退位」するだろうと感じているようです。

フランシスコ1世就任、約1年3ヵ月後の2014年6月13日、

フランシスコ・ローマ教皇は、もうじき世界経済が崩壊すると警告

「6月13日付けのハフィントン・ポスト紙のインタビューで、フランシスコ・ローマ教皇は、もうじき世界経済が崩壊すると警告した」

「教皇は、お金を崇め、戦争を行うことで成り立つ経済は不平等と若者の失業者を増やし、これ以上維持ができない。

我々は良くないシステムを維持しようとする世代の人々を全て排除している」

「教皇は、我々はもはや持続不可能な経済システム(戦争を起こすことで経済を維持する大国の経済システム)を維持する世代の人々を排除する」

「我々は武器を製造し販売することで経済を維持している」

「その結果、偶像崇拝の経済のバランスシート(お金を崇拝する経済の下で人間を生贄にする巨大な世界経済)が整理されることになる」

偶像崇拝経済のバランスシートが整理されることになる。

すなわち資本主義は崩壊する。

富を最上位に置いた偶像崇拝経済の行き着く先には、武器を製造・販売することで経済を維持しようとする人間が出てくる。

それが戦争を生み、多くの人間が殺しあう原因になっている。

これは持続不可能な経済システムであって、整理されなければならない。

物質宇宙は神の表現体であり、神の聖地です。

神の心（正義）が上、神の体（富）は下です。

資本主義は神の体（富）を上にして、神の心（正義）を下にしている。

フランシスコ1世は、これが我々の世界で「戦争」を生んでいると言っています。

大宇宙たる神御自身の御心と反した経済システムは、持続性がなく、幸福もない。

神の心と逆を行く経済システムは、整理されなければならない。

世界経済の崩壊を警告した後、教皇は体調不良で公務を3回欠席しました。

ローマ法王、体調不良で公務欠席　「健康問題はない」とバチカン

教皇が世界経済の崩壊を警告してから丁度3ヵ月後の9月13日、イスラム国（Isis)がバチカンと欧州各国に宣戦布告をしました。

「イスラム国はローマ法王も標的に」　イラク大使が警告

同時期、フランシスコ1世は世界経済の崩壊から、次に第三次世界大戦の警告を発しました。

ローマ法王　第三次大戦はすでに始まった

「戦争は神が創造した最も素晴らしものを破壊する」

「戦争はイデオロギーによってよく正当化されるが、実際のところ戦争は常に誰かの強い欲望や権力志向の結果である」

「2つの世界大戦後のこんにちでさえ、地域紛争、大量虐殺、人間の殺害、その他の侵略者やテロリストたちの犯罪の中で行われていることを第三次大戦であると述べることができる」

富（神の体）を最上位に置いた経済システムは、必然的に互いを殺し合う戦争を生む。

従って資本主義の目的と目指している行く末には、必ず戦争がある。

だから第三次世界大戦を警告することになる。

第三次世界大戦を通して、偶像崇拝経済のバランスシートは整理されることになる。

神理が善、利益が悪であり、富を選択して、それを目的として追えば、その先には戦争が待っている。

戦争を通して富を最上位に置いた偶像崇拝経済のバランスシートは整理され、負債と資産のバランスが取れることになる。

作用は反作用に等しい。

偶像崇拝経済を選択する内は、戦争からは逃れられない。

戦争を通して人類は自己の負債と資産のバランスを取っていくであろう。

しかしてそれは「世の終わり」であり、すべての終わりである。

バチカンも崩壊し、世界経済も崩壊し、世界大戦が起こるとしたら、それは宗教・政治・経済の崩壊であり、地球単位のフレミングとなる。

富を選択し、最上位に置いたシステムは、最後には人類自身の集団自殺となって、世界は人民寺院となる。

神の体、すなわち利益と国益を追うものを「カルト」と言い、「カルト」は必ず集団自殺をする。

ジム・ジョーンズとは誰であろうか。

そう現代のジム・ジョーンズとは、神の体のことを指す。

神の体、すなわち物質を拝めば、人類はみずからの選択で死ぬことになる。

エマソンは、だから「富は必ず我々を裏切るものである」と警告し、中東では、神の体を上に置く「偶像崇拝」を厳しく禁止してきた。

今回は、その極北を見るであろう。